登山でノースフェイスのフラッシュドライを着始めて2年が経ちました。
夏の服装に悩んで色々試した結果、最終的に落ち着いたのがロングスリーブのフラッシュドライ。快適な着心地で気に入っています。
本記事では、僕がフラッシュドライを購入した経緯と、2年間使ってみての感想をまとめます。
夏でも長袖を着る理由
春〜秋の間ずっと着ようと思って、長袖のフラッシュドライを選びました。夏でも長袖を着ようと思った理由は次の2つです。
①汗対策
はじめはユニクロのスポーツタイプTシャツで登山していましたが、汗をかくとベチョベチョになって肌に張り付くのが不快でした。
そこでモンベルのウィックロンクールTシャツを買ってみたら、汗をかいても肌離れが良くすごく快適!登山メーカーのウェアってすごいなと感動しました。
ただ、汗だくになる真夏は、Tシャツを着ている胴体は快適でも腕の汗が気になっていました。水滴になってダラダラと腕を流れる感覚がなんか嫌。
長袖なら腕の汗を吸ってくれそうだなと思い、長袖を試してみることに。
②日焼け対策
半袖だと腕の日焼け止めが欠かせません。ですが、腕時計を外して、汗を拭いてクリームを塗り直すのがすごく面倒。
長袖なら着ているだけで日焼け対策できて、クリームを塗らなくて済みます。
アームカバーは微妙だった
汗と日焼け問題は解決できても、夏の長袖は暑そうで不安。そこでとりあえず、モンベルのアームカバーを購入。アームカバーなら、暑すぎる時や日陰を歩く時は外しておけます。
何度か使ってみての感想はこんな感じ。
- 付けっぱなしでも思ったほど暑くない
- 二の腕のゴムの締め付けが気になる
- つけるだけで日焼け対策できるのが楽
- 腕を流れる汗の不快感が解消された
暑さは思っていたほどでもなく、ハイキング中はあまり外さずに付けっぱなし。それなら長袖で良さそうだなと思えました。ゴムの締め付けも、長袖にすれば解消できます。
汗と日焼けのストレスはしっかり解消されて、やっぱり腕まで覆われているのはいい感じ。
長袖にすれば半袖とアームカバーで気になったこと全部が解決するじゃん!ということで、やっと長袖を購入。
フラッシュドライをチョイス
登山用品店で探していちばんしっくりきたのが、ノースフェイスのロングスリーブフラッシュドライでした。
- 生地が立体的で肌離れが良さそう
- ポケット付きでスマホを入れられる
- デザインと色が好み
これらの理由でフラッシュドライを選択。機能面で同じような商品はあると思うんですが、デザインが好きなのでついノースフェイスを選びがちです。
シンプルなクルーネックと悩んだけれど、暑いときに胸元を開けられるのが良さそうでジップタイプにしました。
ノースフェイス フラッシュドライのレビュー
速乾性も着心地にも満足。サイズは身長171cm・体重57kgの体型でSサイズがちょうどいいです。
立体的で肌離れが良い
ニット構造のおかげで肌との接触面が少なく、ベタつきにくいです。
モンベルのウィックロンクールもそうでしたが、こういったしっかり立体感のある、肌にペッタリくっつかない生地が好きです。
吸汗速乾性
やっぱり登山用の速乾ウェアってすごいなーという感想。
軽く汗をかくくらいだとすぐ乾いてくれます。肌面は水分を保持しない繊維らしいので、ドライな状態で快適。
さすがに真夏の汗だく状態で蒸発が追いつかなければ濡れた感じにはなります。でも休憩していればすぐ乾き始めてくれるし、まあいっかという感じ。
試しにミレーのドライナミックメッシュを下に着たこともありましたが、それだと暑すぎてすぐにやめました。
ジップでなくクルーにすればよかった
夏に涼しそうなジップタイプを選びましたが、チェストストラップを閉めると全開にしにくいし、あまり意味なかったかなと思います。
クルーネックの方が重ね着の時もベースレイヤーにできて、年中使えたなぁ、、と若干後悔。春秋はシャツを着るので、その下に着たかったです。
買い替えの時期がきたら、次はクルーネックにします。
UVカット
UVカット率は90%以上。日焼け止めクリームを塗らずに着ていますが、日焼けは気になりません。
その年のモデルによってカット率が違うようなので、気にする方は調べてみてください。
ポケット
ジップタイプにはポケットがついていて、スマホを入れられて便利そうだと思っていました。しかし、入れると重くなるし汗で濡れちゃうので結局あまり使わず。
※現行モデルはポケットの位置が胸になっています。
登山中にスマホをしまうにはやっぱりNESTOUT Trekkingがいちばん。ノールックかつワンタッチで付け外しできるのがすごく楽です。
年中使える快適ウェア
散々悩んだ登山の服装でしたが、長袖フラッシュドライに満足しています。汗でベチャベチャだった頃の登山と比べてかなり快適になりました。
ベタつかないとか吸汗速乾とかUVカットとか、最初はなんでもいいと思ってたけど、服装の違いで快適度が変わるものだなと改めて思いました。
次はボロボロになってきた安物タイツを考え直したいところ。おしまい。