こんにちは、T島です。
ソロキャンデビューする際、「どんな道具がいるんだろう?」と疑問を持つ人が多いと思います。
僕の周りでもキャンプを始める友人が増えていて、「どんな道具がいるの?」「これ買おうと思うんだけど、どう思う?」といった質問をよく受けます。
今回は、ソロキャンプを始めたい初心者の方に向けて「ソロキャンプ道具の揃え方【こんな買い方はもったいない】」というテーマで書いていきます。
記事の内容
- 失敗しないソロキャンプ道具の揃え方
- ソロキャンプ初心者におすすめの道具
これからソロキャンプを始めるあなたが、無駄なく道具を揃えられるようお手伝いができれば嬉しく思いますヽ(´▽`)/
失敗しないソロキャンプ道具の揃え方

キャンプ道具のリサーチを始める前に、頭の片隅に入れておくべき事があります。
最初から高くて良い道具を集めすぎない
これ、ほんと大事。
なぜなら、最初は自分がどんなキャンプスタイルが好きか分からないから。
ネットでリサーチすると、キャンプ道具についての知識はすぐに増えていきます。
でも、実際にキャンプをしてみない事には、自分がどんなスタイルのキャンプが好きになっていくのかは検討もつきません。
ネットで評判が良い高価な道具を買ったはいいけど、「やべ、これオレには合わない(°_°)」ってなったら勿体無いです。
キャンプスタイルが変わるとキャンプ道具も変わる
上記の後悔は、僕も痛いほど経験済みです。
たくさん道具を買って快適なソロキャンプデビューを果たす
→便利な道具をあまり使わない「ブッシュクラフト」というスタイルが好きになる
僕はそんな感じでスタイルが変わりました。初期に集めた10万円以上のキャンプ道具を無駄にしております(笑えない)。
具体例をいくつか挙げてみます。
- 高いけどデザイン重視でテーブル購入→デザインよりコンパクトさ重視のテーブルに変更
- 高いけど居住性の良いテント購入→タープ1枚でタープ泊にハマる
- シングルバーナー2台購入(最初の1台が気に入らなかったため)→焚き火で調理するようになりバーナー不要
こんな感じで、最初に集めた色んな道具を使わなくなってしまいました。
・・・書いているだけで「もったいねー(ー ー;)」と後悔の念がハンパないです、、、
最初は手軽に集められる道具でまずキャンプに行ってみる
そんな経験から、最初から高価な良い道具を選ぶのはあまりオススメしません。
- 安くてそこそこ評判が良いものを買ってみる
- 周りの人から借りれそうなものは借りる
- 家にある使えそうなものを使う
- レンタル用品を使ってみる
といった方法でソロキャンプデビューしてみましょう。
参考記事:【安上がり】キャンパーの僕がおすすめするキャンプ用品レンタルサービス3選

ソロキャンプ初心者におすすめの道具

前置きが長くなりましたが、ここからソロキャンプで必要な道具をみていきます。
ここまで書いてきた考え方に基づき、おすすめとして挙げる商品はコスパが良いものを選んでおります。
ソロキャンプ初心者におすすめの道具:宿泊・リビング系
まずはキャンプ場で過ごしたり寝泊まりするために必要なものからです。
テント
キャンプをするなら必需品ですね。上をみたらキリがないですが、1万円ちょっとの物でも十分寝泊まりできます。
中でもコールマン ツーリングドームST 1~2人用はリーズナブルでありながら評判もよく、ソロキャンプの定番テントとして有名です。
僕も使ったことがありますが、「1万ちょいでこんなに良い物が買えるのか」と感心しました。
一人の使用で荷物も入れるにはちょうど良い大きさです。
グランドシート
テントの底部分が汚れたり傷ついたりするのを防ぐため、グランドシートを敷きます。
メーカー物のグランドシートも売られていますが、ブルーシートやレジャーシートを使っても問題ありません。
上記のコールマンのテントならこのくらいの大きさの物が合いそうです。
なお、ブルーシートやレジャーシートを使う場合は、雨水が入り込まないようにテントの底面積より少し小さめに折って使いましょう。
寝袋
安くて品質が良い寝袋がたくさん売られています。
真冬も使うなら良質なダウンシュラフが欲しいところですが、春から秋くらいなら安い寝袋でOK。
この寝袋はサラサラとした肌触りが心地よく、コンパクトに収納できるのでおすすめ。
ちなみに、僕はこの寝袋で1年中過ごしましたが、さすがに冬は寒すぎました(笑)
参考記事:安い寝袋で1年を通して宿泊できるか【キャンプ実体験】

まくら
まくらは、着替えやタオルで代用する事もできるので、買うのは後回しでいいと思います。
買うなら、個人的には空気を入れて膨らますよりもクッションタイプのものがおすすめ。
参考記事:キャンプ用まくら選び【サーマレスト コンプレッシブルピローを購入】

マット
テントの中で寝るとはいえ、下はゴツゴツした地面なのでマットはあった方がいいです。
安いマットでも十分使えます。キャプテンスタッグのマットは2,000円弱でありながら高評価で定番品。
僕はこのマットを3年ほど使い続けています。
チェア
チェアも1,000円台のものがたくさん売られているので、それでキャンプに行ってみるのがおすすめ。
そのうち、自分にはどれくらいの高さが合いそうか、または地べたスタイルの方がいいのかなど分かってくると思うので、良いチェアを買うならそれからでいいと思います。
参考記事:【スノーピーク ローチェア30 】快適な座り心地を求めるならこのチェアだ【レビュー】

参考記事:【究極ロースタイルキャンプ】地べたスタイルの快適さ

テーブル
テーブルも今やアルミのロールテーブルがたくさん出ています。チェアと同じく1,000円台で購入できます。
こういったテーブルを持っておけば、もし後々もっといいテーブルを買ったとしても、サブテーブルとして使うことができます。
僕もこれ系のテーブルを常に車に積んでいます。
参考記事:ソロキャンプ用テーブル、どれにする?【失敗しない選び方】

ランタン
夜の明かりとしてランタンは必須となります。
ガソリンランタンやガスランタンなど様々な種類がありますが、はじめは手軽なLEDランタンがおすすめです。
参考記事:キャンプ用ランタンの種類と選び方

ソロキャンプ初心者におすすめの道具:調理・食事系
続いてはキャンプの大きな楽しみのひとつ、「キャンプ飯」に関する道具です。
クッカー
キャンプで料理に使う鍋類をクッカーまたはコッヘルなんて言います。
ぶっちゃけ、最初は家で使っている鍋や100均の物で十分だと思います。
そのうち「こんな形が使いやすそうだな」とか「よく鍋物を作るから大きめの鍋がいいな」とか、自分にあうクッカーが分かってきます。
とりあえず買っておきたいという人は、スノーピークのクッカーが意外と安いのでおすすめ。
僕は家にあった鍋やフライパンででキャンプを始めた後に、納得がいくクッカーを選びなおしました。
参考記事:【ユニフレーム 山クッカー レビュー】3点セットでフライパンが優秀な角形クッカー

シングルバーナー
クッカーを使って調理をするなら、バーナーも必要になります(クッカーを炭や焚き火にかけるなら不要)。
家にカセットコンロがある場合は、まずはそれを持って行ってみましょう。
買うなら、定番で信頼性の高いこちらがおすすめ。
参考記事:【ソロキャンプ】シングルバーナーの失敗しない選び方

グリル
BBQグリルを選ぶなら、焚き火台も兼用できる物がおすすめ。1台2役なのでコスパ◎です。
こちらはグリルと焚き火台を兼ねている上に、リーズナブルで収納サイズがコンパクトなのでおすすめ。
ソロキャンパーに大人気のB-6君もいいですが、少し値段が上がります。

クーラーボックス
食料や飲み物を入れておくためにはクーラーボックスが必須です。
ソロキャンプならそこまで大きなものは必要ないと思います。
また、「保冷力◯日継続!」とか「全面に断熱パネル使用」などの高めのものもありますが、1泊2日くらいならあまり気にしなくてOKです。
おすすめはこちら。
僕はこれの色違いを使っていますが、ソロの1泊2日では容量も保冷力も十分です。
参考記事:【ソロキャンプ向け】クーラーボックスを選ぼう【失敗談あり】

食器類・ナイフ・まな板
調理や食事に関する小物類は、まずは100均でも十分です。
そのうち「コップは保冷力が欲しいから良いものにしよう」となってくるかもしれないし、逆に「飲み物は缶のまま飲むからコップいらん」となるかもしれません。
持っておくとしたら、シェラカップがひとつあると、皿にもカップにもなって便利です。
ソロキャンプに必要な道具:消耗品
最後に必要な消耗品を挙げておくので、キャンプに出かける前にチェックしてみてください。
- 炭・薪
- 洗い物用品(洗剤・スポンジなど)
- ライター・着火剤
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- アルミホイル
- 虫除け(スプレー・蚊取り線香など)
- ゴミ袋
最初は色々忘れ物をして、キャンプ場について萎えることがよくあります。笑
出発前によく確認しておきましょう。
ソロキャンプ道具の揃え方・必要な道具:まとめ
今回は「失敗しないソロキャンプ道具の揃え方【こんな買い方はもったいない】」について書いてきました。
要点をまとめると以下の通りです。
最初から高い道具を集めると後悔するかもなので、、、
- 安くてそこそこ評判が良いものを買ってみる
- 周りの人から借りれそうなものは借りる
- 家にある使えそうなものを使う
- レンタル用品を使ってみる
記事中ではコスパが良いおすすめの道具を紹介してきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
僕みたいにあれこれ無駄な道具を買って後悔しないよう、まずは実際に何度かキャンプをしてみて、自分に合う道具を見つけていってくださいねm(__)m
それでは!