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【焚き火台】ソロキャンプ用に大事な4つの要素。おすすめも紹介するよ!

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こんにちは、Tシマ(@t_tshima1991)です。

7年ほどの間に、気付いたら8つの焚き火台を買っていました。
そのうち7つがソロで使うために買ったもの。

その時々のスタイルに合わせて買い替えてきたんですが、さすがにこれだけ使うと、ソロ用に大切な要素が分かったしおすすめしたい焚き火台も出てきます。

ということで、ソロキャンプ用の焚き火台選びやおすすめ焚き火台について記事にしてみます。

【焚き火台】ソロキャンプ用に選ぶ時のポイントは4つ

以下の4つです。

  • どのくらいのサイズの薪を使うか
  • 収納サイズはどれくらいが良いか
  • 焚き火で料理をするか、しないか
  • 組み立てや片付けがしやすいか

それぞれ詳しく解説していきます。

①どのくらいのサイズの薪を使うか

収納サイズを気にする人は多いですが、いざ焚き火する時のサイズ感はあまりイメージせずに買っちゃう人が多い気がしてます。

「コンパクトに収納できるものを買ったは良いけど、小さな薪しか燃やせない!」みたいな。

よく使う薪のサイズはどのくらいかをイメージして、それに合う焚き火台を選びましょう。薪のサイズは、僕の経験上は大体こんな感じ。

  • ホームセンターで買う薪:30〜40cmが多め
  • キャンプ場で買う薪:30〜40cmが多め
  • 自分で拾う薪:長さは自由だけど細い

ホームセンターやキャンプ場で売られている薪は、木の種類によるけど結構長くてがっしりしてます。

自分で木を拾って薪にする場合は、売り物よりも小ぶりな薪になると思います。

売り物の薪を使うなら、展開時のサイズが大きめな焚き火台が必要。逆に自分で枝を拾って焚き火したい人は、大きすぎる焚き火台を選んでも持て余すかも。

②収納サイズはどれくらいが良いか

これは好みで決めちゃってOK。装備のコンパクト化を目指す人は小さい方が良いし、気にしない人は大きくても困らないと思います。

ただ、先ほど述べた焚き火台の「展開時のサイズ」と合わせて考えるのを忘れずに。

収納サイズ 大きい 小さい 小さい
展開サイズ 大きい 大きい 小さい

例えば、次のように選ぶ感じです。

  • 「収納サイズは気にしないしデカい薪を使う」なら①
  • 「荷物はコンパクト派だけどデカい薪を燃やしたい」なら②
  • 「コンパクトな焚き火台で拾った枝で焚き火したい」なら③

②を求めつつ③を買っちゃう(つまりデカい薪を使いたいのに収納サイズに気を取られて展開サイズまで小さい焚き火台を選ぶ)って失敗を、僕自身やっちゃったし友達もやりそうになっていて止めたことがあります。皆さんもお気をつけて!

③焚き火で料理をするか、しないか

料理しないなら気にしなくていいですが、する場合は下記2つに注目。

  • クッカーを置いたまま薪をくべられるか
  • 五徳は取り外ししやすいか

クッカーを置いた時に薪をくべるスペースが塞がれちゃうと、料理はしにくいです。薪を追加するたびにクッカーをどかす必要がありますからね。

また、五徳は脱着しやすいものがおすすめ。料理する時は五徳をつけ、終わったら外せた方が焚き火しやすいので。

④組み立てや片付けがしやすいか

グループキャンプだと、準備や片付けは友達とかとワイワイできるのであまり気になりません。

でもソロだと、ひとり黙々と準備して片付けるのがただただ面倒くさい。
なので、焚き火台もできるだけ簡単に使えるものがおすすめです。

面倒くささが積み重なると楽しさが減っちゃうと思うんで、意外と重要なポイントだと思ってます。

以上4つのポイントを押さえてソロ用の焚き火台を選べば、失敗しにくいんじゃないかなと思います!

ソロキャンプにおすすめの焚き火台を4つ紹介する

これまで見てきた「重視するべき要素」を踏まえて、ソロキャンプにおすすめの焚き火台4つを紹介していきます。

①ピコグリル398

2018年くらいから使ってるんですが、使いやすくてずっとメインで使ってきました。

「でた〜ピコグリル」って感じかもだけど、おすすめせずにはいられない。色んな焚き火台を使う度に、やっぱピコグリルって良いんだなーって何度も感じてきました。

  • 収納サイズ:33.5×23.5×1cm(A4くらい)
  • 展開サイズ:38.5×26×24.5cm
  • 重量:442g
  • 展開時はデカい薪も余裕で乗る
  • クッカーを乗せても薪をくべやすい
  • 五徳の脱着が簡単(乗せるだけ)
  • 組み立てが簡単

これらの要素を個別に見るともっと優れた焚き火台もあるけど、全てが揃ってる焚き火台って、あまりない気がしてます。

なので、大きな薪を乗せられる焚き火台では、僕の中ではピコグリル一択。

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ここからは、薪を割るとか拾った枝を使うとかで小さめサイズの薪を使う人におすすめの焚き火台です。

②ブッシュボックスXL

ブッシュボックスは箱型で燃焼効率が良く、軽量コンパクトな焚き火台。

箱型の特徴

ピコグリル398みたいな平面型と違い、薪を縦に置くので燃えやすく火力も強い。風の影響を受けにくいのもメリット。

じっくり焚き火鑑賞ってより、火いじりが好きだったりサクッと手早く焚き火したい人にはめちゃくちゃ使いやすい形。

箱型の焚き火台は多いですが、ブッシュボックスは他の箱型にはない良さがあります。

  • 収納サイズ:12.5×19×1cm
  • 展開サイズ:12.5×12.5×19cm
  • 重量:500g
  • 箱型でガンガン燃える
  • クッカーを乗せて調理しやすい
  • 組み立てや片付けが一瞬
  • アルコールストーブも使える

収納サイズがコンパクトで軽く、組み立てと片付けが一瞬でできるのが凄いところ
アルコールストーブの風防・五徳として使えるのも、アルストユーザーには魅力的。

僕は箱型の焚き火台を探した時、いちばん魅力的に感じたのがブッシュボックスでした。ただ、2万超えで手が出せず(泣)。ステンレス製なら半額だけど重くて魅力も半減だし…

それで悩んでる時に見つけたのが、次に紹介するピコグリル239です。

③ピコグリル239

398が有名だけど、それより小さい箱型ピコグリルもあるんです。
いちばん小さいのが85だけど、薪をくべやすそうな239を選択。

  • 収納時サイズ:19.5×33.5×0.4cm
  • 組立時サイズ:直径17.5×18.5cm
  • 重量:290g
  • 箱型でガンガン燃える
  • クッカーを乗せて調理しやすい
  • 組み立てや片付けが一瞬
  • アルコールストーブも使える

ブッシュボックスは使ったことないけど、特徴は多分同じ感じ。

でもピコグリル239は更に軽くて、価格も安いです。ブッシュボックスを諦めた僕にはマジでありがたかった。

実際に使ってみて感じたのは、組み立てと片付けが一瞬で出来るのは想像以上に楽。
この楽さを味わうと組み立て式の焚き火台には戻りたくなくなります。

燃えやすさも抜群。やっぱり箱型は火の回りが早くてすぐに燃えてくれるし、炎が散らばらないので料理しやすいです。

クッカーを乗せたまま薪をくべられる絶妙なサイズは、ソロで使うにはピッタリ。ピコグリル85と悩んだけど、料理するなら239で良かったと思ってます。

アルストの風防・ゴトクにもなるけど、たくさん穴があって風の影響を受けやすく、置き方に工夫が必要。この点はブッシュボックスの方が使いやすそうです。

個人的には、デザインはダントツでブッシュボックスの方が好み。
ただ、軽さと安さの面でピコグリル239には大満足しています。

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④ソロストーブタイタン

こちらも有名なソロ向け焚き火台ですね。

一回り小さいソロストーブ「ライト」もあるけど、拾った枝をストレスなく燃やすなら「タイタン」の方がちょうど良い大きさかも。

  • 収納サイズ:直径13×14cm
  • 展開サイズ:直径13×20cm
  • 重量:468g
  • 二次燃焼で煙が少なく完全燃焼する
  • 組み立ていらず(五徳を乗せるだけ)
  • 専用クッカーと相性がいい
  • アルコールストーブも使える

ソロストーブは上記2つの箱型焚き火台よりさらに燃焼効率が良くて、煙や燃え残りが少ないのがメリット。

詳しくは公式ページで説明されてますが、二重壁の中を空気が通って燃焼部の上の穴から炎となって噴き出す仕組み。二次燃焼ってやつですね(↓は自作のソロストーブもどき)。

円柱の形のままで折り畳みとかはないので、コンパクト派には向かないかも。ただ、専用のポットならすっぽり収納できるので、セットで使うのもあり。

僕はソロストーブ本体は金銭面で断念したけど(またか)、ポットだけ買って自作ストーブを入れてました。

小枝をポイポイ入れるだけでとにかくよく燃えるので、「簡単に焚き火を楽しみたい!」って人におすすめです。

しっくりくる焚き火台はソロキャンプを充実させる

ソロ用の焚き火台を選ぶポイントとおすすめについて書いてきました。
ざっくりまとめると、選ぶ時は下記のポイントに注目。

  • どのくらいのサイズの薪を使うか
  • 収納サイズはどれくらいが良いか
  • 焚き火で料理をするか、しないか
  • 組み立てや片付けがしやすいか

自分のスタイルにビシィッ!!と合う焚き火台に出会うと、焚き火する時の細かいストレスが減って、ソロのゆったりとした時間が充実します。ほんとに。

正直、焚き火なんてどんな焚き火台でもできる。地面に石並べてやるくらいだし。でも「ストレスがない」って大事だと思うんです。純粋に焚き火を楽しめる。

本記事があなたにしっくりくる焚き火台選びの参考になったら嬉しく思います。

記事に登場した焚き火台

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