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冬キャンプを暖房なしで過ごす3つの工夫【経験談】

冬キャンプで暖房器具を使うと暖かい反面、荷物が増えて準備や片付けもわりと面倒。暖房なしで冬キャンプできないかと考える人も多いと思います。

この記事では、暖房なしで冬キャンプをするにはどんな準備が必要かをまとめます。

実体験を交えて書いていくので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

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暖房なしの冬キャンプに必要な準備

暖房器具を使わないかわりに下記の3つを揃えるのがおすすめ。

  • 暖かい服装
  • 暖かい寝具
  • 断熱性の高いマット

詳しく見ていきましょう。

暖かい服装

服装の中でも特に重要なのが次の2つだと思っています。

1. ダウンジャケット

暖房なしだと、いかに体温を逃さず暖かく保つかが重要。そのためにはダウンを着るのがいちばんだと思っています。

高品質なダウンは膨らむ力が強く「デッドエアー」と呼ばれる空気層をより厚く作ってくれます。

この空気層が冷たい外気を遮断してくれるわけですね。

僕は適当な服を重ねまくって冬キャンプしていたのですが、5着以上も着込んでいるのに寒くて不思議に思っていました。

寒さに耐えかねてちょっと良いダウンジャケットを買ってみたら、適当な重ね着よりダウン1枚の方が暖かいことにびっくり。

それもそのはずで、適当な重ね着ではそこまで空気層を作れていなかったからフカフカのダウンとは断熱性が全然違ったんですね。

ダウンを選ぶ時はフィルパワー(どれだけ膨らむかみたいな数値)が高いものがおすすめ。700FP以上が高品質と言われています。僕はモンベルの800FPのものを着ています。

最近はダウンパンツも履くようになり下半身までポカポカ。僕はこちらもモンベルにしましたが、YouTubeでいただいたコメントだとネイチャーハイクが人気みたい。

2. メリノウールの下着

ウールは毛の縮れが空気層を作ったり濡れを肌に伝えにくかったりと保温に適した素材。

さらに表面が「スケール」と呼ばれる鱗状になっていて、これが開閉することにより適度に湿度を保ってくれます。「天然のエアコン」と言われるほどの素材です。

僕はメリノウールのロンTの上にダウンジャケットを着ています。

メリノウールを着るようになってからは暖かいだけでなく、汗ばんでもペタッとする感じがなくて快適です。

余談ですが、熱が出て寝込んだ時にメリノウールを着て、その良さを改めて実感しました。暖かいし汗をかいても不快にならない。それからは日常生活でも着るようになりました。

暖かい寝具

日中暖かく過ごせても、寝る時に寒くて眠れないとほんとに地獄です。快適に眠れるようしっかり準備しましょう。

マット

冬は地面からの冷気が半端じゃなく、マットの断熱性が足りないゾクゾクして目覚めます。雪上キャンプの場合は特に注意が必要。

マットの断熱性は「R値」で表されます。この数字が大きいほど断熱性が高くなります。

僕は−5℃くらいの雪上でキャンプすることが多くて、その場合はR値4以上で安心といった感じです。

単体でR値の高いマットにするのも良いし、R値が低いマットでも重ねることで断熱性をアップできます。

例えば荷物を減らしたい場合はR値の高いエアーマットひとつ、嵩張っても大丈夫ならフォームマットを複数枚持って行って重ねてもいいですね。

僕は荷物を少なくしたいので基本NEMOのエアマットを単体使用、足りない時は薄いフォームマットを重ねています。

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寝袋

寝袋には「快適使用温度」が表示されていますが、実際に使う気温より少し余裕を持たせて選ぶのがおすすめ。

暖か過ぎたら薄着で使うとかできますが、寒いとどうしようもないので。

寝袋は化学繊維とダウンに大別できますが、これは「収納性」や「扱いやすさ」で選べばOK。

ダウンか化繊か

コンパクトに圧縮して収納できるのはダウン。
化学繊維はダウンより大きくて重いです。

下の画像は、左が−4℃対応のダウンシュラフ、右が15℃対応の化繊シュラフ。対応温度が全然違うのに同じような大きさです。ダウンがどれほどコンパクトか分かると思います。

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一方、扱いやすさで有利なのは化繊。

ダウンは水濡れに弱く洗濯には専用洗剤が必要ですが、化学繊維は水濡れをそこまで気にしなくて良いし気軽に洗濯できます。

ダウンを選ぶなら質に注目

前述の通りダウンは品質によってフィルパワーが変わります。

同じ対応温度でも、フィルパワーが高いものはコンパクトに収納できるし低いものは収納サイズが大きくなります。

「ダウンシュラフはコンパクト」と思って買っても、安物だとフィルパワーが低くて結構嵩張ったりします。

コンパクトさを求めてダウンを選ぶなら、ある程度フィルパワーが高いものを選んだ方がいいです。

逆に言えば、収納サイズにこだわらないなら安めのダウンでも化学繊維でも問題ありません。

断熱性の高いマット

寝る時だけでなく、日中も地面からの冷気を防がなければ寒いです。マットを敷いて冷気対策するのがおすすめです。

就寝用のマットを使うのもありですが、エアーマットだと穴を開けちゃう恐れがあるので分けた方が安心。フォームマットなら併用でいいと思います。

おすすめはサーマレストのZシートソル。

座布団サイズで取り回しが楽だし、アルミ蒸着が体温を跳ね返してくれるからかほんのり暖かいんです。

僕は基本イスを使わない地べたスタイルですが、雪上に直で敷いても冷えを感じません。イスを使う時も座面にZシートを敷けば暖かく座り心地も良くなります。

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最低限の道具にお金をかければ暖房いらず

薪ストーブや石油ストーブ、その他の細かな暖房器具を集めようとすると、結構な金額になります。

その予算を服装や寝具に回すことで暖房なしでも暖かく過ごせるし、ストーブ等を持ち込むより荷物も減って気軽に冬キャンプできます。

特にダウンジャケットやメリノウールの下着なんかは、冬キャンプだけでなく日常生活でも毎日使えるのでコストパフォーマンス高め。

この記事が暖房なし冬キャンプを考えているあなたの参考になれば嬉しいです。

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