こんにちは、Tシマ(@t_shima1031)です。
冬キャンプでも、30Lのバックパックにすべての道具を詰め込んで出かけています。
そんな疑問に答えていきます!
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この記事を書いている僕は、自然散策や自転車と合わせてキャンプすることが多いので、なるべく身軽にバックパックひとつで出かけます。
車いっぱいに道具を積み込んでいた頃と比べたら、道具自体や考え方もずいぶん変化しました。
そんな経験をもとに書いていくので、キャンプ道具をコンパクトにパッキングしたいあなたに、参考にしてもらえたら嬉しいです。
パッキングを意識したソロキャンプ道具選び
バックパックキャンプではどんなことを意識して選ぶといいか、道具ごとにまとめてみます。
バックパック
テントなどの大型の道具を含め、すべてを収納するなら50Lは欲しいところ。UL(ウルトラライト)系の道具を揃えるなら、30L以下でもいけます。
ミリタリーなバックパックは、サイドバッグ等の付け外しで容量を変えられるものが多いです。泊まりの時はサイドバッグを全て付け、日帰りの時には外したりとすごく便利。
個人的には、サイズやクオリティ、価格のバランスがいいDD Bergen Rucksackがお気に入りでした。
テント
テントは、パッキングするなら小型軽量なものが必要です。登山で使われるテントはとにかくコンパクトで軽量、そして悪天候にも強いので安心。
僕はアメリカから個人輸入したテントと、登山用テントとして定番の「エアライズ」の2つを使っています。キャンプ用テントより設営が断然楽だし、とにかくコンパクトなのでお気に入り。
ただ、登山用テントは価格はちょい高め。安く揃えたい人は、バンドッグやネイチャーハイクあたりを使っている人も多いですね。
シュラフ
暖かい時期は、化繊の安い寝袋でも結構コンパクト。僕はネイチャーハイクの寝袋を6年くらい使ってきましたが、特に不満はなかったです。
夏はこれでも暑すぎるので、今年からインナーシーツを使い始めました。寝袋よりかなりコンパクトだし、丸洗いできるのですごく楽。
寒い時期は、化繊の寝袋だとどうしても大きくなります。小型軽量化を目指すならやっぱりダウン。800FP以上の高品質なダウンだと、化繊とは比べ物にならないくらいコンパクトです。
僕が悩みに悩んで選んだのは、SEA TO SUMMITのキルト型シュラフ。ダウンシュラフってこんなに暖かくて小さいんだなと感動しました。
マット
コンパクトさを求めるならエアータイプがおすすめ。空気を入れる手間は少しありますが、めちゃくちゃコンパクトになります。
クローズドセルタイプは大きいですが、軽いので外付けでもいけます。若干、行動しにくくはなりますが。
テーブル
テーブルは無駄に大きなものではなく、一人分のコンパクトなものがおすすめです。
僕の愛用品は、SOTOのフィールドホッパー。超ローテーブルなので脚が短くコンパクトです。一瞬で展開できるのが楽すぎて、他のテーブルには戻れません。
チェア
バックパックに入れられ、かつ座り心地の良さを求めるなら、やはりヘリノックスのようなコンパクトチェアがいちばんですね。中でも、グランドチェアは脚が短い分コンパクト。
少数派かもですが、「チェアを使わない」のも大いにありだと思います。
寝る時のマットに座れば、チェアがない分かなりのコンパクト化に繋がります。
クッカー
軽さを重視するならチタンがおすすめですが、アルミも十分軽く、炊飯などの調理もしやすいのでおすすめです。チタンより安いのもメリット。
僕のお気に入りクッカーはエバニューのアルミクッカー。700mlのサイズがソロには絶妙なのと、コーティングのおかげで拭くだけで綺麗に片付けられます。
焚き火台
軽くてコンパクトな焚き火台はたくさんあるので選ぶのが大変ですが
- 大きな薪を燃やしたいのか、小枝で手軽な焚き火がいいのか
- 平面型でのんびり焚き火するか、箱型で効率よく燃やしたいか
あたりを考えてみると失敗せず選べると思います。
僕は2つの形のピコグリルをその日やりたいことによって使い分けています。
コンパクトな焚き火台選びについては、下記に詳しくまとめています。
ランタン
コンパクトなLEDランタンとヘッドライトの併用がおすすめ。LEDランタンで広範囲を照らしつつ、ヘッドライトをすれば設営や料理などの作業が格段にしやすくなります。
僕はスノーピークの「たねほおずき」とブラックダイヤモンドの「スポット325」を愛用。
ヘッドライトがあると暗くなってから本当に便利なので、まだ使ったことがない人にはぜひ試してもらいたいです。
24Lバックパックとその中身
パッキングの一例として、僕のバックパック装備は以下になります。
山岳テント、エアマット、シュラフ、ミニマット、モバイルバッテリー、クッカー(中に調理器具)、レインウェア、グランドシート。小物類はポケットに収納してあります。
自転車キャンプのためにコンパクト装備にしていったら、24Lのバックパックに収まるようになりました。
ただ、イスとテーブルを出して快適に過ごすとか、いろんな調理器具で料理を楽しむみたいなキャンプはできません。
それらも楽しみたい方は、やはり50Lくらいの容量は必要かなと思います。
ソロキャンプのパッキングで意識すること
キャンプ道具をパッキングするには、下記の3つが大切かなと思っています。
①:バックパックの容量はちょうどよく
前の項目で、「すべての道具を入れるなら50L以上のバックパック」と書きましたが、もちろんこれは人それぞれです。
大きめなテントを使っているとか、色んな食材や酒を持っていくとかだと、70Lのバックパックが必要かも。
反対に、ミニマム化を目指して道具を極力減らすのであれば、小さなバックパックになります(トレランキャンプの人なんか、ヤバいほど極小装備ですね)。
どちらにせよ、自身のスタイルや道具に合わせて、最適な容量のバックパックを選ぶのが大切。
必要な道具を揃えた後、それに合わせて最後にバックパックを選ぶと、失敗しにくいと思います。
②:スタッキングを極める
僕が最近凝っていることでもあるんですが、うまいスタッキングを目指すと、パッキングも楽になります。
ぴったり重なるクッカーや食器を組み合わせることで、ごちゃごちゃしがちな調理系道具をスッキリまとめられます。
900mlクッカーの中に、食器類からアルコールストーブ、ミニ焚き火台や米までスタッキングしたら、パッキングがめっちゃ楽になりました。
「あれはどこにしまったっけ、、」と、バックパックの中身を掘り起こさなくてもよくなるので、調理道具以外でも、細かい道具をまとめられると良さそうです。
出番が遅いものから先に詰める
「軽いものを底に入れて、重いものはなるべく背中側に…」と、パッキングのコツって色々ありますね。
しかし、それが本当に重要なのは、登山や長距離を歩く場合かなと思っており、キャンプの場合は「出番が遅いものを先に詰める」くらいでも十分な気がします。
キャンプ場について、まず使うものを取り出しやすいところに。出番が遅い寝袋や着替えなどは奥に。
それさえ意識しておけば、ストレスなくキャンプが楽しめます( ´ ▽ ` )
ソロキャンプのパッキング:まとめ
以上、本記事では「バックパックにパッキングする時の道具選びや注意点」について書いてきました。
道具選びは、パッキングを考えてなるべくコンパクトに。バックパックを買うのは最後に、道具に合わせた容量を選ぶのがおすすめ。
パッキングの際は、スタッキングを極めつつ、出番が遅いものから奥に詰めていくとキャンプしやすいです。
上手にパッキングして、バックパックで身軽に、気軽に、キャンプを楽しんでください\( ˆoˆ )/
それでは!