こんにちは、T島(@t_tshima1991)です。
本記事では、バンドックのパップテント「ソロベース」をレビューしていきます。
そんな疑問にお答えしていきますので、3〜4分お付き合いください(`_´)ゞ
記事の内容
この記事を書いている僕は、これまでドーム型テントやワンポールテント、タープ泊など色んなスタイルでキャンプをしてきました。
その経験の中で「パップテントってめっちゃ使いやすそうだな」と思うようになり、パップテントをリサーチして、バンドックのソロベースを使い始めました。
≫ 参考:パップテントの魅力とおすすめ4選【テントとタープのいいとこどり】
結論から言うと、ソロベースはめっちゃおすすめできるテントですヽ(´▽`)/
本記事では、ソロベースの基本情報から、他のテントの比較、ソロベースと合わせて持っておくと良いものなどを書いていきます。
バンドックソロベースをレビューする

ソロベースの基本情報から見ていきます。
外観と居住性
ミリタリー感が強く、カッコいいデザイン。
テント前面の幕を張り上げて屋根にすることができます。

横と裏はこんな感じです。


スペックと付属品
ソロベースのスペックは以下の通り。
サイズ・重量
- フライ:幅360×奥行き190×高さ110cm
- インナー:幅190×奥行き85×高さ100cm
- 収納時:幅40×奥行き20×高さ20cm
- 重量:4.4kg
収納サイズはこのくらい。 下にあるのは500mlのボトルです。

設営時の高さは割と低め。付属のポールで張り上げた高さだと、チェアを使うには低いかもです。
地べたスタイルや低めの椅子なら大丈夫です。

もっと高く張り上げたい場合は別売のポールが良さそうですね。
インナーの横幅は約190cmなので、長身でも余裕があります。キャプテンスタッグのマットがスッキリ収まりました。

取り付けは、フライシートとバックルで接続するだけ。簡単です。

インナーは幕内の後方半分のスペースなので、前半分は土間スペースとして使えます。
就寝時は張り上げた幕を閉じて、土間スペースに荷物を置いておくことが可能。
インナー両脇にもスペースあり。

材質
- フライ:ポリコットン(ポリエステル65%・綿35%)
- インナー:ポリエステルメッシュ(フロア部:ポリエステル)
- フレーム:アルミ合金
ポリコットンは火の粉に強いコットンが含まれているため、ポリエステル生地より安心して焚き火ができます。
張り上げた幕の下で焚き火をしましたが、穴は一箇所も空いていません。
インナーはメッシュなので夏は涼しそうですね。冬は虫がいないのでインナーいらずです。
付属品
- フライ
- インナー
- ポール
- エンドキャップ
- ペグ
- 張り綱

※すみません、写真にエンドキャップを写し忘れましたm(__)m
2020年1月の入荷分からは、ペグがアルミVペグに変更されました。

よくある標準装備の安っぽいペグより格段に良いです\( ˆoˆ )/
ソロベースのデメリットとメリット

下記の通りです。
デメリット
- ①:地面との間に隙間ができる
- ②:付属品がちょい安っぽい
メリット
- ①:カッコいい
- ②:インナーテント付き
- ③:居住性が高い
- ④:コスパが良い
それぞれ見ていきます。
デメリット①:地面との隙間
普通に張ると、地面との間に隙間ができます。冬キャンプで使う場合は隙間風が気になるかも。
そこで、設営時にペグでとめるループをできるだけ短く調節したら、隙間を狭くできました。

微妙に残った隙間は、落ち葉とかで適当に埋めればOKです。
まあ、地面との隙間は他のパップテントも同じたと思うんで仕方なし。スカート付きのパップテントが欲しい場合は、今のところ炎幕DXを選ぶしかなさそうです。
デメリット②:付属品がちょい安っぽい
個人的には、張り綱がちょっと残念。
せっかく幕がカッコいいのに、真っ白な張り綱で雰囲気が崩れちゃいます。
長さ調整の金具も安っぽい。
、、、と言っても、ポリコットン製で20,000円とコスパ最高のテントなので、付属品まで良くしろなんてワガママ言い過ぎかもですね(°_°)
幕自体はしっかりしてるし。
メリット①:カッコいい

男心をくすぐるカッコよさ。
ミリタリー感や無骨さを求める人にはもってこいです。
軍物のを除いたアウトドアメーカーから出ているパップテントでは、こんな色合いの物はありません。
ミリタリーな見た目にこだわる人にはイチオシのデザインです。
メリット②:インナーテント付き
インナーが標準装備なのは嬉しいですね。
他のパップテントでインナー付きは見つけられませんでした。
インナーがあれば虫がいる時期でも安心して寝られます。
メリット③:居住性が高い
下記の点で、めちゃくちゃ過ごしやすいと感じます。
- 幕を張り上げればタープ代わりになる
- ポリコットンの幕なので安心して焚き火できる
- 幕内の半分が就寝スペース、もう半分は土間として荷物を置ける
タープを張らずとも快適にソロキャンできちゃうし、就寝スペースと土間スペースの両方があって使いやすいです。
メリット④:コスパが良い
約20,000円と他のパップテントに比べて低めの価格帯。
それでいてポリコットンの幕、インナー付きなので、コスパ良すぎです。
テンマクデザインの炎幕DX EVOも同じくらいの値段だけど、幕の一部がポリコットンではなくポリエステルです(その分軽量化されているワケですが)。
パップテントは幕を張り上げれば屋根ができるので、別でタープを買う必要も無し。他の道具を色々揃えなきゃいけないキャンプ初心者にもおすすめできます。
ソロベースは色んなテントの良いとこどり

僕がパップテント型のテントを魅力的に感じるようになったのは
ドーム型テント、ワンポールテント、タープ泊などのメリットを寄せ集め、デメリットを排除した良いとこどりなテント
だと思ったからです。
ドーム型テント
- メリット:中が広くインナーがついている安心感あり
- デメリット:設営がちょい面倒(特に吊り下げ式じゃないタイプ)
ワンポールテント
- メリット:ペグを打ってポールで立ち上げるだけの簡単設営
- デメリット:ピラミッド型で内部が窮屈&真ん中のポールが邪魔
タープ泊
- メリット:屋根の下で過ごせる安心感
- デメリット:泊まるには開放感がありすぎる
ソロベース(パップテント)
- 中が広くインナーがついている安心感あり
- ペグを打ってポールで立ち上げるだけの簡単設営
- 屋根の下で過ごせる安心感
上記の通りで、他のテントのメリットが集まってデメリットは解消される感があります。
もちろん、他のテントの方がソロベース(パップテント)より優れている点はあるんですけど、総合的に見てすごくバランスのいいテントだと思うんですよね。
もし自分がこれからソロキャンデビューするなら、ソロベース買うだろうなーって思います。
ソロベースと合わせて揃えたいアイテム

あった方がいいと感じたアイテムを紹介します。
グランドシート
ソロベースでインナーテントを使う場合は、グランドシートが必須。
サイズ的にはGEERTOPのグランドシート(90×210cm)をちょっと折って使うのが良さげ。
張り綱
付属の張り綱は真っ白でせっかくの幕のカッコよさが薄れちゃいます。
僕は今後はパラコードを使うようにします。
自在結びを覚えちゃえば、自在金具も不要ですよ。
≫ 参考:キャンプやブッシュクラフトで便利なロープワーク【テント・タープ設営に】
ペグ
個人的には付属のアルミ製Vペグは軽くて気に入っているんですが、硬い地面で使う場合は心細いかも。
鍛造ペグなら、重いけど頑丈さはピカイチ。
エリッゼステーク8本セット×2セットあれば足りそうです。
バンドック ソロベース レビュー|まとめ
本記事は「【バンドック ソロベース レビュー】ソロキャン歴4年の僕が惚れたパップテント」について書いてきました。
ソロベースは「居住性が高くタープも不要」なパップテント特有のメリットに加え、インナーテント付きでコスパも抜群。
何より、軍物のパップテントに寄せたデザインがめちゃくちゃカッコいいです。
ドーム型テントやワンポールテントのいいとこどりな機能で、キャンプ経験者にはもちろん、これからキャンプデビューしようとしている人にもおすすめできます。
カッコよさと過ごしやすさを両立させたいキャンパーにはイチ押しなテントですよ( ´ ▽ ` )
それでは!
ソロベースでキャンプしました
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いつも大変参考になり、また楽しみに拝見させていただいています!
T島さんの推奨もありバンドックソロベースを購入しソロキャン初めてしてみました。
5月初旬の日光ということもあり明け方寒く、入り口を開け閉めしやすくするための、ソロベースに被せるDDタープのサイズやおすすめの張り方などUPして頂けたら幸いです!
今後も楽しみにしていますので無理なさらずマイペースでゆっくり長くお続けください!