6年ほど前からバックパックスタイルでキャンプするようになり、すごく身軽で移動や準備・片付けも楽になって、より気軽にキャンプを楽しめるようになりました。
今回は、実際に使って「いいな」と感じた4つのリュックについてレビューしようと思います。リュック選びやバックパックスタイルのキャンプを始める際の参考になれば嬉しいです。
キャンプにおすすめのバックパック4選
次の4つについて紹介していきます(タップで好きなところから見れます)。
①:DD Bergen Rucksack
最初に購入したのが、DD Bergen Rucksack。DDタープやハンモックでおなじみのDD hammocksのリュック。
今は多くのミリタリー系リュックが売られていますが、キャンプブーム前はあまり見当たらず、探して見つけたものは高価な軍用のものが多かったです。
そんな中でDD Bergen Rucksackは1万円台、さらにサイドバッグやアクションバッグも付属することに惹かれ、購入しました。
サイドバッグとアクションバッグ
付け外しも可能なサイドバッグとアクションバッグが付属。本体と合わせると全部で55Lになるので、ある程度コンパクトな道具を揃えればこれひとつでキャンプに行けます。
アクションバックは外してウエストポーチにできます。ナイフやノコギリを入れて薪探しに行ったり、ペグとハンマーを入れてテント設営するのに便利。
ひとつ微妙な点が、取り外しに手間取ること。マジックテープをループに通すとき、引っかかって面倒です。頻繁に脱着する人にはストレスかも。
ループが多く外付けしやすい
ループがたくさんついているため、カラビナやベルトなどで荷物を取り付けられます。
斧を引っ掛けられるのもお気に入りポイント。斧は収納に困るので、外付けしやすいのは助かります。
ビニールで汚れにくい
内部はビニール素材で汚れても拭き取りやすいです。
リュック内で卵が割れてしまった時、ビニールのおかげで簡単に掃除できました。卵はちゃんとケースに入れないとダメですね。
DD Bergen Rucksack 詳細レビュー
②:サイバトロン 3P タクティカル
比較的リーズナブルなのに使いやすく、バックパックキャンプデビューにもおすすめなのがサイバトロンのタクティカル3P。
ヒロシさんの愛用品として紹介されて以来、すっかり人気のリュックになりましたね。
180度開くメインポケット
メインポケットはガバッと開くので、旅行用キャリーケースのようにパッキングできます。家での準備やキャンプ場での片付けがとにかく楽。
ノーマルなリュックと違って、下の方に詰めた道具でも取り出しやすいです。キャンプ場についてからガバッと広げておくと、道具探しに手間取りません。
サイドバッグの取り外しが簡単
サイドバッグはバックルとフックで簡単に付け外しできます。僕は泊まりの時は付けて、日帰りでは外しています。
サイドバッグはネイチャーハイクの寝袋がすっぽり入るサイズ。500mlのペットボトルだと7本入りました。
上下に大型荷物を付けられる
リュックの上下には長めのループがついており、マットなど大きめの荷物を簡単に固定できます。
荷物が多くて中に入りきらない時に、ぱぱっと外側に取り付けて出かけています。
コスパ抜群
価格は約9,000円と、他のリュックに比べたらかなり安め。それでいて使いやすく、生地も厚くて丈夫。
今回紹介するリュックの中でいちばんコスパが良いと思っています。
サイバトロン 3P タクティカル 詳細レビュー
より詳しいレビューは下記をご覧ください。
③:Karrimor SF Predator30
カリマーはイギリス発のアウトドアブランド。元々バッグメーカーだった事もあり、タフで多機能なバックパックが人気。
中でもSFシリーズは特殊部隊のために開発されたモデルで、機能とデザイン性を備えた高機能バッグです。
とにかくカッコいい!
個人的にはドンピシャで、とにかくカッコいいデザイン。ミリタリーで無骨なリュックはゴツくなりがちだけど、Predatorはスマートです。
僕はオリーブを選びましたが、コヨーテもかっこよくて最後の最後まで悩みました。
小さめだけど意外と入る
サイズは30Lではあるんですが、上部が袋状になっているのでもっと多くの荷物を詰め込めます。
左右には長いベルトがついていて、大型の荷物を取り付けられます。テントやマットをつけるとこんな感じ。
DD Bergen Rucksackやサイバトロンと比べると容量は少ないけど、大型道具の外付けがしやすい分、意外と困りませんでした。
自由にカスタマイズできる
MOLLEシステム(正面とサイドにあるループ)により別売のポケットやカラビナを装着可能。自分好みにカスタマイズしていけます。
純正のポーチが色々発売されているのはカリマーならでは。容量が足りなければ外付けポケットで拡張するのもオリジナル感が出て楽しそう。
Karrimor SF Predator30の詳細レビュー
④:Karrimor SF Sabre30
Predator30と同じ同じく、Sabre30もカリマーSFのバックパック。
Predator30よりもミリタリー色が抑えられており、シンプルなデザインが好みの人におすすめ。
シーンを選ばないデザイン
ミリタリー系リュックでありながら、普段使いでも浮かないスマートなデザイン。シンプルな色を選べばタウンユースもできます。
ミリタリー色が強すぎるとキャンプでしか使えなかったりするので、いろんな用途で使えるのはその分コスパも良いです。僕はキャンプや普段使い、旅行まで幅広いシーンで使ってきました。
丈夫で防水性のある素材
生地は丈夫な600デニールのナイロンで、ワイルドスタイルのキャンプでもガンガン使えます。内側は防水性があり、多少濡れても安心。
外付けも可能
サイドや下部のループで外付けもできます。
サイドはベルトが1本なので、2本のPredatorには固定力が劣ります。付けるならマットなど軽めなものが良さそうです。
Karrimor SF Sabre30の詳細レビュー
バックパックスタイルのキャンプは楽
おすすめバックパックの紹介を終えたところで、バックパックでキャンプに行くことの魅力について書いてみます。
バックパックスタイルは面倒事が減る
大荷物のキャンプだと、家での準備や車への積み込み、キャンプサイトへの搬入など、とにかく手間がかかります。
バックパックにある程度の荷物を詰め込むと手で持つ道具は少なくなり、移動やキャンプ場での準備が楽だし時短にもなります。
全ての道具を入れられたら、もはや手には何も持たなくて良くなり本当に手軽です。
キャリーワゴンでのキャンプはキツかった話
僕はバックパックを使い始める前、荷物を簡単に運ぶためにコールマンのアウトドアワゴンを使っていました。
「これあればめっちゃ荷物運べるじゃん!」と思って買ったものの
- ワゴン自体が10kgあり車への積み下ろしがキツイ
- キャンプ場は土の道や段差が多くワゴンを引くのが疲れる
という理由で使わなくなってしまいました。
もちろん、人数が多くて大荷物になるキャンプではあると助かる場面も多いですが、ソロの場合は逆にしんどいことが判明。
バックパックにしたらキャンプが楽になった
そこで、先ほど紹介したDD Bergen Rucksackを使い始めたところ
- 車から荷物を下ろしてワゴンに載せ替えるという手間がない
- 駐車場からサイトまでワゴンを引かなくていい
という楽さにびっくり。かなりの時間短縮にもなりました。
荷物のミニマム化は必須
リュックに荷物を詰め込むので、もちろん多すぎては入りきりません。
ある程度コンパクトな道具を選んだり、あまり使わないものは持っていかないという決断も必要です。
「コンパクトで簡単にキャンプがしたい」という人には向いていますが、「フル装備で快適キャンプが好き」という人には向かないかもしれません。
とはいえ、この記事をここまで読んでくれたあなたは、おそらく「リュックでキャンプに行きたい!」と考えていますよね。
だとしたら、リュックでキャンプに行った時の「うわ、めっちゃ手軽で楽じゃん!」という感動は大きいはずです( ´ ▽ ` )
キャンプにおすすめのリュック:まとめ
以上、おすすめリュックと、リュックでキャンプに行くことのメリットを紹介してきました。
リュックひとつでキャンプに行くようになると「準備がめんどい」というキャンプの欠点がなくなり、手軽に楽しめるようになります。
お気に入りのリュックで手軽なキャンプを楽しんでください(`_´)ゞ
それでは!
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