こんにちは、Tシマです。
7年前にキャンプを始めて以来、色々なクッカーを使ってきましたが、ここ数年はエバニューのクッカーばかり使っています。
今回は僕が使ってきたエバニュー製クッカーについて、どんなところが気に入っているかや、選んだ理由などをまとめてみます。
- エバニューのクッカーは良いって聞くけど、どれを選べばいいかな
- 実際に使っている人のリアルな感想を知りたい
そんなあなたの参考になれば嬉しいです。
エバニューのクッカーおすすめ4選
エバニューは登山やキャンプの道具を色々扱っている日本のメーカー。
個人的には、軽くて使いやすいクッカーを探すといつもエバニューに行き着くから「エバニューすごっ(°_°)」っていう印象を持っています。
これまで実際に使ってきて気に入っている、4つのエバニュー製クッカー
- チタンマグポット500
- アルミクッカー900FD
- UL/ALUナベ700
- U.L. Pot 900
について、紹介していきます。
チタンマグポット500
スペックはざっくり下記。
- サイズ:直径97×深さ87mm
- 容量:550ml
- 質量:75g
- 素材:チタン
チタンマグポット500のおすすめポイントは、2つあります。
ソロの湯沸かしに最適
チタンマグポット500を中心に、ミニマムな湯沸かしセットを組めます。
エバニューのチタンアルコールストーブと専用スタンドと組み合わせると、合計わずか161g。この3つはセット販売もされています。
純正品のセットなだけあって、ポットとアルストスタンドはピッタリはまる形状。
燃料ボトルと着火具も一緒に入れておけば、これだけでお湯を沸かせるミニマムセットになります。
アルストじゃなくても、110サイズのOD缶とP-115などの小型バーナーでも入るみたい。僕が使っているP-153ウルトラバーナーは入りません。
お湯を注ぎやすい
注ぎ口の形状と蓋にある小さな空気穴のおかげか、お湯を細く綺麗に注げます。コーヒーを淹れる時もストレスなし。
注ぎ口の形状ってどのクッカーも大差なく見えるけど、全然細く注げずにドボドボ滴り落ちるクッカーもあるんですよね。
カップ麺とかコーヒーにお湯を注ぐ機会が多い人は、細くそ注げるクッカーがおすすめ。
チタンマグポット500を選んだ理由
僕はアルストデビューを機に、先述の「ポット・アルスト・スタンドの3点セット」が良さそうだったので選びました。
アルストってかなりの種類がありますよね。五徳とクッカーも然りで、それぞれを大量の選択肢から選ぶのって大変だなーと思っているときにこのセットを発見。
純正のセットだから綺麗に重ねて収納できるし、使用時もポットとスタンドがしっかりはまったりと、便利に使えてます。ソロキャンプや登山の相棒になりました。
アルミクッカー900FD
スペックは以下の通り。
- サイズ:直径11cm×深さ10.2cm
- 容量:900ml
- 素材:アルミニウム
- 質量:本体122g、フタ65g
アルミクッカーFD900の気に入っているポイントは、下記の条件が揃っていることです。
- アルミ製
- フタがフライパンとして使える
- 持ち手が横に長い
- 軽量
アルミ製だからうまく炊飯できるし、蓋がフライパンとしても使えるからおかず作りも可(コーティングがないからくっつきにくいものに限る)。
持ち手は本体上部にあり、横に長いおかげで熱くなりにくいです。これ、地味だけど個人的には重要な要素だと感じてます。
そして187gと軽量です。
アルミクッカー900FDを選んだ理由
一見なんの変哲もないアルミクッカーだけど、上記の条件が揃っているものを探したらこのクッカーに絞られたので購入しました。
900のクッカーって色々あるけれど、持ち手が熱くなりやすかったり、コーティングのためか重かったり、フタがフライパンにならないものも多いです。
チタンマグポット500と一緒に使うために、それらの条件が揃っているものがいいなと考えてようやく見つけたのがアルミクッカー900FDです。
スタッキングとかも考えまくって、めちゃくちゃ使い倒してきたので愛着があります。
UL/ALUナベ700
スペックは下記です。
- サイズ:直径121×深さ60mm
- 容量:700ml
- 質量:106g
- 素材:アルミニウム(ハンドル:ステンレス)
- コーティング:チタンプラズマ加工
UL/ALUナベ700のおすすめポイントは、次の通り。
チタンプラズマコーティングでくっつかない
コーティングされているクッカーは調理してもくっつかないし、使用後はサッと拭くだけで綺麗になるから、使っていてすごく楽。
体感では感じにくいけど、通常の吹付コーティングより薄く均一で皮膜強度が強く、人体に安全性が高いチタンコーティングってのも特徴です。
絶妙な700mlサイズ
700mlって、一人で使うにはちょうどいい大きさだと感じています。
900mlとか1Lのクッカーだと、1合の米を炊いたりとか、お湯を沸かしたりするのにちょっと大きいな〜っていうサイズ感なんですよね。
かといって500mlとか小さめだと、湯沸かしだけなら十分だけど調理するには小さかったり。
中間の700mlだと、ソロでキャンプや登山をするには過不足ない絶妙なサイズです。
UL/ALUナベ700を選んだ理由
僕がこのクッカーを選んだのは、浅型でコーティングされており、良いサイズ感のクッカーを求めていたからです。
先述のアルミクッカー900を使っていて、浅型の方が火を無駄なく当てられるし、食事しやすいと感じることもありました。深型の方が収納性は良いんですけどね。
そして、コーティングありの方が楽なことと、もう少し小さなサイズでいいと思っていたところ、店頭で偶然見つけたUL/ALUナベ700に「これじゃん!」とテンションが上がって購入。
次に紹介するULポット900とセットで使っています。
U.L. Pot 900
スペックは下記です。
- サイズ:直径136 x 深さ64mm
- 容量:900ml
- 質量:115g
- 素材:チタン
ULポットのお気に入りポイントは次の通りです。
UL/ALUナベ700とペアで使える
ULポット900には、UL/ALUナベ700がピッタリフィットします。
さらに、UL/ALUナベ700はフタが別売りなんですが、ULポット900のフタが同じサイズで使えちゃう。エバニューとしてもセットで使わせたいのかな?
UL/ALUナベ700で炊飯、ULポット900で汁物を作る、みたいな使い方が便利です。
0.3mmチタンで超軽量&高速沸騰
0.3mmの極薄チタンだから、900mlフタ付きで115gの軽さ。0.3mmの超薄板を絞り上げるのは、エバニューだけの技術なんだとか。
薄いおかげで熱も伝わりやすくて、すぐにお湯が沸きます。底面積が広いことも相まって、他のクッカーと比較したら結構な差でした。
細部の作りが丁寧
ハンドルがブラブラせずに固定されたり
お湯を細く注ぎやすかったり
細かい部分が丁寧に作られているのは、さすが燕三条産という感じ。こういう細かいところがお粗末だと毎回の使用が地味にストレスなんですよね〜
ULポット900を選んだ理由
ULポット900は吟味して選んだわけではなくて、UL/ALUナベ700と最適な組み合わせだったことを理由に決めました。
でも実際に使ってみたら、上記の通り良いなぁと思うポイントが多く、単体で使うことも多いです。
特に登山の時は、ULポット900とバーナーを持って登り、ラーメンとコーヒー用のお湯を一気に沸かすことが多くなりました。
二人で使うにも十分な大きさだから、使えるシーンが多くて気に入っています。
というわけで、今回は以上です。
クッカーは、アウトドアでほぼ毎回使う道具だと思います。使用頻度が高い道具ほど、ストレスなく使えるものを選んだ方が充実した時間を過ごせると思うので、ぜひお気に入りの一品を探してみてください。
本記事がクッカー選びの参考になれば嬉しいです。