そういった経験はありませんか?
焚き火をするときは、きちんと準備を整えればマッチ一本でも簡単に着火できます。
今日は、焚き火をする時簡単に火をつける方法をお伝えします。
記事の内容
- マッチ一本で簡単に着火する方法
- 焚き火におすすめの道具
どんな風に焚き火をするかは場合によって様々だと思います。
・買った薪に着火剤を使って火をつける人
・拾った木にライターで火をつける人 などなど
僕はブッシュクラフトという最低限の装備で自然遊びを楽しむスタイルが好きなので、焚き火に着火剤やガスバーナーは使いません。
「そんな不便なことしないわ!着火剤使うわ!」
という人も多いかもしれませんが、技術を身につけておけば、着火剤を買い忘れた時や薪が湿っていて火がつかないという時に役立つと思います。
それでは、詳しく見ていきましょう。
マッチ一本で簡単に着火する方法

下準備をきちんとする
なかなか火を起こせないという人の中には、火をつけた着火剤の上にいきなり太い薪を置いたり、薪に直接ライターで火を付けようとしたりする人がいるかもしれません。
それでは、カラカラに乾いた薪ならまだしも、少しでも湿っている薪には火をつけるのは難しいです。
火起こしに大事なのは下準備。
準備さえしっかり済ませていれば、あとは火を入れるだけで勝手に燃え上がっていきます。
具体的に言うと
1. 松ぼっくりや杉の葉など火が付きやすい素材
2. 極細の枝から太い枝まで、様々な太さの枝
3. 最終的に火を付けたい薪
を準備します。1〜3まで順番に火が移っていくようにするためです。
薪を購入した人でも、なかなか火が付かない場合はぜひ周りを見回して枝を拾い集めてみてください。

写真の左上が杉の葉っぱで、あとは細い枝から太い枝、そして薪までを準備します。
ちなみに、この写真を撮った日は前日に雨が降ったため、全体的に湿っています。
火をつけたらじっと待つ
材料が揃ったら、葉っぱから順番にどっさりと重ねてしまってOK。
そして、一番下の葉っぱにマッチで火を付けます。
杉の葉っぱはとても燃えやすいので、多少湿っていても火が付きやすいです。
あとは細い枝から徐々に燃え広がっていきます。
ここでやってしまいがちな失敗が、火を大きくしようと息を吹きかけてしまうこと。
湿っている枝や薪の場合、火がついて熱がこもることで水分がどんどん蒸発していきますが、息を吹きかけるとせっかくこもった熱を逃がしてしまいます。
火が見えていれば消えることはないので、息は吹きかけずにじっと待ってみてください。
一連の動画を載せておきます。
動画では、一度着火したらあとは何もいじっていません。
徐々に火が大きくなっていき、途中からは木の中の水分がジュウジュウと音を立て始めます。
材料をきちんと準備するだけで、こんなに簡単に火を起こすことができます。
焚き火におすすめの道具
焚き火におすすめの道具を紹介しておきます。
焚き火台
コンパクトに持ち運べて便利な焚き火台です。
斧
薪を現地調達する場合にはあると便利です。
ノコギリ
こちらも、薪を現地調達する人には必需品。
火吹き棒
火が付くまでは吹かないほうがいいと書きましたが、一度火が付いたあとに消えそうになったらこれで息を吹きかけてみましょう。
一点に集中して吹き込めるため、火を復活させることができます。
まとめ:コツを学んで上手に火起こししよう
ポイントをまとめます。
・下準備をしっかりやれば火を起こしやすい
・薪が湿っていたら、着火後はいじらない
焚き火でなかなか着火できない場合は、この2つを意識してみてください。
それでは!