ブッシュクラフトをするときの寝泊まりのしかたについて、木などで簡易的な居住スペースを作る上級者を除いてはテント泊を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
今回は、ブッシュクラフターにおすすめのテントの条件を考えた上で、5つのテントを紹介します。
ブッシュクラフト用のテントを選ぶ際の条件
まずはブッシュクラフトにはどんなテントがいいのか、条件を考えてみます。
条件 1 . ワンポールテントかパップテント

ブッシュクラフトは最小限の装備で森に入るのが一般的。収納サイズが大きなテントを選んでしまうと、それだけで荷物がいっぱいになってしまいます。
そう考えると、幕一枚だけを持ち込むだけでいいワンポールテントやパップテントがおすすめ。
現地でちょうどよい木を拾えるようであれば、ポールを持っていく必要もありませんからね。
条件 2. 火に強いコットン素材

ブッシュクラフトは焚き火を燃やしている時間が長いので、火の粉が飛ぶことも多いと思います。
ポリエステルなどの火で溶けやすい素材だと火の粉ですぐに穴が空いてしまいます。コットン製のテントなら火に強いので穴が空きにくく、安心してブッシュクラフトを楽しめます。
ブッシュクラフトにおすすめのテント5選
それでは、上記2つの条件を満たすテントを5つ紹介します。
1. ポーランド軍 ポンチョテント
1枚ではポンチョとして使え、2枚連結させるとテントになるというもの。コンパクトに畳むことができるので持ち運びにも便利。自然に調和する色合いが魅力的ですね。
最近はミリタリーテイストなキャンパーやブッシュクラフターが増えている印象があり、軍物も人気が出ているようです。
2. テンマクデザイン 炎幕DX
パップテントのようなデザインの「炎幕」は、コットン100%で火の粉に強く、収納サイズも18×55cmとコンパクト。ベージュの色合いも自然に馴染み、景観を損ねません。
3. DOD パップフーテント
こちらもパップテント風のテントですが、広いタープスペースやメッシュのドアがついているなど快適性も重視されています。また、コットンとポリエステルの混紡生地のため、防水性や軽量性も高めてあるとのこと。
現在は販売終了となっていますが、2019年の秋に後継モデルが発売されるようです。
4. テンマクデザイン パンダTC
ワンポールタイプのテントで、生地はポリコットン。四角錐というめずらしい形のワンポールのため、居住性が高くなっています。
出入り口がダブルジッパーとなっているため、薪ストーブを入れた場合に煙突を出しやすいです。
(ちなみに僕もこのテントを使っています。初めてのコットン生地ですが、手触りの良さ火の粉への安心感、結露への強さに感動を覚えました。)
5. Tschum 2P SOSWA
こちらは、ドイツの職人によるハンドメイドのテントで受注生産商品とのこと。
ハンドメイドなだけあってかなりいいお値段となっていますが、ダントツでかっこいいテントなのではないでしょうか。
テント上部は開放できるようになっており、テント内で焚き火もできるようです。
デンマークの人気ブッシュクラフターの動画でも使われています。この動画をみるとすごく欲しくなってしまうので、注意してご覧ください笑。ああほしい、、、
さて、今回はブッシュクラフトにおすすめの5つのテントについて書いてきました。コンパクトで火に強いテントなので、ブッシュクラフトで活躍してくれること間違いなしです!
それでは!