アルトラのローンピーク6ワイドを履き始めてからというもの、嫌になるくらい幅広な僕の足にもすごくフィットしてくれるし、軽くて通気性も良くとても気に入っています。
ただ一点、歩いていて気になっちゃうのが、葉っぱやら小枝やら砂利やらが靴の中に入ってくること。
ローンピークがどうこうって話でなく、ローカットシューズの宿命なのでしょうがないです。
その悩みを解決すべくティートンブロスのパワーゲイターを使ってみたら、これがめちゃくちゃ良いので、使用感をまとめてみます。
パワーゲイターはアルトラ専用のゲイター
パワーゲイターは、アルトラのトレイルシューズに装備されている「GAITER TRAP」に対応しているゲイターです。
シューズの踵部分にあるマジックテープが「GAITER TRAP」。何に使うのか疑問に思っていたのですが、まさか専用ゲイターのためのものだったとは。
前方は靴紐にフックを引っ掛けます。ローンピーク5にはフックを引っ掛けるための金具がありましたが、6には無くなって靴紐に引っ掛けられるようになりました。
金具が邪魔だという声が多かったらしく、よりシンプルな形に進化したみたいですね。
GAITER TRAPとフックの2つの装着方法のおかげで、よくある靴底にベルトを通すゲイターよりも装着が楽そうだし、シルエットもスッキリしていることが気に入っています。
パワーゲイターをローンピークに装着
装着はすごく簡単。シューズを履く前にパワーゲイターに足を通しておきます。
シューズを履いたら、先述した2つの装着部分を取り付けるだけ。
まずフックを靴紐に引っ掛けて
踵のGAITER TRAPでマジックテープ部分を挟みます。
あっという間に装着完了。取り付けのストレスが全くなくてお気に入りです。
ちなみに僕のシューズはローンピーク6ワイドです。僕はかなり幅広な足で、幅広タイプの登山靴でも小指の付け根が痛くなってお店で広げてもらったくらい。
そんな足でもローンピーク6ワイドはすごくフィットしてくれて、何の窮屈感もなく気持ちよく歩き続けられます。サイズは26cmで、普段の靴と同じくらいです。
(後から発売されたブラウンカラーが、もう一足買い足したくなるくらいカッコイイ。でもワイドタイプはないみたい。。)
ゲイター、すごい
実際に装着して山を歩いた率直な感想が、「ゲイターすげえ」でした(語彙力)。当たり前かもしれないけど、小石や葉っぱ、枝などが全く入ってきません。
これまで、細かい枯葉などがウールの靴下に絡みついて、取る時にウールが毛羽立っちゃうのが嫌で困っていました。そのストレスともおさらばです。
僕はゲイターを使うのが初めてなので、これら効果を初めて実感して感動しました(°_°)
パワーゲイターは装着感が全くない
購入前の不安点として、足首らへんに「ゲイターがついてる感」を感じるのかな?と思っていたのですが、心配無用でした。
ゲイターを付けている感覚は全くなく、装着していることを忘れて山歩きに集中できます。こんなにノーストレスで歩けるのかと驚きでした。
パワーゲイターは撥水もバッチリ
撥水はかなり強力で、水をしっかり弾いてくれます。
パワーゲイターを付けて初めてのハイキングで予想外の雨に打たれてしまいましたが、下山後に足元を見てみたらバッチリ撥水してくれていました。
これなら、足と靴の間から雨が入るのをバッチリ防いでくれます。
僕は非防水のローンピークなので靴の中は濡れていましたが、防水のローンピークにパワーゲイターを付けてレインパンツを履いたら雨もへっちゃらそう。
「ローンピーク オールウェザーも欲しいなぁ」なんて考え始めちゃってる自分がいます。だめだめ、ガマンガマン。
靴を履いたままの脱着はできない
ジッパー付きのゲイターと違って、パワーゲイターは靴を履いたままの脱着は不可。
ここに不満を感じる方もいるようですが、個人的には今のところ全く気になっていません。
なぜなら、行動中は常に装着しており脱着したい場面がないからです。歩き始める前に付けて、下山するまでずっと付けっぱなしです。
出発前に家で足首に装着し、サンダルで移動→山に着いたら靴に装着→行動中は付けっぱなし→下山後、靴と一緒に脱ぐ
僕は上記の感じで使っています(家で付けちゃうのは、僕はこういった小物はすぐ忘れちゃうので忘れ物防止のためです笑)。
そんな感じで、不満に感じる部分は特になく快適に使えています。
ローンピークとパワーゲイターで快適ハイキングを!
ローンピークを購入して半年間、ゲイターなしで歩き続けてきて感じていたストレスが、パワーゲイターのおかげでなくなりました。もはや手放せない存在です。
ローンピークをはじめ、アルトラのGATER TRAP付きシューズを履いている人にはぜひ試してほしい商品です。