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ボックス型の焚き火台が使いやすい理由【平面型との違い】

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こんにちは、Tシマ(@t_tshima1991)です。
ここ2年くらい、焚き火台はボックス型ばかり使っています。

長いこと平面型の焚き火台を使ってましたが、ボックス型の使いやすさの虜になってからは平面型の出番は激減しちゃいました。

というわけで今回は、ボックス型の焚き火台はどこが使いやすいのか、平面型とどう違うのか、おすすめの焚き火台についてもまとめていこうと思います。

※本記事で「ボックス型」は、燃焼部が壁で囲まれた形の焚き火台を指します(四角い箱型の焚き火台だけでなく円柱型も含む)。

ボックス型の焚き火台が使いやすい理由

僕がボックス型が使いやすいと感じる理由は3つあります。

①燃焼効率がいい

火がすぐ付いて、よく燃える。
これがボックス型のいちばんの魅力です。

ボックス型は、内部の温度が上がると空気が下から上へと流れ、火力が上がりやすいです(煙突効果)。

さらに、ボックス型は薪を横に寝かせて置くのでなく立てかけるように入れるものが多いので、火は上へ上へと移っていきます。

そんなことから、火を付けやすいし着火後も燃え広がりやすく、めちゃくちゃ焚き火しやすいです。

②風の影響を受けにくい

燃焼部が囲まれているので風の影響を受けにくいです。

下の画像は焚き火中に風が出てきちゃった時の様子。上から出た炎は風に流されてるけど、中にはモロに風が当たることはありません。

そのおかげで、平面型に比べて風に吹かれても火の粉が飛んだり灰が舞い上がったりしにくいんですよね。炎が暴れて焦るみたいなことが減り助かります。

着火の時も、風でライターやチャッカマンの火がつかない時はボックス内で付ければいいので楽。

アウトドアに風はつきものだけど、ボックス型焚き火台のおかげで助かる場面が多いです。

③焚き火料理しやすい

火が平面型みたいに広がらずある程度集中します。上にクッカーをおけばしっかり火が当たるので「風で炎が揺られて料理しにくい」みたいなこともなし。

なんというか、炎が思った通りにダイレクトにクッカーに当たってくれるのがストレスないですね。よく焚き火料理をする人には結構ありがたいと思います。

ボックス型焚き火台と平面型焚き火台

ボックス型の魅力を書いたけど、じゃあ平面型は使いにくいかと言われればもちろんそんなことはないです。それぞれの良さがあるわけですね。

ボックス型と平面型の焚き火台と比較して、どっちがどんな使い方に適しているか考えてみます。

ボックス型はスピード重視

僕の中でボックス型は「スピード重視の時」に向いていると感じています。

なぜなら、着火しやすく火の回りが早い、そして高火力なことで、焚き火を始めてから最大火力に至るまでがとにかく早いからです。

もちろんゆったり焚き火する時にもボックス型は使うけど、特に便利だと感じるのが下記のような場面。

日帰りで焚き火

デイキャンプでは、泊まりの時みたいに一晩中のんびり焚き火ってわけにはいきません。「サクッと火を付けて料理して火いじりを楽しんで、暗くなる前に片付ける」みたいな感じだと思います。

ボックス型は火起こしが簡単なのですぐに焚き火を開始できるし、料理しやすいので手間取りません。そして火力が強い=燃え尽きるのも早いので、片付けも楽。

日帰りで時間が限られている時にはピッタリの焚き火台です。

アクティブな遊びと焚き火

僕がボックス型の恩恵をいちばん感じるのは、アクティブ要素がある外遊びの時。ハイキングやサイクリングしつつ良い場所を見つけたら焚き火して飯タイム、みたいな場面です。

焚き火が目的なわけでなく「ついでに焚き火」って時に、サクッとできちゃう。平面型だと「焚き火はやめとくか」って場面でも気軽にできちゃうんですよね。

アルストも使えると更に便利

ボックス型はアルコールストーブの風防にもなる物が多いです。「焚き火するつもりだったけどやっぱめんどい」って時でも臨機応変に対応できて便利。

焚き火したいけど薪が見つからないとか湿ってるとか、そんな時のバックアップになるから心強いです。

のんびり焚き火したい時は平面型

ボックス型は火が回りやすく火力も強い反面、薪の消費は早いです。油断すると燃え尽きていることもしばしば。なので、のんびり炎を眺めていたい時には平面型が向いている気がします。

あと、ボックス型は上からじゃないと薪が燃えている部分が見えにくいですが、平面型だとよく見えますね。焚き火鑑賞にはピッタリ。

以上を簡単にまとめると

  • サクッと簡単に焚き火→ボックス型
  • のんびりと焚き火鑑賞→平面型

ってイメージ。僕はそんな考え方で毎回どっちの焚き火台にするか選んでいます。

組み立てやすいボックス型焚き火台がおすすめ

ボックス型焚き火台は、組み立てやすさを重視して選ぶのがおすすめです。

組み立てがゴチャゴチャしていると「サクッと焚き火できる」「スピード重視の時にピッタリ」などの魅力が半減しちゃうからです。

組み立てが面倒だと使わなくなる

例えば、僕はB-6君とかネイチャーストーブラージを結構長く使ってました。

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どっちも人気のボックス型焚き火台だし、組み立て以外の面では気に入っていました。でも繰り返し使っていくと面倒な組み立てが億劫で出番激減。

こういった焚き火台は「簡単に使える」を重視する場合には向かないのかもしれません。

組み立てが早いボックス型焚き火台

そんなこんなで僕が現在使っているのはピコグリル239。組み立てが一瞬なボックス型焚き火台です。

コンパクトで組み立てが楽、薪をくべやすく料理もしやすいのでめちゃくちゃ便利。アルストも使えるので、焚き火が面倒な時はアルストの風防にしてます。

ほんとはブッシュボックスXLが欲しかったけど、財布と相談してピコグリルを選択。見た目はブッシュボックスが好きだけど、ピコグリルで十分満足してます。

そこまで大きく焚き火しない時は、エバニューのアルストスタンドを使います。これも組み立てが簡単でよく燃えるし、チタン製で52gと超軽量。

ピコグリルとは反対で「アルストを使うつもりだけど気が向いたら焚き火しようかな」って時はこっちを選びます。

それぞれ選んだ理由や細かいレビューは記事や動画にしているので、参考にしてみてください。

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というわけで、スピード重視派や簡単に焚き火を楽しみたい人にはボックス型焚き火台がおすすめです。

使ったことがない人にはぜひ、ボックス型の手軽さを味わって欲しいです\( ˆoˆ )/

【動画で解説】ボックス型と平面型の違い

 

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