こんにちは、Tシマ(@t_tshima1991)です。
バックパックで行くミニマムスタイルのキャンプが好きです。
バックパックスタイルを目指す上で「食料をどうすべきか」は、悩んだポイントのひとつ。
- 保冷のためにクーラーボックスは必須だよな
- でも片手がクーラーボックスで塞がれるのは嫌だな
- 食料も全部バックパックに入れたいな
などなど、悩みつつあれこれ試してきたことを記事にしてみます。
バックパックスタイルのキャンプを目指している人に参考になれば嬉しいです(`_´)ゞ
バックパックでキャンプする時、食料はどうする?

バックパックスタイルでの食料の持ち運び方法は、下記3種類になるかと思います。
①手持ちでクーラーボックスを使う

食料以外はバックパックに入れつつ、食料はクーラーボックスに入れて手で持つスタイル。食料が多い人とか、しっかり保冷したい人はこの方法になりそうです。
これだとバックパックに詰めるために無理して食料や酒を減らさなくて済みます。保冷できるからキンキンのビールも飲めるし。
僕はバックパックスタイルをはじめてしばらくは、このスタイルでキャンプに行ってました(ちなみにクーラーボックスは16Lくらいのハードクーラー)。
「それじゃあ片手塞がっちゃうじゃん!」って思われるかもですが、その通りです。笑
ただ、バックパックと片手にクーラーボックスだけなら、わりと身軽ではあります。
いきなり全部をバックパックに入れるのが難しいって人でも「片手にクーラーボックススタイル」ならやりやすいと思います。
②バックパックにソフトクーラーを入れる

食料をバックパックに入れたい、かつ保冷もしたい人は、小さめのソフトクーラーを使うと便利。
食料が入ったソフトクーラーをバックパックに入れる感じ。クーラーボックスが大きすぎるとバックパックに入らないので注意です。
クーラーボックスのサイズが限られるということは、冷やせる食材も多くはないってこと。その分、保冷不要の食材も用意する必要があるかもです。
ソフトクーラーの保冷力はハードより劣るけど、一日くらいだったら十分。
僕はサーモスのソフトクーラーを使ってましたが、朝出かけて翌朝くらいまでは、冷たい飲み物を飲むことができました。

僕がこのスタイルだった時の装備紹介動画があるので、よかったら参考にしてください。
③保冷せずに済む食料を選ぶ
全て保冷不要な食料にすれば、クーラーボックス要らずでかなりコンパクトになり、バックパックに収めやすくなります。
冷えた食料がないと、結露でビチャビチャするストレスがなくなるのが地味に嬉しかったりします。
ただ、冬じゃなければ生ものは厳しいので、コンパクト化を重視する人でなければ向かないかも。飲み物は水筒に氷を入れて行くとかでどうにかなります。
僕は今はこのスタイルで、クーラーボックスを使っていません。
自転車や登山のために小型軽量化が必須だったのでこうしていますが、夏は冷たいビールを飲めないのがちょい残念。
バックパックキャンプのお気に入り食糧を6つ紹介
保冷が必要なくて美味しい、個人的に好きでよく食べる食料を挙げてみます。
米
外で炊くと美味いのはもちろんですが、持ち運びに便利なのも良いところ。
ビニール袋に入れれば変形してくれるので、クッカーの中に他の道具と一緒に詰めやすかったりします。潰れたり液体が漏れたりとかの心配も無用(袋が破けて散らばるのだけは注意)。

無洗米なら楽そうだけど、僕は普通の米を使ってます。水がもったいなくて研がずに炊くことも多いけど、味は全然気になりません(舌バカだから?)。
缶詰
保冷いらずの食品といったら、缶詰。
僕のお気に入りは、いなばのカレー缶です。

パウチのレトルトカレーだと「本当に肉入ってる?」みたいなものが多いですが、いなばの缶詰はゴロっとした肉が入っていて食べ応えバッチリ。
味の種類も多いので、選ぶのが楽しいです。個人的に好きなのは黒。
焼き鳥の缶詰も好きです。酒のつまみになるのはもちろんだし、米と一緒に炊くとタレの味が染みた炊き込みご飯になります。
棒ラーメン

カップ麺は楽だけど、嵩張るし食後はカップがゴミになって邪魔。
棒ラーメンなら細長い形で場所を取らず、袋ラーメンと比べてもパッキングしやすいです。油揚げ麺じゃない生の風味もグッド。
スープが残ると処分に困るので、残らないように粉の量を調整して入れるのがおすすめです。
早茹でサラダスパゲティ

1分で茹で終わるので、すぐ食べられます。
カップスープの素やコンソメをと一緒に茹でるだけで、一瞬で美味いパスタが完成。
時間が掛かる料理が苦手なアルコールストーブでもパパッと作れるので、アルスト派には特におすすめです。
柿の種(トップバリュー)

トップバリューの柿の種は、チャック付きの大袋に入っていて小分けされていないので、好きな量を持って行けて便利。
メインの食料が足りなくてもこれがあれば美味いし腹も膨れるので、持っておくと安心感があります(笑)
プラ容器のウイスキー

「ウイスキーを持って行きたいけど、ビンは重いし割れるし嫌だなぁ」と思って、スキットルを買う気でいました。
そんな時、たまたまスーパーで手に取ったちっちゃいジムビームがペットボトルであることを発見。「これで良いじゃん!」と買って帰り、その後はこの容器にいろんなウイスキーを詰め替えて使い続けてます。
瓶やスキットルより軽いので、ウイスキー好きのバックパックキャンパーにおすすめです。
食料を工夫すれば、バックパックキャンプしやすくなる
以上、バックパックでキャンプする時の食料について書いてきました。
片手にクーラーボックスのスタイルでも結構身軽だし、小さなソフトクーラーや保冷なしの食料で済ませられるようになると、荷物はよりコンパクトになります。
バックパックスタイルを目指す人は、キャンプ道具のミニマム化を目指すと同時に食料の工夫についても考えてみてはいかがでしょうか。
それでは!
