最近はソロキャンプ人気が上昇中ですが、いざ始めようと思うと、何からやったらいいか分からないものですよね。
そんなあなたに向けて、本記事は「ソロキャンプの始め方【初心者向けに徹底解説】」というテーマで書いていきます。
記事の内容
この記事を書いている僕は、グループキャンプにハマった後、より自由で気ままなソロキャンプも好きになって没頭してきました。
ソロキャンプを始める時に分からなかった事や不安だった事、また後悔した事も含めながら、初心者向けに書いていこうと思います。
これからソロキャンデビューを目指すあなたの参考になれば嬉しいです(´∀`)
【初心者向け】ソロキャンプに必要な道具

ソロキャンプに必要な道具は、主に11種類。
選ぶ際のポイントも含め、簡単に解説します。
①テント

テントは種類が豊富ですが、主な3種類をあげると下記になります。
- ドーム型:中が広々で快適
- ワンポール型:設営や撤収が簡単
- パップテント:屋根付きでタープいらず
どのタイプがいいか選び、その中で気に入ったデザインを、希望の価格帯で絞り込む。そうすれば「種類が多すぎて選べない!」となりにくいと思います。
テントの種類や選び方は、こちらの記事に詳しくまとめましたので、参考にしてみてください。

②タープ

日差しや雨を防いでくれる屋根となるのが、タープです。
タープは便利だけど、必須ではありません。
ソロキャンプでは、前室が広めのテントならそれで十分だからです。

あと、テントに追加でタープを設営する手間や、持ち物が増えることも考慮すべきですね。
テントの前室が狭く、もっと広い屋根が欲しいと思ったらタープを買い足すのがよさそう。
③寝袋

寝袋選びで大切なのは、対応温度を確認すること。
「快適温度◯℃」のような表示があるので、夜の気温に合わせて選びましょう。
暖かい時期は、正直、なんでもいいです。
僕はずっと、2,000円台の寝袋で過ごしてきました。
寒い時期は、対応温度が適正でないと寒くて眠れません。
最近は安価で暖かい寝袋もたくさんあるので、冬はきちんと冬用を用意するのがおすすめです。
④マット
敷布団の役目を果たすのがマットです。
マットの上で、寝袋に入って寝ることになります。
ある、なしでは全く寝心地が違います。
ゴツゴツした地面の上ではホントに寝た気しないので、マットは必須。
パタパタ折り畳むだけのフォームマットが、安いし簡単に使えておすすめ。僕は6年間、ぺたんこに潰れるまでこれを使いました笑。
まくらは、着替えを袋につめて代用するか、100均の旅行用まくらでも十分使えます。
⑤イス

イスは、とりあえずはなんでもいいですが、ちょっと良いのを買う時は実際に座って選ぶのがおすすめ。
というのも、イスはキャンプ中にいちばん長く接している道具だからです。
僕はネットでみて「これ!」と決めていたものが、お店で座ってみたら心地が悪く、違うものを選びました。
イスの選び方については、こちらの記事で詳しくまとめています。実際に試してのおすすめも紹介しているので、よかったらぜひ。

⑥テーブル

テーブルは、イスに合う高さを選ぶのが大切。
cm単位の細かい話でなく「ハイスタイル」か「ロースタイル」かくらいを気にしておけばよしです。

▲高いイスに低いテーブルでは体勢がキツいし、逆もまた然りです。
⑦焚き火台

焚き火台は「どのくらいの焚き火がしたいか」を考えて選びましょう。
- でかい薪をくべてガンガン燃やしたい
- 小枝を拾って気軽に焚き火したい
両者では、選ぶべき焚き火台は違ってきます。
▲大きな焚き火ならこんな感じ
▲小さな焚き火ならこんな感じ
⑧ガスバーナー

ガスバーナーは、ガス缶のタイプによって大きく2つに分けられます。
OD缶(アウトドア缶)用バーナー
OD缶用のバーナーは、超コンパクトです。
登山でよく使われるやつですね。
ガス缶がちょっと高いけど、収納しやすい形で、低温でも比較的安定して使えます。
CB缶(カセットボンベ缶)用バーナー
OD缶用バーナーに比べて、収納サイズは大きめです。
ガス缶はOD缶より安く、ホームセンターでも買えるので便利。
ただ、低温だと火力が低下するものも多いので、冬キャンプも楽しみたい人は注意です(SOTOのレギュレーター付きバーナーは、寒くても安定してます)。
収納性重視の人はOD缶バーナー、コスパ重視の人はCB缶を選ぶといいと思います。
⑨クッカー

クッカーは、アルミのものがおすすめ。
軽い上に熱が伝わりやすい素材なので、炊飯など調理しやすいです。
もっと凝ったものを選びたい!という人は、こちらを参考にしてください。

⑩ランタン

最初は、LEDランタンを選べば間違いなしです。
安くて、簡単に使えて、ソロなら十分な明るさ。
後々、ガソリンランタン等を買っても、LEDはサブとして役立ちます。
加えてヘッドライトがあると、夜の行動にめっちゃ便利。

予算が足りなければ、とりあえずはランタンだけでも全然OK。
11:クーラーボックス

最強の保冷力!みたいなのを選ぶ必要はなく、1日しっかり保冷できれば十分です。
1泊キャンプの人が大半でしょうし、2泊以上の場合も、食料を買い足す時に氷を足せばいいですからね。
ガッシリと安心のハードタイプか、空になったら畳めるソフトタイプか、好みの方を選びましょう。

その他の小物類
細かい部分や消耗品を一覧にしておきます。
チェックリストとして使ってください。
- 食器(紙皿、コップ、割り箸など)
- ナイフ・まな板
- 洗剤・スポンジ
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 新聞紙(着火材)
- 炭・薪
- ライター・チャッカマン
- タオル・着替え
- 歯ブラシ
- 虫除け
- ゴミ袋
- モバイルバッテリー
道具選びは、移動手段も考慮しよう
以上がソロキャンプに必要な道具ですが、移動手段によって選び方がかなり変わります。
- 車:大きな道具でOKだし、キャリーワゴンも使える
- 車以外:コンパクトな道具で、バックパックスタイルが楽
車なら、道具のサイズはあまり気にしなくていいですね。キャリーワゴンを積み込めば、駐車場から荷物を運び込むのも楽です。
自転車やバイク、公共交通機関を使う人は、なるべくコンパクトで軽い道具を選んでおけば間違いないです。
バックパック選びについては、こちらの記事にまとめました。

最初は安い道具で十分
キャンプを続けると、自分の好みのキャンプスタイルが分かってくるものです。
最初から高価な道具を集めてしまうと、スタイルが変わった時に「これ、いらないやん」となりがち。
まずは安くていいので(最近は100均グッズもすごい)、とにかくキャンプに行ってみましょう!
ソロキャンプ初心者は、整った場所を選ぼう

初めてのキャンプは、管理人さんがいてトイレもあり、平で整った場所が安心。下記を使って調べられます。
キャンプ場検索サイト「なっぷ」
「なっぷ」は、国内最大級のキャンプ場検索サイトです。
写真や口コミが掲載されているだけでなく、予約もできちゃう優れもの。
ただ、小さなキャンプ場だと掲載されていないかもです。
グーグルマップ
思いのほか便利で、「キャンプ場」で検索するとかなりマイナーなキャンプ場も表示されます。
ついでに、近くのスーパーや温泉なども調べておくのもいいですね。
市町村のホームページ
サイトではヒットしないキャンプ場が見つかる事があります。
市町村管理のキャンプ場だと利用料が安いところが多く、ありがたいです。
初心者でも安心!キャンプ当日の流れを確認

ここからは、当日にどんな流れでキャンプをするのか、一例として紹介します。
①:買い出し
まずはスーパーで食料や消耗品を買い出し。
ソロキャンプのいいところは、人に合わせず自分の好きなものだけを買えることです。
買い忘れには注意しましょう!キャンプ場についてお酒を飲み始めた後に忘れ物に気づくと、絶望します(°_°)
②:チェックイン
キャンプ場についたら、受付でチェックイン。
受付表の記入、レンタル用品を借りる、料金を払う、といったことを済ませます。
管理人さんに、テントを張るのにおすすめの場所や、周辺の施設情報などを聞いてみると参考になりますよ。
③:場所選び&道具の搬入
受付を済ませたら場所選び。
人がいて賑やかなところ、人が少なく静かなところ、トイレや炊事場の近く、、、などなど、自分好みの場所を選びましょう。
場所を決めたら道具を搬入します。
キャンプ場によっては搬入用のリヤカーなどがある場合も。
④:設営
テントやタープを設営し、チェアやテーブルを並べます。
事前に設営方法を確認しておけば、割とスムーズにできると思います。
快適に過ごせるよう、風向きや日が差す方向を考慮して設営しましょう。
⑤:昼ごはん

設営を済ませたら、キャンプの醍醐味、キャンプ飯。
外で食べる料理はなぜだかすごく美味しいんですよね。
⑥:のんびりタイム
昼寝、読書、スマホで動画など、ゆったり過ごすもよし。近くを散歩したりするのも楽しいです。

ソロキャンプならではの、一人きりのリラックスタイムですね。
個人的には、近くの温泉まで行ってお風呂に入るのが好きです。さっぱりしてキャンプ場に戻ってからの一杯がたまりません。
⑦:夜ご飯
ランタンの灯りだけだと調理しにくいので、日が落ちて暗くなる前に作り始めましょう。
⑧:焚き火
キャンプの醍醐味、焚き火。
揺れる炎を見ながらお酒を飲むのはたまらない贅沢タイムです。
⑨:早めの就寝
キャンプ場によっては、焚き火の制限時間や消灯時間が決められている場合があるので、確認しておきましょう。
制限がなくても、早めに寝るのがおすすめです。
なぜなら、翌朝は日差しや周りのキャンパーの声に起こされる事が多いから。夜更かしすると、思ったより睡眠時間が少なくなりがちです。
⑩:朝食
自然の中でのモーニングコーヒーは格別です。
撤収が控えているので、片付けを簡単に済ませられるように軽めの朝食がおすすめ。
11:後片付け・チェックアウト
キャンプ場によってチェックアウト時間が決まっています。
初キャンプの場合、片付けに結構時間がかかるので、余裕を持って撤収作業を始めましょう。
あくまで一例ですが、ソロキャンプの過ごし方の紹介しました。未経験の方は、なんとなくイメージが湧きましたかね?
まとめ:事前準備をしっかりとして憧れのソロキャンプに挑戦しよう
本記事は「「ソロキャンプの始め方【初心者向けに徹底解説】」という内容で書いてきました。
準備をきちんとすれば、初めてのソロキャンプでも安心して楽しめると思います。
あなたが無事ソロキャンプデビューを果たし、キャンプが大好きになる事を願っていますヽ(´▽`)/
それでは!
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