こんにちは、Tシマ(@tm_tshima)です。
クッカーはキャンプで欠かせない道具のひとつですが、いろんな種類が売られていて、特に初心者の方は何を基準に選べば良いか分かりませんよね。
- アルミとかチタンとか、どの素材が良いの?
- いろんな形があるけど、使い勝手は違うの?
- 結局、どんなクッカーが使いやすいの?
本記事ではそんな疑問に答えていきます。
記事の内容
この記事を書いている僕は、キャンプを初めて6年。気付けば色々なクッカーが揃い、キャンプごとにどのクッカーにするかチョイスして出かけています。
クッカーをたくさん使ってきた経験をもとに書いていくので、クッカー選びで悩むあなたの参考になれば嬉しいです( ´ ▽ ` )
ソロキャンプ用クッカーを選ぶ5つのポイント

僕が考えるクッカー選びのポイントは、下記の5つです。
- 素材
- セット内容
- 形状
- 焦げ付き防止加工
- 取っ手の形状
それぞれ詳しく解説します。
その①:素材
クッカーに使われる金属は、主に3種類に分けられます。
アルミ

熱が伝わりやすいので炊飯や炒め物をしやすいです。
チタンほどではないけれど軽く、そしてお手頃な値段で買えます。
チタンやステンレスだと熱が伝わりにくいので、火が当たっている部分だけ焦げちゃったりするんですよね。
ステンレス

ステンレスの特徴は、丈夫さと保温性が高いこと。
僕はステンレス製のポットも使っていますが、ぶつけても凹んだことはないし、お湯を沸かして入れっぱなしでもすぐには冷めません。
ただ、重さがあるので軽装備にこだわる人には向きません。
チタン

チタンは、とにかく軽いです。
登山する人なんかは好んで使いますね。
ソロキャンプを続けると荷物を小さく、軽くしたくなる人が多いと思いますが、そんな人にはおすすめです。
熱伝導率が低いと炒め物などはしにくいですが、湯沸かしには問題なし。フチが熱くなりにくいので、クッカー兼カップとして使うにはちょうど良いです。
ただ、お値段が高いのが難点です。
初心者には、アルミがおすすめ
上記から、最初に買うならアルミ製が扱いやすいかと思います。
料理しやすくてそこそこ軽く、安い。丈夫じゃないと言われますが、グニャグニャに凹んだり錆びまくったりなんてことも無いです。
僕が3年以上使い続けているアルミクッカーは、角をぶつけてちょっと凹んだくらいで、まだまだ現役で活躍しています。
その②:セット内容
クッカーセットの中にも、いろんな組み合わせがありますね。
例えば、下記の通り。
- 鍋とフライパンのセット
- 鍋2つのセット
- 鍋2つとフライパンのセット
キャンプでどんな料理をしたいかによって、必要なセット内容は変わりますね。
- バーベキューグリルでBBQしつつ、ご飯を炊きたい→炊飯用の鍋があればOK。
- ご飯を炊きつつスープを作り、フライパンでおかずを炒めたい→鍋2つとフライパンが必要
上記の感じで「キャンプに行ったらどんな料理を作るかな」と考えてみると、自分に必要なセットが分かってくると思います。
その③:形状
クッカーを探していると、深くてスリムな深型と、浅くて薄い浅型がありますよね。
深型

縦に深い分、直径が小さいため収納しやすいですが、火が当たる面積が狭かったり、食材を混ぜにくかったりと若干の料理しにくさがあります。
浅型
火が当たる底面積が広いので料理しやすく、浅いので混ぜやすいなどの利点があります。直径が大きい分ちょっと収納しにいくいと感じることも。
とはいえ、深型でも十分料理はできるし、浅型だから収納できないなんてことはありません。
料理のしやすさと収納性、どっちをより重要視するかで決めれは問題なしです。
その④:焦げ付き防止加工

特にフライパンに言えることですが、焦げ付き防止加工されている方が圧倒的に料理しやすいです。
加工されていないと、油を入れたとしてもくっつきやすいし、その分洗い物も大変。
目玉焼きがくっついて破けちゃったり、餃子の皮がくっついてベロっと剥がれちゃったりした経験が僕にもあります、、、
なので、フライパンを多用する人は、加工されているのを選ぶのがおすすめですよ。
その⑤:取っ手の形状

長いもの、短いもの、吊り下げられるものと、取っ手にも色々あります。
ガスバーナーで料理する人はあまり気にしなくて良いかもですが、焚き火料理をする人は、短い取っ手だと熱くなって持てません。
長めか、吊り下げられる取っ手だと料理しやすいですよ。
ソロキャンプで使いやすいおすすめクッカー

おすすめのクッカーを、3タイプに分けて紹介します。
アルミ製で焦げ付き防止ありのクッカーセット
熱伝導率が高く軽量で扱いやすいアルミ製、かつ焦げ付き防止加工がされたクッカーセットです。
ツンドラ3ミニ ブラックバージョン
鍋×2、フライパンのセット。
鍋とフライパン両方が焦げ付き防止加工されています。
フタが鍋と2つのフライパン全てにフィットするのも良いですね。
ヤエンクッカー
スノーピークの、焦げ付き防止加工された鍋、フライパンのセット。2種類のサイズから選べます。
鍋には注ぎ口がついているのでお湯を注ぎやすく、フタは湯切り穴があるので麺類を茹でる時に便利ですね。
メスキット
トランギアのメスキットは、鍋、フライパン、アルミプレートのセット。
フライパンは焦げ付き防止加工されています。
鍋には吊り下げられる取っ手、フライパンは枝を挿し延長できる取っ手がついており、焚き火調理にも向いていますね。
山クッカー角型
ユニフレームのクッカーセットで、鍋×2、焦げ付き防止加工されたフライパンのセットです。
珍しい角型で収納性に優れており、お湯を注ぎやすい、袋ラーメンがすっぽり入るなどのメリットもあります。
≫焦げ付かないアルミ製クッカーの詳細はこちらの記事にまとめています

料理しやすいアルミ、軽いチタンの組み合わせ
料理しやすいアルミと超軽量のチタン、どっちも気になる人向けなセットが下記の組み合わせです。
このセットは「料理のしやすさと軽さ」にこだわり、僕なりに組み合わせたセットです。

フライパンに焦げ付き加工されていないことだけが残念ですが、軽さを求めたらこうなりました。フライパンの役目が少なそうな時にこのセットを持っていきます。
アルコールストーブと組み合わせるために考えましたが、アルコールストーブじゃなくてもでも普通に使えます。

焚き火で使いやすいクッカー
焚き火で料理する場合は、取っ手が熱くならない事が大事です。
上記2点は木の枝を取っ手にするフライパンです。
枝を切って好きな長さに調節できるので、焚き火料理したい人にはピッタリ。
鍋については、ソロストーブポット1800が使いやすいです。
吊り下げられる取っ手と横の取っ手の両方がついているので、焚き火の上に吊り下げて料理した後、皿やカップに注ぐのも簡単。
中にウッドストーブを収納することもできるので、クッカーの中に焚き火台を収納できて装備のコンパクト化にも繋がりますね。
https://bushcraft-beginner.com/cooker/
まとめ:クッカー選びのポイントとおすすめ
本記事は「ソロキャンプのクッカーを選ぶ5つのポイント【おすすめも紹介】」について書いてきました。
クッカー選びのポイントをおさらいすると、下記になります。
- 素材
- セット内容
- 形状
- 焦げ付き防止加工
- 取っ手の形状
おすすめクッカーは3タイプに分けて紹介しました。
詳細はそれぞれの記事をご覧ください。
これだ!というクッカーを見つけて、大自然の中で美味しいキャンプ飯を楽しんでくださいね!
それでは!
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