こんにちは、Tシマ(@t_shima1031)です。
キャンプには毎回、バックパックで出かけています。
- バックパックでキャンプに行くには、どのくらいの容量を選べば良いのかな?
- 大きい荷物はバックパックに入らなくない?手で持つべきかな、、
本記事では、そんな疑問に答えていきます。
記事の内容
この記事を書いている僕は、キャリーワゴンで行く荷物大量のキャンプに飽きて以来、ずっとバックパックキャンプをしています。
これまで7つのバックパックを使ってきたので、その経験をもとに書いていきます。バックパックキャンプを目指すあなたの参考になれば幸いです( ´ ▽ ` )
キャンプ用バックパックに必要な容量は◯L
泊まりか日帰りかや、どんな道具を入れるかにより、必要なバックパックの容量は変わってきます。
全ての荷物を収納するなら、50L以上
泊まりで、かつ持ち物すべてを収納するなら、50Lは必要かと思います。
テントや寝袋など、嵩張る道具も全部収納する必要がありますからね。
※なお、収納サイズが大きなテントや冬用の大きな寝袋などを使用の場合、そもそもすべてをバックパックに入れることは難しいです。
参考までに、47Lバックパックと8Lポーチを合わせた合計55Lに入る装備の例です。
収納した道具は、下記の通り。
- タープとハンモック(テント代わり)
- マット(外付け)
- 寝袋
- まくら
- ランタン
- 焚き火台
- ミニテーブル
- ガスバーナー
- クッカー
- ノコギリ、ナイフ、斧
- 小物類(調味料、食器類、虫除け、ティッシュなど)
テント代わりにハンモックとタープ、イスなしでマットに座り、薄く畳める焚き火台やミニテーブルを使うなど、コンパクト化を意識してこんな感じ。
これで少し余裕があるので、着替えや食料を加えてちょうど良く収まります。
食品もコンパクトに
大きなハードタイプのクーラーボックスは、バックパックには入りません。
小型のソフトクーラーを使うか、保冷が必要ない食品を選ぶ必要があります。
余裕あるサイズを
キツキツのバックパックだと、撤収時に「入らねー!」となりがちです。
なので、余裕を持ったサイズがおすすめ。
準備の時はキレイにパッキングしても、帰りはゴチャっとしちゃいますからね(^^;
大きな荷物を手持ちにするなら、 30〜40L
大きめの荷物を手で持ち、他をバックパックに入れる場合は、30〜40Lくらいがおすすめ。
僕が「手持ち+バックパック」で出かける際のパッキング例が、下記になります。
テントとクーラーボックスを手で持ち、他は36Lのバックパックに詰め込みました。
そんな人におすすめのスタイルです。
日帰りキャンプなら、20L以下
デイキャンプの場合は、 かなり小さめでOK。
普段使いしているリュックでも入ると思います。
上記は15Lにちょうど収まるくらいの日帰り用道具。
具体的には、下記の通りです。
- タープ
- グランドシート
- マット
- ガスバーナー
- クッカー&食器類
※焚き火台やミニテーブルを持っても、コンパクトなものなら収まります
寝袋やテントなどの就寝道具は全て不要となり、食料も泊まりの場合より減るため、かなりコンパクトになります。
番外編:ULスタイルなら極限まで小さくできる
コンパクトで軽いウルトラライトな装備で揃えるなら、宿泊道具や食料も含めて20〜30Lのバックパックに収めることも可能です。
普通のキャンプならここまでは不要な気もしますが、トレランや自転車、登山などをする人の中には、荷物をものすごくコンパクトにまとめている人もいます。
UL装備は高価なのでちょっとハードル高めですが、実現できればすごく気軽にキャンプを楽しめるようになりますよ( ´ ▽ ` )
▲「とにかくコンパクト・軽量を目指したい!」という人には、すごく参考になる本です!
【容量別】おすすめのバックパック
これまで見てきた容量別に、おすすめのバックパックをまとめてみました。
50L以上のバックパック
大きく分けて、「ミリタリー系」と「登山用」があります。
ウエストポーチ付きで大容量、「DD Bergen Rucksack」
「DDハンモック」で有名な DD Hammocks が出している、ミリタリーなデザインが人気のバックパック。容量は55Lです。
本体下部のポーチは、取り外してベルトを伸ばし、ウエストポーチとしても使用可能。
ペグやハンマーを入れて設営に使ったり、ノコギリやナイフを入れて薪集めに行ったりと、使い方色々です。
≫詳細レビューはこちらの記事にまとめています。
キャンパーに大人気、「サイバトロン 3Pタクティカル」
キャンパーの定番とも言える大人気ミリタリーバックパックですね。
中央の本体が37L、サイドの2つのポーチは正確な容量は明記されていませんが、500mlのペットボトル7本が入りました。
ミリタリー系バックパックのメリットとして、外側にも道具を固定したり、ぶら下げたりできます。
このおかげで、ある程度コンパクトな道具であれば、泊まり道具も含めてすべて収納できるかと思います。
≫詳細レビューはこちらの記事にまとめています。
登山の定番、グレゴリー「バルトロ」
重いバックパックを背負って長時間歩くなら、登山用バックパックがおすすめ。
背負い心地がすっごく楽で、めちゃくちゃ軽く感じます。
グレゴリーのバルトロは、登山用バックパックをリサーチするとどこでも紹介されている有名ザック。
僕もお店で背負わせてもらいましたが、背中へのフィッティング感がハンパじゃなかったです(°_°)
ガチな登山用で価格帯も上がりますが、長距離移動が多い人や、将来的に「登山+キャンプ」を楽しみたい人なんかにぴったりです。
30〜40Lのバックパック
大きな道具は手持ちにする場合のおすすめバッグは、下記になります。
本格派ミリタリーの「カリマーSF」
カリマーは登山用品なども幅広く手がけるイギリスのアウトドアブランド。
中でも特殊部隊(スペシャルフォース)を意味する「SF」シリーズは、機能とデザイン性を備えた高機能バッグ。
生地も丈夫なのでアウトドアにぴったりです。
≫セイバー30の詳細はこちらの記事にまとめています。
≫プレデター30の詳細はこちらの記事にまとめています。
キャンプでも活躍の旅行用バッグ、THE NORTH FACE「ストラトライナーパック」
旅行用バックパックは、背負い心地が良い上に、機能面も充実しています。
ノースフェイスのストラトライナーパックは、本体をガパッと開くことができ、パッキングしやすいことが抜群。
ポケットが充実していたり、外側にはカラビナを10個付けることができたりと、小物類の収納に困りません。
キャンプだけでなく、普段使いや旅行用も兼ねられるので、コスパ良しです。
≫詳細レビューはこちらの記事にまとめています。
日帰りなら、何でもOK
前述したように、日帰りなら荷物はかなりコンパクトになります。
そこまで重くもならないので、収納性や背負い心地もそれなりで十分。
普段使いのバックパックでも十分に使えると思います。
▲もはやバックパックでもありませんが、僕はダイソーの14Lくらいの保冷バッグでデイキャンプに行くこともあります。
まとめ:キャンプ道具に合わせて、バックパックを選ぼう
以上、キャンプ用バックパックの容量について書いてきました。
最後にまとめておくと、こんな感じです。
- 全ての荷物を収納 → 50L以上
- 全ての荷物を収納(UL) → 20〜30L
- 大きな荷物は手持ち → 30〜40L
- 日帰りキャンプの場合 → 20L以下
とはいえ、一番確実なのは、自身のキャンプ道具に合わせたサイズを選ぶこと。
キャンプ道具が揃っているなら、すでに持っている何かしらのバックパックに入れてみて、ちょうど良いサイズを想定してみるのが良いと思います。
ピッタリなサイズを見つけて、身軽で快適なバックパックキャンプを楽しんでくださいね!
それでは!