こんにちは、T島です。
自由な張り方ができる事で大人気の「DDタープ」。あまりの自由度の高さに「さて、どんな張り方をしよう?( ˙-˙ )」という方も多いと思います。
そんなあなたに向けて、簡単に出来て快適な居住スペースを確保できる「ダイヤモンド張り」に少しアレンジを加えた張り方を紹介します。
記事の内容
- 【DDタープ】アレンジ版ダイヤモンド張りの道具と張り方
- ダイヤモンド張りは簡単で広々、焚き火もしやすく重宝します
この記事を書いている僕は、DDタープを使い始めて約2年。様々な張り方でデイキャンプやタープ泊を楽しんできました。
最近はダイヤモンド張りにハマっており、一般的な張り方に少しアレンジを加えて張っているので、その張り方をご紹介します。
【DDタープ】アレンジ版ダイヤモンド張りの道具と張り方
一般的なダイヤモンド張りにちょっとだけ工夫を加えた張り方です。
設営に必要な道具
まずは必要な道具からみていきます。必要な道具は全部で4種類。
必要な道具①:DDタープ
今回の主役、DDタープ。たくさん付いているループのおかげでいろんな張り方が可能です。
サイズはどれでも出来ますが、僕は3m×3mで張ってみて十分な広さだと感じました。
必要な道具②:ポール1本(木を使う場合は不要)
タープの先端を持ち上げるためにポールを使います。木目調でDDタープに良く似合うDODのウッドタープポールがおすすめ。
後述しますが、落ちている枝や立っている木を利用して設営する場合はポール不要となります。
必要な道具③:ペグ(5〜6本)
安いものでも、メーカー品でも、枝で作ってもOK。軽さを求める人にはMSRのペグがおすすめ。
ポールを使う場合は6本、ポールではなく立っている木を使うなら5本必要です。
必要な道具④:ロープ
安いロープでもいいですが、丈夫なパラコードがおすすめ。風に煽られても切れる心配がないし、好きな長さに切って使えるので便利です。
アレンジ版ダイヤモンド張りの設営手順
▲完成形はこんな感じです。
手順①:木やポールにタープ先端を固定する
タープの角を立っている木に固定します。手を伸ばしたくらい高さに結ぶと、タープ下のスペースが広くなります。
※立っている木ではなくポールで設営する場合は、手順②を先にしてください。ポールを立たせられませんので。
手順②:タープ中央のループからロープを張る
一般的なダイヤモンド張りだとタープの角をペグダウンしますが、中の空間を広くするために中央のループを引っ張ります。
少し離れた所にロープの先端をペグダウンすればOK。
手順③:タープ左右の角をペグダウン
手順①で固定した角からピンと張るように意識すると、完成したときに綺麗になります。
手順④:タープの2ヶ所をペグダウンし角を折り込む
手順②でペグダウンした角から2つ目のループをとめます。角は内側に折り込むとスッキリ。
内側に折り返された部分は、中で荷物を置くスペースになります。
これで完成!
10分あれば設営できるので楽チン。
ダイヤモンド張りは簡単で広々、焚き火もしやすく重宝します
この張り方の特徴は4つ。
- 広々した空間
- 防風性が高い
- 人目を遮れる
- 焚き火をしやすい
これらの特徴のおかげで快適に過ごせます\( ˆoˆ )/
特徴①:広々した空間
タープの背面をロープで引っ張っているため、内側が広くなっています。タープ内でのんびり過ごす時にいい感じ。
また、タープ前方に向かって座り料理などの作業をするときには、視界にタープがほぼ入らずめっちゃ開放的です。
特徴②:防風性が高い
風向きに気を付け、タープ後方から風が吹くように設営すれば、タープ内は風の影響なし。焚き火がしやすく助かります。
逆に風に向かって張ってしまうと、風をもろに受けてタープが飛ばされそうになるので注意です。
キャンプ場について設営する時って、テンションが上がり気味で風向きを読み忘れたりするんですよね笑。僕は最初の設営で真正面から風が吹き、タープが煽られてしまいました(°_°)
特徴③:人目を遮れる
人通りがある方に背を向けて張れば人目を遮れるので、「のんびり一人でキャンプしたいけど、人が多いな、、、」なんて時に使えます。
特徴④:焚き火をしやすい
タープ先端を身長より高めにする事で、焚き火の際に火の粉が届きにくくなります。僕はこのスタイルでタープを焦がした経験はありません。
「とはいえ、ちょっと不安だな、、、」という場合は、火の粉が届くかもしれない範囲にエマージェンシーシートを張っておけばOKです。
タープ泊には不向きかも
開放感が特徴の張り方なので、閉め切ってのタープ泊はできません。
開放的なまま寝られる人はタープの下でそのまま寝ちゃえばOKですが、そうでない人には抵抗がありそう。
DDタープで閉め切ってタープ泊したいという方は、DDタープでタープ泊!おすすめの張り方【クローズでタープ泊も可能】を参考にしてみてください。
今回は以上になります。
簡単にできる張り方なので、次回のキャンプでパパッと試してみてください!
それでは!
追記:解説動画を公開しました
ダイヤモンド張りにおすすめの道具
おすすめ記事