こんにちは、Tシマ(@t_tshima1991)です。
キャンプをはじめて7年、自転車や登山も始めたことで道具は結構コンパクトになりました。
ありがちな「俺の方がコンパクトだぜ自慢」とかは好きじゃないけど、コンパクト化が「キャンプのストレス」を軽減してくれるのは事実だと感じてます。
というわけで今回は、僕なりのキャンプ道具をコンパクト化する工夫やお気に入りの道具についてまとめてみます。
キャンプ道具をコンパクトにする方法は2通り
当たり前っちゃ当たり前だけど、コンパクト化するには下記2つの手段があります。
- ①いらない道具は使わない
- ②必要な道具をコンパクト化する
闇雲に買い替えがち
これは自分の経験でもあるんですが、コンパクトにしようと思った時にいろんな道具を小さなものへと買い替えようって思っちゃいませんか?
やたら収納ケースを買って小物を分類してみたり、コンパクト化を理由にちょっと気になっていた道具を買い足しちゃったり、、、
コンパクトになった気はするけど物の数は増える、みたいな謎現象が起きて焦ります(・・;)
いらない道具を冷静に判断する
なので、小さな道具に買い替える前に、本当に必要な道具かを判断するのが結構大事。
- いつも持っていってるけど使わない道具
- 使ってるけど無くても困らない道具
その辺りを冷静になって削ってみて、残った「本当に必要な道具」を小型軽量なものに変える。そうすると道具がスッキリまとまっていきます。
【種類別】キャンプ道具のコンパクト化
- ①いらない道具は使わない
- ②必要な道具をコンパクト化する
を意識しながら、種類別にコンパクト化について考えてみます。
テントのコンパクト化
テントは、泊まりであれば削るわけにはいかない道具。より小型軽量なテントを選ぶか、テント以外の泊まり手段にするのもありです。
コンパクトなおすすめテントは次の4つ。
- GEERTOP ツーリングテント
- シックスムーンデザインズ ルナーソロ
- テラノバ レーサーパルス1
- タープテント モーメント DW
過去の記事で詳しく紹介しているので、よかったら参考にしてください。
大きなテントだったらタープやハンモックの方がコンパクト。快適性はテントに劣るけど、解放感だったり独特な寝心地を楽しめます。
僕はコンパクト化を始めて数年は、DDタープやDDハンモックを使ってました。お気に入りのコンパクトなテントを見つけてからはテント泊に戻りました。
寝袋のコンパクト化
寝袋は暑い時期ならなんでもよし。安い寝袋、インナーシュラフ、薄い布とか、適当にコンパクトなものでいいです。
僕はネイチャーハイクの寝袋をずっと使ってるけど、夏だと暑いからもっと薄くてコンパクトな何かに変えたいところ。春秋はちょうどいい感じです。
冬は十分暖かい寝袋じゃないと寝れません。
暖かい上でコンパクトさを求めると、800とか900FPの高品質ダウンになって値段も跳ね上がるんですよね。
高くてもコンパクトか、安めで一回り大きめにするか、財布と相談しつつ決めることになると思います。
僕は高かったけど思い切って850FPの寝袋を購入しました。広げるとフワフワなのに収納時はコンパクトで、良いダウンすげー!と感動。
マットのコンパクト化
ぐっすり寝るにはマットも欠かせない道具。コンパクトなのはフォームマットよりエアーマットです。
僕は冬でも暖かく眠れるように、断熱フィルムが入ったテンサーインシュレーテッドを使っています。
気に入ってはいるけど、エアーマットを膨らませたり畳んだりする作業はどうしても手間に感じちゃいます。
その点フォームマットは広げるだけだからすごく楽だし、デカいとはいえ軽いので持ち運びも苦にならない。なのでコンパクト化するにしてもフォームマットは意外と良い気がしてます。
てことで最近はサーマレストのZライトにしようか悩み中。
テーブル・チェアのコンパクト化
個人的には無くてもいいなと思ってるので、使ってません。レジャーシートやミニマットに座り、テーブルなしで過ごしてます。
レジャーシートやマットの上で地べたスタイルで過ごすのは、体勢が自由で意外と快適。地べたスタイルだとテーブルを使う意味も感じなくなり、使うのをやめました。
テーブルとチェアを削ると一気に荷物量が減るからおすすめではあるけど、多分「そこは削れない」って人の方が多そう(^^;)
僕がコンパクトさを重視しつつイスを使うのであれば、ヘリノックスのグランドチェア選びます。
パチモンもいっぱいあるけど、友達が買ってすぐに壊れてたので、買うなら本家。コヨーテカラーが日本では売られてなくて諦めたことがあるけど、今は普通に売ってるんですね。
テーブルはフィールドホッパーが好きで長く使ってました。組み立ても片付けも一瞬なのが楽すぎて、他のテーブルを使う気になれませんでした。
焚き火台のコンパクト化
僕は薪を拾えそうな場所なら焚き火台を持っていくし、拾えなさそうならバーナーにします。薪を買ってまで焚き火することはあまりありません。
コンパクトに収納できる焚き火台は色々あるけど、組立後のサイズにも注意しないと「大きな薪が入らない」ってこともあります。
なので、収納サイズと組立サイズどちらも気にしつつ選ぶのがおすすめ。
おすすめはピコグリル398。定番だけど、ノートサイズに収納できる上に組み立てるとでかい薪を遠慮なく乗せられるので、やっぱり良い焚き火台だと思います。
僕は最近はピコグリル239も使っていて、ボックス型で火力が強いのがお気に入り。適当に薪を拾って手早く燃やしたい時に便利です。
バーナーのコンパクト化
焚き火調理するならいらないけど、そうでないなら料理のために必要。
ガスバーナーなら、CB缶よりOD缶の方がかなりコンパクト。僕はCB缶ばかり3種類も使ったあとでOD缶バーナーに変更したけど、クッカーにも入っちゃうコンパクトさが衝撃でした。
コンパクトさでいえばアルコールストーブもおすすめ。軽くて小さいし、燃料も必要な分だけ少量持つことができます。
コンパクトな焚き火台とアルコールストーブをセットで持つのがすごく便利で、夜は焚き火で料理、翌朝は焚き火が面倒だからアルストで簡易飯ってスタイルが楽です。
クッカーのコンパクト化
食事するならクッカーは必須ですね。
軽いのはチタンだけど、なんだかんだアルミがそこそこ軽くて料理もしやすいのでおすすめ。湯沸かしだけならチタンで良いけど。
僕は料理用には900mlとか1Lのアルミクッカー、湯沸かしだけならチタンのミニポットを使います。
アルスト購入をきっかけに軽くてコンパクトなクッカーセットを組んだのがこの記事。
料理にそこまでこだわりがないなら、調理系の小物類とか多種多様な調味料とかは思い切って削っちゃうと、荷物がスッキリすると思います。
食器類のコンパクト化
クッカーで煮炊きした料理をそのまま食べれば、皿とかカップってそんなにいらなかったりします。
僕は飲み物用に小さく畳めるカップと、伸縮するカトラリーを使ってます。調理系の小物類はクッカー内にスッキリ収まります。
クーラーボックスのコンパクト化
食糧が多くて保冷が必要な場合はハードクーラーがあった方が安心だけど、そうでなければコンパクトなのはソフトクーラー。
使い終わったらたためるし、5Lくらいだとリュックに入れられたりもします。
保冷しなくていい食べ物ならクーラーボックス自体がいらなくなり、かなりのコンパクト化になりますよ。
コンパクトな道具はキャンプのストレスを減らす
コンパクト化についてあれこれ書いてきました。
試行錯誤して荷物が減っていくと、キャンプのストレスがすごく減ります。
キャンプのストレスは準備や片付けの面倒くささが大きいと思うんですが、荷物が減ることで
- 準備が楽
- 運搬も楽
- 設営も楽
- 撤収も楽
と、面倒でストレスだったことがめちゃくちゃ楽になります。コンパクト化を求めすぎると逆に面倒が増えちゃったりもするので、そこには気をつけつつ、少しずつ荷物を減らしてみてください。