
本記事では、そんな疑問を解消できたらと思います。
ソロキャンプ用クーラーボックスの選び方

クーラーボックス選びで悩むポイントは、概ね以下の感じではないでしょうか。
- ハードタイプとソフトタイプ、どっちがいい?
- 容量はどれくらいを選ぶべき?
- 素材は気にした方がいいの?
この3点について、順番に書いていきます。
クーラーボックス選びの悩み①:ハードかソフトか

クーラーボックスはハードタイプとソフトタイプに大別できますが、どちらも使ってみて感じたそれぞれの特徴は下記の通りです。
ハードクーラー
保冷力については後で触れるので、とりあえずそれ以外の特徴です。
- 開け閉めしやすい
- 頑丈で安心
- 持ちやすい
- 洗いやすい
ハードクーラーは片手で開け閉めできるものが多くて楽です。ソフトクーラーだとジッパータイプが多くて、開け閉めする時に両手を使うんですよね。

そしてハードは、ガッチリしてるから多少適当に運んでも中身は安心。中身が重くなってもソフトみたいにグニャッと変形することもなく、持ち運びしやすいです。
汚れたら水をバーっとかけて洗いやすいのも、ハードクーラーの利点だと感じてます。
ソフトクーラー
- コンパクトに畳める
- 食料、飲み物を入れやすい
ソフトクーラーは空になったら畳んで収納できるから、荷物にならず片付けが楽です。

ハードは空になってもサイズはそのまま。持てば片手が塞がっちゃいます。
食料や飲み物を入れる時は、ソフトクーラーなら多少押し広げられます。ハードだと「ギリ入らない!」みたいな場面でも、ソフトならスッキリ収納できて助かります。

保冷力の違い
一般的にソフトよりハードの方が保冷力があると言われますよね。実際にどちらも使ってみて、確かにその通りだなぁと感じています。
ハードなら、安物でもある程度厚い断熱材が入っているから、一泊くらいは十分。僕も友人も2〜3千円台のハードクーラーを使ってますが、いつも2日目の朝になっても氷が残っています。
ソフトはピンキリで、安いペラッペラなやつは保冷力は弱いし、しっかりした断熱材が入っていればハードクーラー並みの保冷力のものもあります。
僕はデザインだけ重視してクオリティの低いソフトクーラーを選んでしまい、後悔したことがあります(*_*)
以上のことから、ハードクーラーなら安めでも十分だと思うし、ソフトクーラーは物によるのでレビューなどを参考に選ぶのがおすすめです。
クーラーボックス選びの悩み②:サイズ
色んなサイズのクーラーボックスが売られていますが、1泊2日のソロキャンプの場合は15Lくらいあれば十分だと思います。
僕は16QTのクーラーボックスを使っていますが、1泊2日で3食分の食料・飲み物を入れて十分足りるくらいです。
▼このくらいの大きさです

※ちなみに、クーラーボックスではよく「QT(クォート)」という単位が使われますが、「1QT=約0.95L」です。若干の違いですね。
あと、サイズを決める時に覚えておいて欲しい事があります。
「どのくらい入るか」を重視しがちですが、「たくさん入れると重くなる」事も忘れずに。
大きなクーラーボックスを選んだは良いけれど、食料と飲み物をたっぷり入れたら重くて運ぶのが大変ってことになりかねません。程よいサイズを2つ使う方が便利かもです。
クーラーボックス選びの悩み③:素材
発砲スチロール、発砲ウレタン、真空パネルとか色々あるけど、正直そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。
安めのクーラーボックスでも、しっかり氷や保冷剤を入れれば一泊は余裕。(やっすいソフトクーラーは保たないものもあるので注意)
大抵は一泊でキャンプする人が多いと思うので、最高級の保冷力とか必要ないと思うんですよね。2泊以上するよ〜って場合でも、途中で新しい氷を入れればOK。
僕自身、最初は「◯日間◯℃をキープ!」みたいな売り文句で高い真空パネルに憧れたけど、買わなくてよかったなと今は思います。
ソロキャンプにおすすめのクーラーボックス3つ

15L程度で保冷力も安心な、個人的におすすめの3つのクーラーボックスを紹介します。
STANLEY クーラーボックス 15.1L
実際に使ったことはないけど、いちばん欲しかったクーラーボックスがこれ。ヒロシさんが使っているのをみてカッコいいなぁと思ってました。
友達が買って使ってるんですが、やっぱりかっこいいし、保冷力もバッチリ。
価格はちょい高めだけど、他のクーラーボックスにはない無骨でカッコいい感じがたまらないです。
他に欲しい道具があってこれは断念しちゃったけど、こうやってみるとやっぱりカッコよくて欲しくなっちゃいます、、
Coleman エクスカーションクーラー 16QT
結局、僕が買ったのはこちら。気に入った点を挙げておきます。
- 1泊2日のキャンプで保冷力に問題なし
- ソロにはちょうど良い大きさ
- 安い
凍らせたペットボトルは、2日目を迎えても溶けきりません。
参考までに、僕がこのクーラーボックスに入れるのはだいたい以下の内容。このくらいなら余裕で入ります。
- 1Lペットボトルに水を凍らせて2つ
- 500mlの飲み物1本
- 350mlのお酒4〜5本、
- 肉1〜2パック
- 野菜(だいたいレタス半玉)
- 冷凍食品(チャーハンや餃子)
- チーズなどのつまみ系
飲み物だけ入れてみた感じ▼

価格はスタンダードな青、赤なら3千円ほど。カーキやオリーブなど、ちょっといけてる色でも4千円。
スタンレーの方が圧倒的にかっこいいけど、性能面では特に不満なく、かれこれ4〜5年使っています。
THERMOS ソフトクーラー 15L
僕はこの5Lタイプを使っています。ずっとハードクーラーを使ってきましたが、荷物のコンパクト化を考えてソフトタイプのこちらを購入。
- コンパクトに畳める
- 十分な保冷力
- 安い
この3点がお気に入りポイントです。
帰りは畳んでコンパクトに収納できるし、ペットボトルに凍らせた水が2日目の朝もキンキンに冷えてるくらいの保冷力があります。
5Lで1,500円、15Lは2千円ほどとコスパもバッチリ。一つ持っておくと、夏の買い物とか外出時に何気に便利で出番多め。

ソロキャンプ用クーラーボックス選び:まとめ
以上、ソロキャンプ用クーラーボックスの選び方やおすすめを書いてきました。ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。
- 開け閉めしやすく、持ちやすくて洗いやすい、頑丈なハードタイプ
- 中身を詰め込みやすく、収納時はコンパクトなソフトタイプ
- 保冷力はハードは安めでも安心、ソフトはピンキリ
- ソロなら15Lあれば十分
- 1泊なら素材にこだわらなくていい
お気に入りのクーラーボックスをゲットして、キャンプ場でキンキンに冷えたビールを飲みましょう!
クーラーボックス選びについての解説動画
動画でも解説しました。