そんなあなたに向けて、本記事ではキャンプ用品のレンタルについて解説します。
この記事を書いている僕は、持っているキャンプ道具はほぼソロ用。そこで、久々の友人とのキャンプの際、2ルームテントをレンタルしてみました。
その経験談も含めて、おすすめのサービスやレンタルの良いところ、不安だった点などをまとめていきます。
キャンプ道具レンタルサービスおすすめ3選
下記の3つのサービスです。
- hinataレンタル|初心者におすすめな道具がお手頃価格で揃っている
- Tental|高価格帯のテントやハンモックなど、幅広く取り扱っている
- そらのした|登山やスノースポーツセット等、キャンプ+αのレンタルが可能
それぞれの特徴をまとめてみます。
①hinataレンタル
キャンプをはじめたての方には、hinataレンタルがおすすめ。
なぜなら、エントリーモデルが多く揃っており、料金も低めの設定だからです。
例えばテントの場合、コールマンのツーリングドームやスノーピークのアメニティドーム
などが揃っています。
アメニティドームLの場合、後述の2つのサービスよりも1,000円ちょい安いです。
価格重視の人は、とりあえずhinataレンタルを見てみるのがおすすめ。
好みの道具がなければ、他のサービスを探してみるのがよさそうです。
②Tental
ちょっと凝った道具を使ってみたい方は、Tentalがおすすめ。
高価格帯の道具や、軽量・コンパクトな道具も揃っています。
例えば、買うと10万円以上するスノーピークのランドブリーズや、コンパクトにソロキャンプするにはピッタリなDDハンモックなんかも揃っています。
悪天候でも安心して使える道具や、キャンプに慣れてきて少しコアな道具を使ってみたくなったら、Tentalを覗いてみるといいかもしれません。
③そらのした
キャンプと合わせて、登山やスノースポーツも楽しみたい人は、そらのしたでまとめてレンタルできます。
テントで言うと、キャンプ用はもちろん、本格的な山岳テントも多く取り揃えています。
登山靴やザック、スノースポーツ用ウェアもあるので、キャンプと合わせてアウトドアスポーツを楽しみたい人にはピッタリです。
実際にレンタルしてキャンプしてみた感想
実際にテントをレンタルしてみたところ、めちゃくちゃ便利なサービスだなと大満足でした。
ちなみに、僕が使ったのは「そらのした」。
(2019年には、前述の3つの中では「そらのした」しかありませんでした。キャンプブームのちょい前だったからかもしれません。)
以下の3点がレンタルのメリットだと感じました。
①いつもと違うキャンプができる
いつもは使わないような道具をレンタルすれば、やったことがないキャンプを楽しめます。
僕の場合、友人と4人での冬キャンプで、広いツールームテントをレンタル。リビング部分にストーブを入れて、ポカポカな冬キャンプを楽しみました。
ツールームテントなんて持ってないし使ったこともなかったので、広々した暖かい空間で冬キャンプができるのは新鮮な体験でした。
初キャンプでレンタルを利用するのはもちろん便利ですが、すでに道具を持っている人でも、こうして新たなスタイルを楽しめるのは大きな魅力です。
②簡単に利用できる
利用前は、なんとなく「手続きとか、めんどそう」と思っていました。
しかし、いざ使ってみると、スマホでポチポチしただけで家にテントが到着。
ネットショッピングと同じ感覚です。
返却も、宅配業社が家まで集荷にきてくれるので、自分が動く必要はありません。
③コスパが良い
自分で買うより格安で使えるのは、やっぱり大きな魅力。物にもよるけど、レンタルなら購入価格の1/3とか1/4の値段で済みます。
3〜4回以上は使うと確信できる道具なら買っちゃった方がお得ですが、そうでなければ買うと損しちゃう可能性も。
僕の場合は4人でレンタルしたので、割り勘で一人あたり3,700円。
同じテントを買うとなれば値段は6万円です。
以上のことから、「試しに使いたい」「買っても使い続けるか分からない」「買っても保管できない」みたいな場合は、やっぱりレンタルが便利なんだなぁと、しみじみ感じました。
不安だった点①:道具はボロくないか
レンタル前に不安だったことのひとつが、届いた道具がボロかったり汚れていたら嫌だなってことです。
これについては、もちろんレンタル品なので「新品同様ピカピカの道具」って訳ではないですが、きちんと整備が行き届いたものでした。
「火の粉で穴が空いちゃった部分があるけど、パッチで綺麗に補修されている」みたいな感じ。使用上の問題は全然なし。
あと、届いた道具に破損があれば、連絡すれば代替品を送り直してくれたりもするので、「ボロい道具をイヤイヤ使う」みたいな心配はいらなそうです。
不安だった点②:壊しちゃったらどうしよう
「もし壊しちゃったら、、弁償?」って不安が少なからずありました。
自分の道具を焚き火の火の粉で焦がしたことが多々あるので、レンタル品でやっちゃたらまずいな、、みたいな。
この点については、「hinataレンタル」と「そらのした」には、補償や保険サービスがあるので安心です。「Tental」も通常使用に伴う汚れや小傷等は問題ないようですが、故意・過失がある場合は弁償みたい。
僕は「そらのした」で、何もなければ料金が返ってくる「保証金プラン」を選び、破損などはなかったので返金されました。
慣れている人はあまり気にしなくていいかもですが、初めてのキャンプの場合は、補償や保険について事前にチェックしておくのが良さそうです。
レンタルは、初キャンプや気分転換におすすめ
実際にレンタルサービスを使ってみて思ったのは、レンタルは特に「初めての人」と「いつもと違うキャンプがしたい人」にピッタリってことです。
初キャンプの人
はじめてのキャンプには、とりあえずレンタル道具で行くってのは、大いにアリだと思います。
自分で買うとすれば、安い道具を選んでも、一式となるとそれなりの金額になります。さらに怖いのが、せっかく揃えた道具も、キャンプに慣れてくると「なんか違うな」となりがちなこと。
僕は、買ったけど使わなくなった道具が、数十万円分あります(-_-;)
無駄な出費を避けるために「まずはキャンプに行ってみる。道具にはこだわらない」という姿勢は結構大切だと思います(過去の自分に強めに言いたい)。
いつもと違うキャンプがしたい人
いつもと違う道具で、いつもはやらないキャンプをするのも楽しいものです。
- いつもはソロキャンプだけど、大きなテントを借りて友達とワイワイ過ごしてみる
- いつもはグループキャンプだけど、ソロセットを借りて一人でのんびり過ごしてみる
そんな時に、わざわざ新たに道具を買い足さなくていいのは、すごく助かります。
初キャンプの人も、経験者も、レンタルを有効活用してみると気軽に新しい体験ができるかもしれません。
- hinataレンタル|初心者におすすめな道具がお手頃価格で揃っている
- Tental|高価格帯のテントやハンモックなど、幅広く取り扱っている
- そらのした|登山やスノースポーツセット等、キャンプ+αのレンタルが可能