キャンプで必需品というイメージが強いクーラーボックス。でも、「クーラーボックス、なくしてみたいな…」と考える人も少なからずいると思います。
僕がクーラーボックスを使わなくなって思うのは、要冷蔵の食品は使えないから料理の幅は狭まるけれど、それを上回るメリットもあるということ。
本記事では、クーラーボックスを使わないキャンプはどんな感じか、使わないことのメリットはなにか、といった情報をまとめていきます。
- クーラーボックスっていらないのかな?
- でも食品を冷やせなくなるよな、、、
- だとしたら何を食べるんだろう?
そんな疑問を持つ人に参考にしてもらえたらと思います。
キャンプにクーラーボックスはいらない?使用をやめて思うこと

繰り返しになりますが、僕はクーラーボックスの使用をやめてみて、なくても問題ないと感じています。
なぜなら、保冷せずに済む美味しい食品がたくさん売られているからです。
キャンプ料理の幅は減っても、食事は楽しめる

肉や海鮮などの要冷蔵の食品は使えなくなるので、「バーベキューやキャンプ料理といったキャンプの醍醐味がなくなるのでは?」と思う人もいるかもです。
確かに、使える食材の種類が減るということはキャンプ料理の幅も狭まります。
ただ、今時のレトルト食品って本当にバリエーション豊かだから、料理そのものは楽しめなくても、食事は十分楽しめると思うんですよね。
保冷いらずな食品のレベルが高い
僕は缶詰やレトルト食品をよく食べますが、簡単だし味も下手に自分で作るより美味しいかったりします(ショック、、、)
個人的なお気に入りは、いなばのカレー缶。

レトルトカレーって具がしょぼいものも多いけど、いなばのカレー缶はゴロっとした肉が入っていて食べ応えがあります。味の種類も多くて、僕のお気に入りは黒カレー。
最近食べた中華丼も美味くて、炊き立てのご飯との相性抜群で幸せでした。しかも、お湯を沸かして湯煎するだけの簡単調理。
これらのスタンダードなレトルト食品だけでなく、ハンバーグやカツ丼などの肉料理、和食や魚料理など、探せばなんでもあります。
僕は簡単飯が好きなのでレトルトばかりを挙げましたが、多分、保冷が必要ない食材を使った美味しいキャンプ飯もたくさんあるはず。
冷たい飲み物も、飲めなくはない

クーラーボックスなしだと、冷えた飲み物を大量に用意するのは難しくなります。これは僕自身困ったことでもあります。
ただ、工夫次第では解決できて、僕は水筒に氷を入れたり、冷やした缶をそのまま入れられるタンブラーを使ったりしています。

ビール好きな友達に聞いたんですが、「グロウラー」という炭酸OKな水筒もあるみたい。これならビールも入れられるのだとか。
クーラーボックスをなくすと言いつつあれだけど、飲み物用の小さなソフトクーラーを使うのもあり。
僕は5Lのソフトクーラーに飲み物と少しの食料を入れて、それをリュックに詰め込んでバックパックスタイルのキャンプをしていた時期もあります。

いきなりクーラーボックスをなくすのは難しいと感じる人には、小さなソフトクーラーは結構おすすめ。

キャンプでクーラーボックスを使わないメリット

料理の幅が狭まることがデメリットだとすれば、それを上回る大きなメリットもあります。
荷物が減る
クーラーボックス自体がなくなるし、氷や保冷剤も不要。
僕がクーラーボックスなしでバックパックキャンプする時の食料は、例えば下記です。
米、レトルトのおかず、缶詰、つまみ、ウイスキー、炭酸水、氷(水筒に入れる)、インスタントコーヒー、パン(朝ご飯)
15Lのクーラーボックスを片手に持っていた時期と比べたら、かなりコンパクトになりました。

面倒ごとが減る
クーラーボックスを使わなくなって調理を簡単にすると、必要な調理道具や洗い物も減ります。
例えば、バーベキューに使っていた炭や網、トングが不要になったり、その結果洗い物も減ったり。
そんな感じで、準備や運び込み、片付けの負担が軽減して、キャンプの面倒ごとが少なくなります。
キャンプに億劫な部分を感じている人にとって「クーラーボックスはいらない」という決断が、キャンプを楽にしてくれるきっかけになるかもしれません。
簡単なので、一度お試しを
クーラーボックスをなくすと聞くとなんか難しそうに感じるけど、お試しで簡単にできちゃいます。
美味しそうなレトルト食品、または保冷不要の食材を使ったキャンプ飯を調べて、家にある水筒に氷を詰めて、キャンプに行くだけ。
それで「クーラーボックス、いらないじゃん!」ってなればキャンプがお手軽になるし、やっぱり料理や飲み物を不満なく楽しみたいと思えばクーラーボックスを使えばOK。
お試し感覚で、ぜひ一度やってみてはいかがでしょうか。