そんな疑問をお持ちのブッシュクラフト初心者に向けて、斧の使い道について書いていきます。
記事の内容
・どんな場面で斧を使うのか
・ブッシュクラフトに斧は必須か
・とりあえず買ってみようという人におすすめの斧
どんな場面で斧を使うのか
斧を持って山に入り、一体どんなことに使うのかを紹介します。
イメージとして、動画を載せておきます。
斧の使い道1:枝落し
ブッシュクラフトで山に入ったら、シェルターの設営や薪の確保のために木を調達しなければなりません。
いい倒木を見つけたとして、だいたい細かい枝が広がっていますよね。その枝をいちいちノコギリで切ったり、手で折っていくのは手間と時間がかかります。
斧があれば、細かい枝は適当に叩けば簡単に落とせます。材料集めの時間を短縮することができます。
斧の使い道2:薪割り
斧といえば薪割りですよね。ノコギリで切った木を細く割って薪を作るときに使います。
薪を現地で作れるようになると、わざわざ買う必要がなくなるため費用も浮きますし、買った薪を持ち込む必要もないため荷物が減ります。
斧の使い道3:クラフト
ペグやポールなどを作る場合、地面に刺すために先端を尖らせたければ、斧で削ると早く作ることができます。
また、細めの木ならノコギリで切らずに斧で叩き切った方が早いことも。
斧の使い道4:ペグ等の打ち込み
ペグやポールを地面に打ち込む場合、斧の刃と反対側をハンマー替わりに使えます。そうすればわざわざハンマーを持っていく必要がありません。
※斧によってはそのような使い方をしないようにと注意書きがあるので、自己責任で。
ブッシュクラフトに斧は必須か
上記のような使い方くらいであれば、実際は斧が無くてもそれほど困らないのかもしれません。もちろん、あった方が便利ではありますが。
理由はナイフとノコギリで済ませられる作業も多いからです。
太い木を切らなければ薪割り不要
割る必要がない細めの木をノコギリで切って薪にすれば斧は必要ありませんよね。
細い木だとすぐに燃え尽きてしまうのが難点ではありますが。
クラフトはナイフがあればどうにかなる
木を削るような作業は、斧でなくナイフで代用することができます。ペグを作るときなんかが当てはまりますね。
ペグの打ち込みは、石などで代用
これに関してはノコギリやナイフではできません。落ちている石か、木の棒などで打ち込む必要があります。
無くても困らないけど、あると便利
以上のように、斧がなくても割とどうにかなります。
でも、もちろんあったら作業が簡単になりますし、斧を持っていた方がブッシュクラフターという感じがしますよね。
僕的には、ナイフとノコギリの方が優先順位が高いです。ブッシュクラフトをさらに楽しむために、斧があるとできることが多くなるし便利になるといった感じですね。
とりあえず斧を持っておきたければ、ハスクバーナがおすすめ
「斧の使い道や、無くても大丈夫なことは分かった。でもやっぱり斧に憧れるし、あった方が便利なら持っていたい。素材とか使い心地とか詳しいことはわらかないから、とりあえずおすすめを教えて!」
そんな方には、定番のハスクバーナの手斧がおすすめ。
キャンプやブッシュクラフト用の斧を調べれば必ずと言っていいほど紹介されている、定番で評価が高い斧です。
僕もこれを使っていますが、不満は全くありませんし、違う斧が欲しいなーとも思いません。
コンパクトな手斧なので、薪割りからペグ作りなどの細かな作業までこなせて万能です。
まとめ:斧は必須とまではいかないが、あると便利だしできることが多くなる
記事をまとめます。
・斧を使う場面は、枝落とし・薪割り・クラフト・ペグの打ち込み
・斧がなくてもノコギリとナイフがあればどうにかなる
・とはいえ、斧があった方が便利だしできることが多くなる
・斧選びに悩んだらとりあえずハスクバーナでOK
ブッシュクラフトの動画を検索すれば、斧を実際にどんな風に使っているかが分かります。
自分ならこの作業するかな?という視点で観てみて、斧が必要かどうか判断するのもいいと思います。
それでは!