こんにちは、Tシマ(@t_shima1031)です。
キャンプを始めて6年、色々な焚き火台を使ってきました。
そんな疑問に、僕なりのアドバイスをできればと思います。
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この記事を書いている僕は、大きなものからコンパクトなものまで、7つの焚き火台を使ってきました。
バックパックでキャンプに出かけるようになってからは、なるべくコンパクトに収納できる焚き火台ばかり使っています。
そんな僕が、コンパクトな焚き火台を選ぶ時の注意点とおすすめの焚き火台について、実体験に基づいて書いていきます( ̄^ ̄)ゞ
コンパクトな焚き火台を選ぶ時のポイント
焚き火台選びで注意すべきポイントが、「どんな焚き火がしたいのか考える」です。
大きな薪を燃やし、いかにも「焚き火」みたいな感じでやりたいのか

それとも、簡単に小枝を拾って、ミニマムな焚き火を楽しみたいのか

理想とする焚き火のサイズによって、選ぶべき焚き火台は変わってきます。
収納サイズと展開サイズどちらにも注目
これ、結構ミスりがちだと思うんですよね。
というか、僕自身や周りの友達もやっちゃいました(°_°)
「コンパクトに収納できる!」と喜んで購入し、いざ使ってみたら「あれ、大きな薪乗らないじゃん…」てオチ。

▲ちょっと分かりにくいですが、薪が入らず、ゴトクの上に乗せちゃってます。
収納サイズを重視するのは大事だけど、「展開した時にどのくらいの薪を乗せられるか」も考えて選ぶのがおすすめです。
コンパクトな焚き火台【おすすめ7選】

僕が実際に使ったり、候補に上がって悩んだりしたおすすめ焚き火台を7つあげてみます。
- 前半:コンパクトでありながら、大きな薪を燃やせる焚き火台
- 後半:さらにコンパクトで、小枝を燃やす用の焚き火台
となっています。
「どのくらいの焚き火がしたいのか」をイメージしつつ、チェックしてみてください。
STC ピコグリル398
ピコグリル398の特徴
- 442g・A4サイズの薄型で、軽量コンパクト
- 長い薪でも折らずに乗せられる
- ゴトクにも串にもなる「スピット」が便利
A4のノートみたいなサイズなので、収納スペースを取りません。
バックパックにも、スッと収納できちゃいます。

収納はコンパクトなのに、展開すると大きな薪でもガンガン燃やせる余裕感。
横に置けば、かなり長い薪でも折らずに乗せられます。

高さがほどよく、下で薪を乾かしておくことも出来ます。

火に近づくように少し底上げすれば、ピザもギリ焼けました。

スピットが便利で、ゴトクとしてクッカーを置いたり、串にして肉を焼いたりもできます。


収納サイズはコンパクトだけど、展開時は大きめの薪が乗り、スピットにより料理もしやすい。大人気なのも頷ける、優秀な焚き火台です。

Wolf & Grizzly ファイヤーセーフ
ファイヤーセーフの特徴
- 2cmの薄さで収納できる
- 凹凸の火床で燃焼効率が良い
- 広い面積で焚き火を楽しめる
カナダ発、新進気鋭のギアブランドから生まれたファイヤーセーフは、フレームに蛇腹状の底板をセットする焚き火台。

収納サイズは29.2×10.5×2cmと、薄くてコンパクト。
しっかりしたポーチがついてくるのも嬉しいですね。ここら辺が雑な焚き火台も多いので。


蛇腹状の底板のおかげで、炭や薪を効率よく燃やしてくれます。

直火感覚で焚き火ができるのがメリットでもありますが、地面への影響は考慮しなければいけません。場所によっては防炎シートを使うのが良さそう。
個人的には、コンパクトで頑丈・燃焼効率良し・直火感覚の低さが魅力的で、すごく惹かれました。
Bush Craft ウルトラライトファイヤースタンド
ULファイヤースタンドの特徴
- 7×7×47cmのスリム収納
- 組み立てると35×44cmの広さ
- 重量わずか352gで耐荷重は15kg
収納時は、細長くてスリムな形。
荷物の隙間にスッっと差せちゃいます。
僕は、バックパック横のドリンクホルダーに入れてます。

それでありながら、組み立てると大きな薪を余裕で置けちゃう広さ。
「直火の代用」がコンセプトなので、ほんとに広々です。

火床が平面なのもポイントです。
焚き火台って、真ん中が低くて側面が高いものが多いですよね。
それに比べて、長い薪でもストレスなく、自由な形で薪をくべられます。

直火感覚で、大きな薪を使った豪快な焚き火を楽しみたい人にはピッタリですよ。
僕は前述のファイヤーセーフと悩んだ末、軽さを重視してULファイヤースタンドを選びました。
なお、こちらもかなり低めの焚き火台なので、場所によっては防炎シートなどを利用しましょう。

DOD 秘密のグリルさん
秘密のグリルさんのポイント
- 42×13×7.5cmのスリム収納
- 展開時は47×47cmの広さ
- 焼き網やゴトクの組み合わせが自由
ULファイヤースタンドと同じく、収納時はスリムな形。
展開時は、ULファイヤースタンドよりも少し広く、高さもあります。

焼き網3枚とゴトク1枚が付属し、そのうち3枚をセットして使うことができます。
ポンと置くだけなので、楽に取り替え可能。

僕は「グリルさん」より前に発売された「グリルちゃん」を使っていましたが、組み立ての面倒さと薪の入れにくさが不満で、使わなくなってしまいました。
同じ意見が多かったのか、その不満がすべて解消されたて登場したのが「グリルさん」です。もうちょい待ってから買えばよかった(*_*)
ピコグリルやULファイヤースタンドより手を出しやすい価格なのも、魅力です。

※ここからは、小さな薪や小枝を燃やす、よりコンパクトな焚き火台を紹介します。
笑’s B-6君
B-6くんの特徴
- 収納サイズ:18.1×12.2×1.8cm
- 重さ:500g
B-6サイズで厚さは1.8cmと、超コンパクトな焚き火台。
ステンレス製は500g、チタン製ならなんと300gです(°_°)

ソロでBBQするにはちょうど良い大きさで、最小限の炭で無駄なく焼肉を楽しめます。

グリルプレートセットなら、鉄のグリルで極上のBBQを堪能できます。
網と違い、熱が均一にじんわりと伝わるので、超美味しく焼けるんですよね。

小枝を拾ってポキポキ折れば、手軽に焚き火を楽しめます。
BBQ後の炭の上に、そこら辺で拾った枝をホイホイ放り込むだけでよし。

B6のコンパクトさのおかげで、カバンにポイっと放り込んで出かけ、ちょっと焚き火とコーヒーを楽しむなんてことも手軽にできちゃいます( ´ ▽ ` )
複数人で使いたい場合や、ソロでもゆとりある大きさが良い場合は、B-5やA-4サイズを選ぶのもありです。

solostove ソロストーブライト
ソロストーブライトの特徴
- 収納サイズ:10×10.8cm
- 重さ:225g
- 二次燃焼で高火力
- クッカーとスタッキングしやすい
コンパクトなストーブでありながら、二重壁の構造により二次燃焼を起こすため、小枝でも高火力な焚き火が可能。
煮込み料理なども楽々できそうです。

収納時は、ゴトク部分を逆さまにして内側に重ねられます。
円柱状なため、クッカーとスタッキングしやすいのもポイントです。

専用のポットとセットでも売られていますね。
僕は金欠のため、ソロストーブを真似て自作ストーブを作りました。しかし、本物には似ても似つかず。ますます本物が欲しくなっちゃいました(°_°)
エバニュー アルコールストーブ用スタンドDX
- アルストとセットで一石二鳥
- チタン製で52gと超軽量
- カップ内に収納できる小ささ
エバニューのアルコールストーブの風防兼ゴトクですが、ウッドストーブとしても使える優れもの。
枝が落ちていたら焚き火、なければアルストたいな感じで、その場で選択ができるのは嬉しいです。ひとつで二役の道具は、荷物のコンパクト・軽量化に繋がりますね。


アルストを中に入れつつ、カップやクッカーに重ねられます。コンパクトにスタッキングしたい人には嬉しい重なり。

スタンド単体で52g、エバニューのアルストと合わせてもわずか86gと、驚異的な軽さです。
サイズは小さめですが、少ない小枝で勢いよく燃えてくれます。装備のコンパクト化を目指している人にはすごくおすすめです。
≫ アルコールストーブ用スタンドDXのレビュー記事はこちら

コンパクトな焚き火台選び:まとめ
本記事では、「【コンパクトな焚き火】注意すべきとおすすめ7選」と題して、焚き火台選びの注意点とおすすめを紹介してきました。
焚き火台を選ぶときは、どのくらいの焚き火がしたいのかや、使う薪の大きさを考えるのが大切。
市販の大きめの薪を使うのか、拾える小枝を燃やすのかによって、選ぶ焚き火台は変わってきます。
そこを決めた上で、お気に入りの焚き火台を選んでくださいね!
僕のおすすめは、下記になります。
それでは!
本記事で紹介した焚き火台
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