そんな方に向けて、タープ泊の魅力とやり方について紹介します。
タープ泊はとても魅力的な宿泊スタイルですし、初心者でも割と簡単にできます。
この記事を読んでぜひ挑戦してもらえればと思います。
記事の内容
- タープ泊の3つの魅力
- タープ泊のやり方
- タープ泊で気を付けること
- タープ泊におすすめの道具
それではしばしお付き合いください(^_^)
タープ泊の3つの魅力
はじめに、タープ泊の魅力をみていきましょう。
魅力1. 荷物の少なさ
タープ泊は、テント泊に比べて荷物をかなり軽量化できます。
テントはインナーシートとフライシートという2種類の幕がついている場合が多いですね。それも、複雑な形をしているので畳んでも結構かさばります。
タープはたった1枚ですし、四角形のものを使えばスッキリきれいに畳むことができてとってもコンパクト。
僕は、結構コンパクトなソロ用テントを使っていたのですが、それでもタープ泊にした時の荷物の少なさに衝撃を受けました。
テントと違いバックパックの中に入れて持ち運べるのですごく楽です。荷物を減らしたいと考えている人にはもってこいのスタイルです。
魅力2. 自由度の高さ
タープ1枚で色々な張り方ができ、自由度が高いのも魅力のひとつ。
スタンダードにポールを使ってタープを張るもよし。
木の間にロープを張り、その上にタープを広げて張ることで、広々とした空間を作ることもできます。
下の写真はタープの下にハンモックを張っていますが、もちろんハンモックなしでタープだけでも過ごせます。
タープを閉じられるように設営にすれば、寝るときは安心感を得られるしプライバシーを守ることもできます。
魅力3. 全てにおいて圧倒的に楽
まず設営が簡単。
テントのように、ポールを何本も伸ばして、インナーテントを立てて、フライシートをかぶせて、張り綱を張って・・・
というような手間がありません。
そして、テントへの出入りや荷物の出し入れもありません。
ご飯を食べるのも、焚き火をするのも、くつろぐのも、寝るのも、すべてタープの下。ミニマムなキャンプを楽しむことができます。
雨や結露で濡れたとき、乾かすのだって楽チン。布1枚なので、そこらへんに広げておけばオッケーです。
撤収時に畳む時だって、テントのように「どうやって畳まれてたっけ・・・」と悩まなくていいです。
楽なことだらけで、めんどくさがりな人でも取り扱いが簡単ですよ。
タープ泊のやり方
タープ下で寝るだけなので書くほどのことでもないと思いますが、さらっと書いておきます。
日中は、ポールと張り綱を使ってタープを張ってその下で過ごし、寝るときはマットかコットの上で寝袋に入って寝ます。
テントのようにジッパーで閉め切るインナーがついているわけではないので、虫が気になる人は蚊帳の中で寝るといいと思います。
(記事後半でタープ泊グッズを紹介しますね)
と言う人は、寝るときにタープを閉じれるように設営すれば、テントのように泊まることもできます。→こちらで張り方を紹介しています。
タープ泊で気を付けること
タープ泊は何もかもがいいことだらけというわけではありません。注意点も書いておきます。
注意点1. 害虫対策はしっかり
タープ1枚では、いくらクローズスタイルにしても隙間が空いてしまいます。
虫が出る季節は蚊帳や虫除けグッズを準備しておくのが吉。
注意点2. 雨風に弱い
テントに比べて、悪天候にとても弱いです。
天気予報をチェックして、雨や風が不安であればテント泊にした方が無難でしょう。
タープ泊におすすめのグッズ
最後に、タープ泊におすすめのグッズを紹介します。
1. タープ
まずはタープ本体。
DDタープ
キャンプ芸人ヒロシさんも使っているDDタープ。ループがたくさんついていて様々な張り方ができます。
コンパクトが良ければ3m、広々使いたければ4mを選べばいいと思います。
僕は3mを使っていますが、ソロなら十分だと感じています。
ペンタシールド
独特な形をしたスノーピークのソロ用タープ。おしゃれでかっこいいですよね。
ムササビウィング
テンマクデザインのポリコットン素材のタープ。
コットンは火の粉に強いので、心置きなく焚き火を楽しみたい人におすすめ。
2. ポール
ポールが付属していないタープの場合、別でポールを準備しましょう。
ポールは長さに気をつければ正直どれでもいいと思います。こちらは50cm刻みで長さ調節ができるので分かりやすそうです。
3. 張り綱
タープに張り綱が付属しない場合、または付属のロープが気に入らない場合は別途準備しましょう。
簡単に長さ調節をしたい場合は、自在金具がついたものがおすすめ。
自分でちょうどいい長さに切りたい場合は、パラコードがいいと思います。
タープの張り綱としてだけではなく、何かと使える汎用性の高いロープです。
4. 蚊帳
虫が多い季節は蚊帳があると安心です。
吊り下げ式の場合、ロープやポールを使って吊り下げる必要があります。
開けば簡単に設営できる蚊帳もあります。収納サイズが大きめですが、手軽さを求めるなら吊り下げ式よりいいですね。
まとめ:タープ泊で楽なキャンプを楽しもう
記事をまとめます。
- タープ泊は荷物の少なさ、張り方の自由さ、楽さが魅力
- 蚊帳やクローズスタイルで快適なタープ泊も可能
- 悪天候には注意が必要
とにかく楽チンなタープ泊。立派なタープを準備しなくても、ホームセンターで売られているブルーシートで試すこともできます。
テント泊にはない魅力があるので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。
それでは!