そんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、冬キャンプでは薪ストーブや石油ストーブで暖をとってきました。
しかし、ストーブは大きくて重く持ち運びが大変。コンパクトな暖房器具を求めて、コールマンの「遠赤ヒーターアタッチメント」を使い始めました。
ソロテントやツールームテント、タープ下など色々な状況で使ってみた感想を詳しくレビューしていきますので、3分ほどお付き合いください(`_´)ゞ
コールマン 遠赤ヒーターアタッチメントのレビュー

3シーズン使ってみて、ソロ用テントで使うなら十分、大きなテントで使うなら補助的に使うのがいいなと思っています。
ソロキャンプ用テントなら十分な暖房
テンマクデザインのパンダTCを張って試してみました。その日の状況は下記の感じです。
- 外気温は9℃
- 吐息が白い
- 厚手パーカーでかなり寒い
季節は晩秋で、夜はかなり冷えました。
弱火から試してみる
最初に、バーナーを弱火にしてヒーターアタッチメントを置いてみます。

10分後に幕内の温度を測ってみました。

結果は約13℃。外よりはかなり暖かく感じますが、ポカポカするって程ではありません。そのまま10分放置してみましたが、同じく13℃のままでした。
ちょっと火力アップ
バーナーの火力を少し上げてみます。中火くらいにすると、ヒーターアタッチメントの上部まで赤くなりました。

また10分程放置すると、、

温度はなんと20℃。入った瞬間に「あったけぇ!」と感動。上着を一枚脱いでいいくらいでした。
グループキャンプでは補助的な使用がおすすめ
4人でのグループキャンプの際、コールマンのツールームテントに入れてみました。
石油ストーブでテント内全体を温めつつ、テーブルの上にヒータアタッチメントを置くと手元が暖かくなってかなり快適。

「こんな小さいのに暖かくなるんだな」と他のメンバーも驚き。
流石に大きなテントをこれひとつで温めるのは厳しいけれど、サブの暖房として手元に置いておくとかなり暖かさがアップします。
コンパクトで持ち運びに便利
ヒーターアタッチメント最大のメリットは、シングルバーナーに乗るコンパクトさであること。他の暖房器具と比べたら圧倒的に小さいです。
- 直径:約8cm
- 高さ:約6cm
- 重さ:約100g
直径8cm以上のウッドストーブやクッカーがあれば、すっぽり収納できます。

100gという軽さも圧倒的。
僕はこれまで、冬のソロキャンプでは薪ストーブを使っていたため、10キロ以上の荷物を運んでいました。
薪ストーブと比較すると、軽量化がえげつないです。10kg→100gですからね(°_°)
コールマン 遠赤ヒーターアタッチメントの使い方

バーナーに乗せるだけですが、一応対応するバーナーは限られています。一緒に使うと便利なアイテムも合わせて紹介していきます。
対応しているバーナーはコールマン製
コールマン公式サイトでは、「コールマン製のガソリンシングルストーブのみに対応」と記載されています。
僕を含めCB缶やOD缶用バーナーで使っている人が多いようですが、自己責任で、遮熱版などを合わせて危険のないよう使用する必要があります。
ST-310で使う場合の遮熱版
ヒーターアタッチメントの熱がガスボンベに伝わらないよう、僕は下記の遮熱版を使っています(正確には旧版で折りたためないやつ)。
ガスボンベを守ってくれるだけでなく、下方向への熱を跳ね返して効率よく温めてくれるので、ヒーターアタッチメント使用時は併用することをおすすめします。
ヒーターアタッチメントの上でもクッカーを使える
「ヒーターアタッチメントを置いたら、バーナーで料理できないんじゃない?」と思うかもですが、大丈夫です。
アタッチメントは上部まで高温になるので、その上にクッカーをおけばお湯も沸くし料理もできます。

暖をとりながら料理ができるので一石二鳥です。
コールマン 遠赤ヒーターアタッチメント レビュー:まとめ
ヒーターアタッチメントがあれば、ソロキャンプ用の小型テントなら十分暖かくなります。グループキャンプでもメインのストーブと合わせて使えば手元が暖かくて便利。
何より、超コンパクトで持ち運びに困らないので、ギアボックスに忍ばせておけば冬キャンプの心強い味方になります。
- 日中はテントの外で焚き火しつつ料理
- 夜はテント内でヒーターアタッチメントでぬくぬく晩酌
個人的には上記の使い方がお気に入り。
ガチなストーブを買うよりかなり安上がりなので、「冬キャンプ用の暖房、何にしよう?」と悩んでいる人に、とりあえず試して欲しいアイテムです!
それでは!
