こんにちは、T島です。
キャンプで使うウッドストーブを自作している人って割といますよね。
ググってみると、みなさん売り物みたいな素晴らしいウッドストーブを作ってて「すげー!」と興奮したんですが、疑問が浮かびました。
そんな思いから「超簡単で激安」を条件にウッドストーブを自作できないか考えてみました。
結果として、以下の内容でウッドストーブが作れました!
- 作業時間:10分
- 使う道具:缶切りとドライバー
- 材料:ダイソーで300円
簡単で安い割には結構使えるものが出来たので、紹介してみます。
記事の内容
- ウッドストーブ自作に挑戦【目指すはsolo stove】
- ウッドストーブの自作手順【材料費300円・制作時間10分】
- ウッドストーブとしての使用感
ウッドストーブの自作を考えているあなたの参考になれば嬉しいです!
ウッドストーブ自作に挑戦【目指すはsolo stove】
ウッドストーブの中でも有名なのが「ソロストーブ」。
スタイリッシュでシンプルなデザインとコンパクトさ、そして何より、二次燃焼によって効率よく燃えてくれるのが最大の魅力。
焚き火には無い二次燃焼が魅力的
ソロストーブは、一見ただの金属の筒に見えますが、二重壁になってます。
外壁下部の穴から空気が入り込みますが、さらに内壁上部にも穴があり、そこから熱せられた空気が入り込んで燃え上がります。
これがいわゆる二次燃焼。
高温で煙が少ない完璧な燃焼で、灰も少ししか残らないという優れものです。
※オフィシャルサイトで図解や動画で分かりやすく説明されているので、よかったら参考にどうぞ >> ソロストーブ ジャパン オフィシャルサイト
自作で作るには、二次燃焼用の穴が難関
二次燃焼を実現するには、ソロストーブのように外壁と内壁に穴を空けなければなりません。これが中々大変そう。
「どうしたもんか」とググってみたものの、ドリルや様々な工具を使っている方が多く、ちょいハードル高め。
面倒くさがりな僕は「特別な工具とか使わずに、超簡単に作れないかな、、、それも超安く!」とワガママな事を考え始めました。
ダイソーで良さげなアイテムを探し出し、2品で超簡単に作り出す事ができました!
ウッドストーブの自作手順【材料費300円・制作時間10分】

それでは作り方を紹介していきます。
ウッドストーブ自作に必要なもの
まず必要なものは、ダイソーで手に入るこちらの2品。

▲左は貯金箱、右は200円商品のカトラリーラックです。このカトラリーラックを見つけた時はテンション爆上がりでした。
「うお!!すでにめっちゃ穴空いとるw」って感じで、内壁はこれに即決。外壁は、貯金箱売り場に行ったらこれまた良さそうなものが。
もうウッドストーブ作ってくださいって言われてるかのようにジャストフィット。貯金箱のフタを外せばすっぽりハマりそうです▼

材料はこの2点だけ。あとは、貯金箱を空けるための缶切りと、貯金箱下部に空気穴を空けるためにドライバーがあればオッケー。
ウッドストーブ自作の手順
いよいよ作り始めます。
手順①:缶切りで貯金箱のフタを空ける
缶切りで普通に切っちゃってください。

2つを重ねてみると、思惑通りピッタリです▼


手順②:貯金箱下部に缶切りで切り込みを入れる
2つを重ねると、底部分にはちょうどいいくらいの空間が出来る事が分かります。

この空間に空気を送り込むイメージで、底近くに穴を空けます。いきなりドライバーで穴を空けるのはキツいので、缶切りで切り込みを入れると楽。

切り込みにドライバーを突っ込んでグリグリすると、丸い穴になります。

※これで一回火入れしましたが、穴が少ないせいかあまり空気が入り込んでいる感じがしませんでした。穴を追加して最終的にはこんな感じ▼

これで完成。手順2で終わっちゃうくらい簡単。10分あればできると思います。
ウッドストーブとしての使用感

使用感は、「予想以上に使える!」っといったところ。
コンパクトで組み立て簡単
貯金箱なので片手で持てるコンパクトサイズ。
組み立てというほどの事もなく、2つの缶を重ねるだけなのですぐ使えます。
予想以上の二次燃焼
ぶっちゃけ、制作段階では「内壁に穴ありすぎかな」という不安がありました。ソロストーブはこんなに内壁前面に穴空いてないし。
ですが、火をつけてみるとちゃんと穴から炎が噴き出しているのが確認出来ました!そして想像以上に燃え上がってびっくり。

※二次燃焼の様子が分かりにくくてすみませんm(__)m
次回はクッカーでお湯を沸かすなどしてみようと思います。
追記:YouTubeに動画をアップしました
作り方を簡単に説明し、実際に枝を燃やしている様子も撮影しましたので、良かったらご覧ください(`_´)ゞ
ソロストーブポット1800に収納可能
本家ソロストーブをすっぽりと収納できる「ソロストーブポット」というクッカーがあります。自作ストーブも、ソロストーブポット1800にぴったり収納できました!

ソロストーブポット1800は下記の特徴がありめっちゃ使いやすく、僕のいちばんのお気に入りクッカー。
- ぶら下げられる持ち手つき
- 焚き火で使いやすい
- 注ぎ口付きで湯切りも可能
もしウッドストーブを自作する方がいれば、ソロストーブポットとセットで使うのもおすすめです(`_´)ゞ

ウッドストーブ自作:まとめ
「超簡単で激安」という条件でウッドストーブを作ってみました。
自己満っぽくてすみませんが、割と良いものが出来たかなと思っています。300円でこれなら合格かなと。
それと同時に、ソロストーブの洗練されたデザインと完璧な二次燃焼がまたちょっと羨ましくなったりw
僕と同じように、「自作してみたいけれどちょっと大変そうで手を出せずにいる」という人には、ぜひ試していただきたいです!
それでは!
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