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【DDハンモック レビュー】種類や設営方法、タープの張り方も解説

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  • DDハンモックってどんな種類があるの?
  • 設営方法や他に必要なものも知りたい
  • DDタープも合わせて使いたいな

そんな疑問にお答えします。

DDハンモックは今や大人気の商品ですが、種類や設営方法など、購入前に悩むことが色々あると思います。

僕自身、2018年にDDハンモックを購入した際、種類で悩んだり、初設営では分からないことが多く不恰好になってしまったことを覚えています。

そんな経験を踏まえ、本記事では、DDハンモックの種類や設営方法を解説していきます。5分ほどお付き合いください( ´ ▽ ` )

DDハンモックは全部で11種類ある

DD Hammocks Japan の公式ページには、11種類のハンモックが揃っています。
色やサイズ違いを除けば、実質7種類。

大きく分けて「蚊帳あり」と「蚊帳なし」に分類できます。

蚊帳あり

  • DD Frontline Hammock
  • DD Travel Hammock
  • DD SuperLight Jungle Hammock
  • DD Nest Hammock

蚊帳なし

  • DD SuperLight Hammock
  • DD Camping Hammock
  • DD Chill Out Hammock

日本版のホームページでは詳しい解説がないものもあるので、本家であるスコットランドのページも確認した上で、特徴をまとめてみます。

DD Frontline Hammock

多分、日本で使っている人がいちばん多いのがフロントラインハンモックだと思います。Amazonレビューもダントツで多いですしね。ちなみに、僕が使っているのもこれ。

特徴は、下記です。

  • 通気性のあるポリエステル生地
  • アンダーブランケット(別売)装着で寒い時期も快適
  • 幅60cmのポールで広げる広い蚊帳スペース
  • 蚊帳前後にジッパー付きで素早く出入りできる
  • 蚊帳不要の場合は巻き上げるか畳んだまま使用可

暑くても蒸れないし、寒くてもアンダーブランケットで快適。蚊帳は広げても畳んだままでも使えるので、融通がききます。

僕は、日中は蚊帳を畳んだままくつろいで、寝る時に蚊帳を立ち上げることが多いです。

フロントラインハンモックはバリエーションあり

サイズ、重量、柄の違いなどがあります。

DD Travel Hammock / Bivy

トラベルも人気のハンモックで、フロントラインとはまた違った特徴があります。

  • 防水性のある生地
  • 木が立ってなくても地面に設営可能
  • 幅60cmのポールで広げる広い蚊帳スペース
  • 蚊帳前後にジッパー付きで素早く出入りできる
  • 蚊帳不要の場合は巻き上げるか畳んだまま使用可

水を通さない生地なので、地面に直接設営して、ビビィみたいに使うことができます。
「木がないと設営できない」というハンモックの不安点を解消してくれますね。

下記動画の後半で、地面での使用が解説されています。

蚊帳についての特徴はフロントラインと同じで、広々していて簡単に出入りできるみたいです。

DD SuperLight Jungle Hammock


必要なもの全てが備わった、最高級のキャンピングシステムというのがスーパーライトジャングル。

  • 蚊帳の外側に防水素材のレイヤーを追加
  • 蚊帳、防水レイヤーともに完全に取り外し可能
  • 湾曲したポールでより広い蚊帳内のスペース
  • 高さ調整しやすい「Whoopie Suspension」が付属
  • Travel Hammock同様、地面に設営可能

テントで言うフライシートが付いている感じですね。上にタープを張る必要なしです。

蚊帳を立ち上げるポールがフロントラインやトラベルとは異なり、中がより広くなっています。

「Whoopie Suspension」はハンモックと木を結ぶスリングで、ハンモックの高さを簡単に調整できます。他の種類のハンモックだと、別で買う必要があります。

なんかもう、「ハンモックとしても使えるテント」みたいな感じ。最高級と言われるだけあります。

DD Nest Hammock

いちばんミリタリー感があるのがネストハンモック。

  • フロントラインハンモック同様の設計
  • 蚊帳部分はネットでなく底部分と同じ生地

フロントラインの蚊帳をネットじゃなくしたバージョン(覗き窓だけネット生地)。カモフラ柄の生地で覆われるので、完全に森に溶け込むハンモックです。

ぶっちゃけ、そこまで森に溶け込みたいことってある?とか思っちゃうくらい、尖ったアイデアですね(°_°)

DD SuperLight Hammock

  • 超軽量でポケットサイズ
  • Whoopie Suspension付属
  • 蚊帳なし

日本版ホームページでは270gで「世界最軽量」とありますが、スコットランドのホームページだと350gで「世界最軽量」の文字もありません。

サイズは同じなんですが、、、理由は把握できませんでしたm(__)m

軽量で、木に吊るした時に高さ調節が簡単なWhoopie Suspensionが付属しています。

DD Camping Hammock

最適な快適さと耐久性の、シンプルなハンモック。

蚊帳はついていませんが、日本のホームページには中に入っている画像があります。
マットを挟むため二枚重ねになっている生地の間に入ってるのかな?

実際に使う時は、蚊帳内はポールで立ち上げられているわけではないので、あまり快適ではなさそうな気がしますね( ˙-˙ )

寝泊まりするわけでなく、シンプルにハンモックとして使いたい人に向いていそうです。

DD Chill Out Hammock

キャンピングハンモックよりもさらにシンプルで、生地が二重にはなっていないタイプです。

寒い時期でない限り、二重の生地の間にマットを挟むような使い方はしないと思うので、暖かい時期しか使わない人には十分ですね。

DDハンモックのメリットとデメリット

フロントラインハンモックを使っての感想になりますが、他の種類でも当てはまることが多いと思いますので、参考にしてみてください。

僕が感じているメリットが5つ、デメリットは2つあります。

メリット①:余裕のある耐荷重量で安心

種類により異なりますが、いちばん軽くても100kg、最大で150kgの耐荷重量です。人気のフロントラインハンモックは125kg。

ハンモックに寝ると「落ちないかな」と不安になりがちですが、余裕のある耐荷重量と、信頼できるハンモックメーカーであることが安心に繋がります。

メリット②:荷物がコンパクトになる

テントに比べて、荷物がコンパクトになる場合が多いと思います。
タープと合わせてもテントよりかなり小さかったりするんですよね。

僕は「バックパックひとつでキャンプしたいなぁ」と思った時、テントをやめてハンモック+タープにしたことで実現できました。

特に「SuperLight」とつく種類は、その名の通り軽くて小さいです。

メリット③:自然に溶け込む自然な色合い

DD Hammocksのハンモックやタープは落ち着いた色で、自然の中で浮かないんですよね。ゆったり落ち着いたキャンプがしたい人にはぴったりだと思います。

派手な色が好きな人は、フロントラインやチルアウトなら、オレンジやブルーを選択できます。

メリット④:蚊帳と一体型で虫が気にならない

蚊帳がついたタイプを選べば、蚊やアブが多い時期でも安心して寝られます。
ハンモック独特の浮遊感を味わいつつ、テントのように快適に過ごせるのが嬉しいです。

メリット⑤:夏は涼しく冬は雪に背をつけなくていい

夏は通気性が高い上に、宙に浮いているわけなので風がすごく心地良いです。

冬はタープで囲んだり、マットを敷いたり、アンダーブランケットを装着すれば保温性が上がります。何より浮いているので、雪の冷気を直に受けずに済みます。

デメリット①:設営場所が限られる

木が程よい感覚で2本立っている必要があるので、場所選びで悩むことがあります。

ただ、どうしても場所がなければ地面に設営することもできるので、極端に心配することはないかもです。

トラベルやジャングルといった防水タイプじゃなくても、グランドシートを敷けば問題なしですよ。

デメリット②:寝心地は好き嫌いあり

ハンモックで寝るのが気持ち良いし楽と感じる人もいれば、寝返りが打ちにくく腰が少し曲がった状態になるのがキツイ人もいると思います。

正直、僕は地面に寝る方が好きです(・・;)
でも昼は、ハンモックに揺られて過ごしたい…

そう悩んで行き着いた答えが、上記の動画のように「夜寝る時は地面に下ろす」という方法でした。同じく悩んでいる人は、ぜひ試してみてください(`_´)ゞ

DDフロントラインハンモックの設営方法

続いて、設営方法について見ていきましょう。
フロントラインを使っていますが、他のハンモックも同じ部分が多いと思います。

必要な道具

DDハンモック本体の他に揃えておくといい道具は、以下の4つです。

  1. ベルト・カラビナ
  2. タープ
  3. ポール
  4. ロープ
  5. ペグ

①ベルト・カラビナ

ハンモックを設営する際は、木にハンモックを結びつけなければなりません。

ハンモックのロープを直接木に結んでもいいのですが、それだと長さを調節する際はいちいち結び直さなければならず、かなりの手間になります。(詳しくは後述の設営手順で)

専用のベルトを準備しておけば、ちょうどいい長さとなるところにカラビナをつければそれでOK。設営がかなり楽になります!

ベルトとカラビナのセットがお手頃価格で売られているので、ハンモックと一緒に準備しておくのがおすすめ。

※ハンモック用でないベルトやカラビナを用意する時は、対荷重量がしっかりしているものを選ばないとケガに繋がるので要注意。

②DDタープ

もちろんハンモック単体で使っても問題ないのですが、タープを張れば周囲の視線を遮る事ができる上に、雨が降ってきても安心です。

僕が使っているのは3m×3mですが、ハンモックをギリギリ覆えるサイズ。

雨の時も安心して使いたい人は3.5mか4mの方がおすすめです。

③ポール

タープを跳ね上げる際にポールが必要です。落ちている枝を使うなら不要ですが、そうでない場合は用意しておきましょう。

木目調のポールだとDDハンモックとDDタープの雰囲気にぴったりです。

④ロープ

タープを張る時はロープが必要です。

僕はホームセンターで売られていた物を使っていますが、風でタープがあおられた時に切れたことが2回あります。

丈夫で見た目も良いパラコードの方がおすすめです。

⑤ペグ

タープを張るにはペグも必要ですね。
僕は丈夫さより軽さ重視派です。

ハンモックの設営手順

それでは、具体的な設営手順をみていきましょう!
(登場する結び方が分からない場合、こちらの動画を参考にしてみてください)

手順①:2本の木にベルトを取り付け

ちょうどいい間隔の2本の木を見つけたら、ベルトをくくりつけます。
高さは、目線〜身長くらいが目安。

ベルトのちょうどいい長さのところにカラビナを取り付けます。

最初のうちはどこら辺に付ければいいか分からないと思いますが、とりあえず適当な位置でOK。

多分思ったより沈み込んで低くなってしまうので、そしたらもっと上になるようにカラビナを付け直します。

ハンモック用のベルトを買っておかないと、このように長さが合わない時にいちいちハンモックのロープを結び直さなければなりません。

手順②: ベルトとハンモックをつなぐ

ベルトに取り付けたカラビナに、ハンモックのロープを結びます。
僕は簡単で頑丈なもやい結びをすることが多いです。

③蚊帳を広げる

蚊帳を広げるための短い棒とゴム紐が付属しています。

蚊帳の頭と足のあたりにスリーブがあるので、棒を通します。

スリーブに付いている輪っかにゴム紐を通して、ハンモックとベルトを繋いだカラビナか木に結びつければ、蚊帳が広がります。

ハンモックの設営はこれだなので、慣れればあっという間です。
DDタープも合わせて張る場合は、ハンモックの上にタープを張っていきます。

手順④:ロープを張ってタープを被せる

木のハンモックベルトを結んだ部分より上に、タープ用のロープを結びます。
ピンと張るには、トラッカーズヒッチという結び方がおすすめです。

ロープの上にタープを被せ、ずれないように固定します。
プルージックという結び方がおすすめです。


プルージックで結んだ短いロープとタープを枝などで繋いで

ピンと張ります。

最初はプルージックなんて結び方は知らなかったので、適当な結び方でタープを固定していました。それだと、引っ張ると簡単に動いちゃうんですよね。

対策はないか調べてみて、プルージックノットを試してみたら全くズレなくなりました。ロープワークの大切さと凄さを身に染みて感じました!

簡単でとっても役立つので、ぜひ覚えてみてください。

手順④:タープをペグダウン&跳ね上げ

タープの片側を地面にペグで固定し、反対側はポールなどを使って跳ね上げます。

これで完成。

寒い時期は寝るときに跳ね上げた方も閉じて寝ます。いわゆるAフレームという張り方ですね。

最初はスムーズにいかないかもですが、数回くり返すうちにすぐ慣れちゃいます!

まとめ:DDハンモックで快適なキャンプを

本記事では、DDハンモックの種類やレビュー、張り方についてまとめてきました。

あれこれ書きましたが、とにかく、ハンモックに揺られて焚き火を眺めたり、読書したり、コーヒーを飲んだりする時間は最高に気持ち良いです!

荷物がコンパクトになったり、夏も冬も快適だったりとメリットも多いので、気になっている人にはぜひ体験してもらえればと思います。

※追記(2019/6/27)

動画でもDDハンモックの設営方法についてまとめましたので、よろしければご覧ください!

それでは!

DDハンモック7種

設営におすすめの道具

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POSTED COMMENT

  1. Keialfa より:

    はじめまして🍀
    ハンモック泊は未だですが、昼寝のハンモックはしています✨快適♪
    っで、テネシーハンモックが良いけど少しお高いので、このDD ハンモックに目をつけ物色中です👌。
    入り方は、テネシーハンモックのように下から(カンガルーの袋の様に❗)入るのですか?
    通常のハンモックの様に上から入り、うまく蚊除けネット出来るものなのですか(一人で❗)?💦
    宜しくお願い致します。
    少し涼しくなれば低山にハンモックキャンプに行こうと思います🐤…。

  2. tsm_1031 より:

    @Keialfaさん
    はじめまして!
    コメントありがとうございます!
    蚊帳についてこの記事の設営手順に書き忘れてしまっていてすみません😓
    ハンモックを木に結びつけた後、蚊帳の端もゴム紐で結びつけるんです。
    そうすると蚊帳の中に空間ができます💡
    記事の最後の4枚くらいの写真で、ハンモックの上の黒い部分が蚊帳です!
    1人で簡単に設営できますよ!
    そしてハンモックと蚊帳の境目がジッパーになっているので、そこを開けて中に入ります。ヘネシーハンモックのように下からではなく、横から入るイメージですね🤔
    中に入ったらジッパーを閉めるだけです。
    文字だと分かりづらくなっちゃってすみません。そのうち蚊帳の張り方も記事に追加しておきます😅

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