「ブッシュクラフトは様々な知識やスキルが必要でアウトドア上級者向けの趣味」というイメージはありませんか?
僕がキャンプ友達にブッシュクラフトの楽しさを話すと、「そんなレベル高いことできなそう」とか「キャンプが上達したらやってみたい」なんて言われることが多いです。
しかし僕は最近、ブッシュクラフトはキャンプ初心者にもおすすめなスタイルなのではないか、と考えています。
今回はその理由について詳しく話していこうと思います。
①キャンプに比べて初期費用が少なくて済む
キャンプを始める時って、かなり多くの道具を準備しなければなりませんよね。テント、タープ、テーブル、チェア、コンロ、バーナー・・・
少しこだわって良い物を揃えようとすれば、簡単に10万円は超えてしまうと思います。
それに比べてブッシュクラフトは、最小限の道具で行うという前提があるため、キャンプほどの道具を揃える必要がありません。
つまり、初期投資が少なくていい分はじめやすい趣味だと思うのです。
実際、僕がはじめてブッシュクラフトに挑戦した時は、家に眠っていたブルーシートとノコギリ・ナイフを使い、買ったものはロープとマッチだけ。1,000円もかかりませんでした。
ソロキャンプの時に集めた装備の中で、ブッシュクラフトに行く時には持っていかないものを挙げてみると、
テーブル・チェア・シングルバーナー・バーベキューグリル・キャリーワゴン・収納ボックス
と様々なものがあります。それだけブッシュクラフトは道具が少なくていいという事ですね。
ブッシュクラフトはキャンプに比べると準備する道具が少なくて済む
②ブッシュクラフト→キャンプという順が合理的
上記のようにブッシュクラフトは少ない装備で行うので、その中で「自分にはこれは必要だな」という装備が分かっていきます。
僕はソロキャンプを始める時にネットで得た知識で頭でっかちになってしまい、今となっては全然使っていない道具も無駄にたくさん揃えてしまいました。
その反対に、僕が何度かブッシュクラフトに誘って一緒に楽しんでいた友人が自分で道具を揃え始めた際、
「料理は焚き火でするのが楽しいからバーナーは要らない。だけど、椅子がないのは疲れるから座り心地のいいチェアを買おう。」
と、無駄のない買い物をしていました。
そんな風に、ブッシュクラフトをやってみて必要だと思う道具を買い足していった結果、キャンプというスタイルに変わっていく、というのが自然で合理的な順序なのではないかなと思います。
ブッシュクラフトをやってみて、ハマればそのままのスタイルで。快適さを求めるようなら装備を買い足していきキャンプスタイルになっていくのが合理的
③ブッシュクラフトで身につけたスキルがキャンプで活きる
ブッシュクラフトで色んな知識やスキルを身につけていると、キャンプで困った時に対処できることが多くあります。
例えば、テントやタープのペグを忘れた、無くてしまった場合。ブッシュクラフトで木からペグを作った経験があれば、その場で簡単にペグを作り出せます。
また、着火剤を忘れてなかなか火が起こせない場合なんかも、まず落ち葉や細い枝に着火させてだんだん太い薪に火を移していくというスキルがあれば、スマートに火起こしができます。
グループキャンプで困ったことがあったときにヒーローになれちゃいます(笑)
ブッシュクラフトスキルがあればキャンプで困った時に対処できる
まとめ
ブッシュクラフトがキャンプ初心者にもおすすめな理由を3つ紹介してきました。
①初期投資が少なくて済む
②ブッシュクラフトをやってみて必要なものを買い足していくのが合理的
③ブッシュクラフトのスキルがキャンプに活きる
キャンプ初心者の方は、ブッシュクラフトをやってみると自分に必要な道具が分かったり、キャンプに活かせるスキルが身についたりするのですごくおすすめです。