クッカー

【キャンプ・登山のカトラリー】コンパクトな5つを比べて分かったこと

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お気に入りカトラリー、「ゴーバイトクリック」を無くしてしまい、他のスプーンやフォークを試してみました。

今まであまり深く考えたことのないカトラリーですが、使い比べることで「こんな時はコレが使いやすいな」とか「このタイプは好きじゃないな」など色々な気付きがありました。

今回は5種類のカトラリーそれぞれの使用感をまとめた上で、気付いたことや使い分けについて書いてみます。

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コンパクトなカトラリー5選

使ってみたカトラリーは下記の5つ。金属が擦れる音が苦手なので全て樹脂製です。

human gear ゴーバイトUNO

  • 長さ:16.5cm
  • 重さ:15g

折りたためないので他の4つと比べてコンパクトとは言えないけど、細部までこだわられていて使いやすくお気に入り。

スプーンは丸ではなく直線的な形で、クッカーについたスープやカレーなどを綺麗にすくいやすいです。おかげでクッカーを洗うのが楽。

フォークの両脇は薄く削られていて簡易ナイフとして使えます。肉を切れるほどではないけど、ホットケーキとか柔らかいものを切り分けるときに便利。

なんとも言えない「しっくりくる感」があるなと思ったら、両端の角度は緻密に計算されているらしいです。

「人工工学に基づき〜」とかってあまり信じないんですが、これは本当かもって思えました。気に入り過ぎてUNOは家用にして毎日のように使っています。

human gear ゴーバイトCLICK

  • 長さ:16cm(収納時11cm)
  • 重さ:27g

UNOがスプーンとフォーク別々に分かれ、さらに短く収納できるようになったタイプ。スプーンの形や簡易ナイフはUNOと同じでめちゃくちゃ使いやすいです。

スライド式なのが特徴で、折りたたみ式と違って片手で簡単に伸縮できます。もう片方の手にクッカーを持っている時とか、いちいち置かなくていいのが楽。

ゴーバイトシリーズは下記の記事で細かくレビューしているので、気になった方は見てみてください。

お気に入りカトラリー「ゴーバイト」をレビュー【こだわりが凄い】ゴーバイトは、シンプルな中にこだわりが詰まったカトラリーです。使いやすく、人にも環境にも優しい。5種類あるので、スタイルに合わせて選べます。...

MSR スポーク

  • 長さ:20cm(収納時11.7cm)
  • 重さ:12g

CLICKのフォークを無くしてしまい、買い直そうか悩みつつどうせなら他を試そうと思って購入。

長さがあるので深型クッカーやアルファ米の袋で食べやすいのはグッド。

先割れ型ならスプーンとフォークが一本で済むと思いましたが、スプーンとしてもフォークとしても中途半端な感じがして個人的には使いにくかったです。先割れでなく普通のスプーンとフォークもあるのでそっちの方が良さそう。

モンベル フォールディングスポーク

  • 長さ:20cm(収納時11cm)
  • 重さ:11g

先割れ型にどうしても慣れないので、スプーンとフォーク別々のタイプに戻すことに。折り畳みもできるモンベルのスポークを購入。385円と他より半額以下の安さで驚きました。

ゴーバイトみたいな細部の感動はないけど、スプーンフォークが一本にまとまっている、かつ折り畳めるのは楽だし収納性も良いですね。

ただ、耐久性は疑問。三回目に使おうと思ったらロック部分が割れていました。

普通に使っていたつもりなので何故かは分かりません。ハズレを引いたのかな🤔

GSI フォールディングスポーク

  • 長さ:15.5cm(収納時8.9cm)
  • 重さ:15.4g

モンベルのスポークが壊れたのと、少し前からエバニューの400mlカップに入るものを探していたこともあり使い始めたのがGSI。

先割れスプーンは好みじゃないけど、このサイズでスプーンやフォークが分かれているものは見つけられませんでした。

今回登場する5つの中でいちばんコンパクトです。

さらに、OD缶の底面の窪みに入る形だから、コンパクトさと相まって収納性は抜群。ミニクッカーを使う時はこれをセットで使っています。

ゴーバイトCLICKを再購入

あれこれ使ったけどゴーバイトの使い心地が忘れられなかったのと、最近使い始めた750mlのクッカーにぴったり収まることに気付いて結局CLICKを再購入。

やはりゴーバイトがいちばんしっくりきます。

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コンパクトなカトラリーを使い比べての気付き

無駄にカトラリーを買いすぎたと反省。でもいろいろな気付きがありました。

先割れスプーンは使いにくい

フォークとしては深く刺せないし麺類もあまり引っかからず食べにくい。スプーンとしては綺麗に食べ切るのが難しい。

スプーンとフォークを一本で済ませるられるのがメリットだと思っていたけど、それならUNOやモンベルみたいなタイプでいいし、、先割れタイプの使いどきっていつなんだろう🤔

軽量コンパクトならモンベルタイプ

モンベルみたいな1本でスプーンとフォークが独立、かつ折りたたみ型がいちばん無駄がないですね。

スプーンとフォークを別々に2本持つと持ち手のパーツが増えるし、単純に2つより1つの方が嵩張りません。


↑モンベルの形が変なのは試しに切っちゃったからです

作り的にゴーバイトが好きなので今はCLICKを使っていますが、便利なのはモンベルのような形だと感じています。

結局シンプルが使いやすい

いちばん使いやすいのは、スプーンとフォークが一本になっていて折りたたみ式でないシンプルな形。ゴーバイトUNOタイプです。

スプーンとフォークが1本にまとまっているし、接続部がなく汚れがたまりません。折りたたみ式だと接続部にカレーやラーメンの油などが残りやすく拭き取るのが手間です。

コンパクトさには欠けるけど、無理にクッカーの中にしまうのでなければ問題なし。

というわけで僕の中では、750ポットを使う時はピッタリ収まるゴーバイトCLICKだけど、それ以外の時はゴーバイトUNOを使うようになりました。

いやーまさかカトラリーについてここまで考えるとは思いませんでした。どなたかの参考になっていれば嬉しく思います。

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