こんにちは、Tシマです。
今回は、サイバトロンのバックパックが気になっている方に向けてレビューを書いていきます。
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この記事を書いている僕は、ソロキャンプやブッシュクラフトにはバックパックで出かけておりまして、今まで4つのバックパックを使ってきました。
最近は人気上昇中のサイバトロンのバックパックを使っているので、詳細をレビューします!
サイバトロン バックパックのレビューとパッキング例
結論から言うと、キャンプですごく使いやすいバックパックだと感じています。
レビューと同時に、実際のパッキングのイメージが湧きやすいように僕の収納例を載せておきます。
「自分の道具ならどれを入れられるかな?」と考えながら見てもらえると分かりやすいと思います。
(知らん道具ばっかりでイメージできん!ってなったらすみませんm(__)m)
スペック
最初にさらっとスペックを書いておきます。
- 本体:48×27×27cm
- サイドバッグ:35×15×10cm
- 容量:37リットル+サイドバック
- 生地:防水の900デニール
※サイドバッグはデータがないので自己採寸
※ジッパーとピンホールは耐水性なし
数字で言われてもパッとしないかもですが、全部でこれくらい入ります!(マット、カップ、斧、ハンモックベルトは外付けなので中には入れておりません)
このくらい入れて、若干隙間があるかなってところ。
収納スペースは、サイドバッグ2つも含めて6つのスペースに分かれております。
それぞれを簡単に説明します。
サイドバッグ×2
本体両側についているサイドバッグは、4箇所のバックルと上部のフックで簡単に脱着可能です。
中には、身近なもので言えば500mlのペットボトルが7本入りました(逆に分かりにくいですかね笑)。
サイドバックに収納できたもの
- 寝袋(Naturehike)
- 枕(サーマレスト)
僕はピッタリサイズの2点を収納しています。
ダウンシュラフや、暖かい時期用のコンパクトな化繊シュラフなら、すっぽり入っちゃうと思います。
メインポケット
メインポケットはこの部分。
下までジッパーを下ろすことができ、パカッと180度開くことができます。
こんなに開くので、パッキングにはとても便利。
メインポケットに収納できたもの
- ハンモック(DDハンモック)
- タープ(DDタープ3m×3m)
- 焚き火台(ピコグリル398)
- コンパクトテーブル(フィールドホッパー)
一番大きなポケットなので、シェルター類など大き目の道具を詰め込みました。
※画像では一見入らなそうですが、ハンモックとタープは押せばしぼむので入りました。
タープ、ハンモック、焚き火台、テーブルを入れて、まだ上の方に余裕があり、大容量です。テントも、コンパクトな物ならパッキングできそうです。
本体ポケット(大)
メインポケットの外側にもう1つ大きなポケットがついています。
こちらもガパッと開くことができます。メインポケットよりちょっと小さいくらいで、結構な道具を詰め込めます。
本体ポケット(大)に収納できたもの
- ケトル (イーグルプロダクツ 1.5L)
- クッカー(ユニフレーム 山クッカー角型)
- シングルバーナー(SOTO ST-310)
- ガス缶
- 小物入れ2つ(調味料など)
クッカーやバーナーなど、主に調理で使う道具を入れてます。
※見えていませんが、奥にケトルと小物入れ1つが入っています。
クッカーセットに加えて1.5Lのケトル、さらにバーナーやガス缶も入るので、かなりの収納力です。
本体ポケット(中)
本体の外側下段に中くらいのポケットがついています。
それなりの大きさがあるので、大き目の小物類(どっちやねん)なんかを収納できます。
本体ポケット(中)に収納できたもの
- ノコギリ(シルキー ゴムボーイ 24cm)
- ナイフ(モーラ・ナイフ)
- 小物入れ(火起こし道具)
- ロープ
- 手袋
外側にあって出し入れしやすいポケットなので、フィールドに着いて最初に使う道具を入れています。
本体ポケット(小)
本体の外側上段は、小さなポケットになっています。
小物入れにぴったりなサイズです。
本体ポケット(小)に収納できたもの
- ランタン(スノーピーク たねほおずき)
- ポケットティッシュ
- ウェットティッシュ
- 虫除けスプレー
こちらも出し入れしやすいポケットなので、使用頻度が高いティッシュなどを入れています。
各収納スペースについてはこんなところです。6つのポケットに分かれているので、道具の仕分けがしやすく助かります。
サイバトロンバックパックのメリット
次に、サイバトロンのバックパックを使ってみて感じたメリットとデメリットを見ていきます。まずメリットが、下記の3つです。
メリット①:サイドバッグの脱着が簡単
個人的にはこれがめちゃくちゃありがたいです。
バックルとフックをカチっと外せばいいだけ。いらない時はすぐに取ることができます。
毎回使う道具が変わるという人にとっては、サイドバッグが必要な場合と不要な場合があると思います。
荷物が多ければ必要だし、少なければいりませんよね。
僕の場合、テント泊をする時はテントをサイドバッグの位置に取り付けたいので、サイドバッグは外さなければいけません。
そういった時に脱着が簡単だととても助かります。
メリット②:メインポケットへの収納がしやすい
ポケットの説明にも書きましたが、メインポケットは180度開くことができます。
キャンプ場でここまで広げることは少ないと思いますが、家でパッキングする時はパカッと開くとめっちゃ収納しやすいです。
一度全部パッキングしてからやり直したくなった場合も、いちいち奥のものを引っ張り出さなくてOK。
パカッと開いて配置を変えるだけで簡単に済ませられます。
メリット③:バックパック上下に道具を取り付けられる
バックパックの上下に荷物が取り付けられるベルトがついています。
マットやブランケットをバックパック周りに取り付けている人も多いと思いますが、それが簡単にできちゃいます。
自分で別売りのベルトを用意する必要がなくて助かります。
サイバトロンバックパックのデメリット
続いて、次の2点はデメリットに感じる人がいそうだと感じました。
デメリット①:人によっては細分化されたポケットは不便かも
ポケットが6つあると説明しましたが、人によってはまとまって大きなポケットの方がいいかもしれません。
特に、メインポケットとポケット(大)の部分。
大型の道具がある人は、「1つの大きなスペースなら入るのに、2つに分かれているから入らない、、、」となるかも。
まあ、ここは人によりますね。僕の場合は分かれている方がかなり使いやすく感じます。大きな道具は外のベルトで取り付ければいいかなーと思ってます。
デメリット②:背負い心地の良さは期待しない方がいい
デメリットとまでは言えませんが、背負い心地は可もなく不可もなくといったところ。
背中への接着面と肩のベルトは、メッシュ素材で通気性とクッション性があります。でも、背中にぴったりフィットするかと言えば微妙です。
とはいえ、これは僕が今まで登山用バックパックを使ってきたから感じる事だと思います。
登山用だと、背中にぴったりフィットする上に腰ベルトを締めるとバックパックの重さが分散され、びっくりするくらい軽く感じます。
「登山用と比べんな!」と言われたらほんとその通りなので、「普通の背負い心地なんだな」と思ってもらえれば大丈夫です。
更新情報:動画でもレビューしました
サイバトロン バックパックとDD Bergen Rucksackの比較
サイバトロンと似たバックパックとして、DD Bergen Rucksackが気になる人もいるかと思います。
どちらも使用経験があるので、比較してみます。
サイバトロンの方が良いと思うポイント
- サイドパックの脱着が簡単
- メインポケットへの収納がしやすい(180度開く)
- バックパック上下に道具を取り付けられる
先ほど挙げたメリットの部分そのままなのですが、これらはDDには当てはまりません。
DDの場合は以下の通り。
- サイドパックの脱着→たくさんのループを通すため面倒
- メインポケットへの収納→普通のリュックのように上から詰め込む
- バックパック上下に道具を取り付けられる→別途ベルトを用意すれば可能
DDの方が良いと思うポイント
- メインポケットが大きい
- アクションバッグが使える
サイバトロンと違い、DDは本体の収納スペースが小分けされていないので、大きな道具であっても入れやすいです。
そして、本体下部についている大きめのポケット「アクションバッグ」は、取り外し可能で単体で使うことができます。
僕はキャンプ場で木を集める時にノコギリやナイフを入れてウエストポーチとして使っています。
上記の2点はDD Bergen Rucksackの強みかなと思います。
DD Bergen Rucksackについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
サイバトロン バックパックレビューまとめ
長くなってしまったので、最後にサイバトロンのメリットとデメリットだけをまとめておきます。
メリット
- サイドパックの脱着が簡単
- メインポケットへの収納がしやすい
- バックパック上下に道具を取り付けられる
デメリット
- 人によっては細分化されたポケットは不便かも
- 背負い心地の良さは期待しない方がいい→「可もなく不可もなく」ってくらい
総合的にみて、完成度が高くて使いやすいバックパックだと思います。
これでいて8,000円はコスパ良すぎな気がします、、、
さいごに
バックパックひとつでキャンプに行くのは身軽でとっても楽ちんです。
僕は一度バックパックキャンプをしてみたら、あまりの楽さにそれ以降はずっとバックパックでキャンプに行っています。
お手軽キャンプのお供に、ぜひサイバトロンを検討してみてください!
それでは!