そんな事を考えてる人って、結構多いのではないでしょうか。
僕は、何度もキャンプをしているうちにより野生的なスタイルのブッシュクラフトに興味を持ち始めました。
しかし、最初は何から始めればいいのかやどんな道具が必要か分からず、色々リサーチをしました。
自分なりに考えて準備し、初めて本格的にブッシュクラフトにチャレンジした時の様子を紹介します。
何から始めるか
ブッシュクラフトをしてみようと思っても、はじめから木を組んで寝床を作ったりナイフ一本で色んなものを作ったりと、海外の本格的なブッシュクラフターがやっているような事をするのは難しそうですよね。
そこで僕は、とりあえず自分にもできそうな4つのことからやってみました。
①リュックひとつだけで出かける
②火起こしにライターや着火剤を使わない
③燃料は現地で拾う薪だけ
④テントじゃなくてタープ泊
これをやるだけでも、快適なキャンプとはかなり違った時間を過ごせそうな気がしませんか?
ブッシュクラフトを始めるために買ったもの
上記4つを試みるために新たに買ったものリスト。
最小限の荷物で出かけられるように今までのキャンプ用品を見直し、必要なものを買い直しました。
荷物を減らしたいがために新たな道具を買うという矛盾は気にしてはいけません。笑
ナイフ(モーラナイフ)
初心者でも手を出しやすいお手頃価格でありながら、評判もいいモーラナイフ。
錆びにくく気軽に使えるステンレス製もありますが、より頑丈でブッシュクラフトにも向いているカーボンブレードを選びました。
錆びやすいのが欠点ですが、黒錆加工を施せば赤錆はつきにくくなります。
ノコギリ(ゴムボーイ)
携帯性の良い折りたたみノコギリ。あまりコンパクト過ぎても刃渡りが短か過ぎて切りにくそうだったので、少し長めの物をチョイス。
手斧(ハスクバーナ)
自分で薪を作るために購入。予算的に厳しい人は、ノコギリだけ準備して細めの木を切り、そのまま薪にするのもいいと思います。
バックパック(DD hammocks)
他のミリタリーなバックパックと比べてリーズナブルですが、しっかりしたつくりでポーチもついているなどコスパがいいです。
タープ(DD hammocks)
ループがたくさんついていて色んな張り方が可能です。これ一枚を持っているだけで色々な使い方ができて便利です。タープ泊をする際の設営についてはこちら。
焚き火台(ピコグリル)
薄くて軽い焚き火台。直火OKのキャンプ場が近場にないので重宝しています。
いやはや。結構買ってしまいました。
待ちわびた春!初ブッシュクラフトへ
冬の間に必要なものを一通り揃え、待ちに待った春を迎えて山の中へ出発!
どこでやるかついては色々考えましたが、今回は日帰りなので近くの山の中のキャンプ場へ。(場所についての考えはこちらにまとめています。)
到着したら、まずはタープ張りのために支柱用とペグ用の木を探して歩きました。
この時点で、快適キャンプとは全然違った動きです。
リュックひとつだから搬入で車とフィールドを往復するなんて事はないし、テントを広げてポールを伸ばし始めるのではなく、使えそうな木を探し回ります。
序盤から「自然を満喫できているな〜」という気分になりました。
拾った枝でペグを作ります。
ペグ作りだけでも、すぐ折れてしまう木があれば丈夫な木もあり、苦労しながらかなり楽しめました。
やっとタープの設営完了。
結構時間がかかったけど、すごい達成感。
お次は薪探し。
前日までの雨で、濡れた木ばかり落ちていました。なんとか乾いたものを見つけ、ノコギリで切ります。細い木しかなかったので、斧はあまり出番なし。
ようやくコーヒータイムで一息。
ああ、至福の時間。
フル装備でソロキャンプをしていた時は、何でも便利にできて、暇だなーと感じる時間が多くありました。
ブッシュクラフトは、材料探しも、タープ張りも、薪割りも、火起こしも、試行錯誤して時間をかけなければなりませんでした。
常に何かに夢中になっているので、ずっと楽しい。なにより、自然の中で生活してる感をひしひしと感じます!!
普通のキャンプも楽しいけれど、私はこのスタイルの方がすんごく楽しくて、気に入りました。
やりたい人は、できることからすぐできる!
ブッシュクラフトに興味があるけど
どんなことをするの?何から始めればいいの?
と疑問を持ってこのページに来てくれた方には、まずは1つでもいいので何かやってみる事をおすすめします!
薪を買わずに現地に落ちてる枝を燃やしてみるとか
ライターを使わずに落ち葉とマッチだけで火起こしするとか。
できそうな事から始めて、より自然を体験できる形に試行錯誤していきましょう。色々考えながらやっていくうちに、自分のスタイルが定まっていきますよ!